第4話 旅行
弟が、「はじめまして、れいもんどです」と他人に挨拶・自己紹介ができるようになった頃。
家族で旅行する事になった。
その日は、景色の良い町で、劇を見る予定だ。
だが要注意。
設定では、このイベントで家族が死んでしまうのだ。姉である私も死んでしまうらしい。けが人とかもたくさんでる。
なんとしても、原作の流れを改変しなければ。
気を引き締めすぎて仏頂面してたら、「他の町に行けないからって、いつまでもすねてるんじゃありません」と母に言われてしまった。
旅行の前にいくつか候補地があったので、今回来た場所が不満だったのだろうと思われたらしい。
全くの誤解だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます