第3話 ハーレイ・クイーンの華麗なる覚醒
スーサイドスクワットの続編です。
最近のDCの映画は、アクションやヒーロー物の映画としては物足らなさやゴチャゴチャ感を感じます。
ですが毎回、何らかの考えさせられる物を感じられるのも最近のDC映画の良さだと思います。
この『ハーレイ・クイーン華麗なる覚醒』も
ハーレイっぽい派手さはありますが、それだけではない考えさせられるものもありました。
この映画に出てくる女性たちはみな、何かしらの不幸というかそういう生い立ちを抱えています。
そしてそれでも必死に生きている。
ただのヒーロー物の悪役のお話ではなく、それも気になってくる映画でした。
綴りごと『生きる術』
この映画の女性たちはみな、何かによって人生をドロップアウトさせられてしまった人たちばかりでした。
ネタバレになりますが
特に、主人公のハーレイなどは親に捨てられ
その後に努力して大学を出て心理学の仕事をしていたのにジョーカーに出会い、メチャメチャにされてしまいます。
だけど彼女は腐る事なく、一生懸命生きていこうとします。
誰かのせいにする事なく、マイペースに進んでいく。
前はジョーカーに頼り、ジョーカーの虎の威を借る狐状態で、自分の力で生きてこなかったはずなのに
大変な中をもがきながら頑張っていきます。
生きる術は、「誰かに頼る事」「誰かを恨む事」をしないで前を向いて踏み出そうとする時の「心」であり「動き」が前向きにできるか
なんだと感じました。
経験があっても動けなきゃダメだし
頭脳があっても活かさなきゃ意味がない。
生きる術は一歩を踏み出せるかなんだと思います。
映画と綴り事 ピューレラ @natusiiko2
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