第14話 樫木家訪問パーリィ②

 私、すみれちゃん、みこみゃん、カナンちゃんとで樫木くんのおうちにお呼ばれすることになった。


 地図アプリを頼りに住宅街を歩いていた。


「ここら辺だと思うんだけどな」

「進くんがいたら、すぐにわかったんだけどね」

「進が言ってた樫木家の秘密が気になるな。カナンは何か知らないのか?」

「いや、私も自宅にお邪魔したことも無いですし、准弥とも最近知り合ったばかりですからね、さっぱりわからないです」

「実は超大富豪の息子とか、反社会組織のドンのセガレだとかあるかもしれないな。いやないか。」

「それにしても、みこちゃんどうしたの?」

「緊張でお、お腹が」

「別に結婚の挨拶行く訳じゃないんだから」

「そういう会長は何ですか、その格好は?リクルートスーツですよね?」

「こ、こういうのは誠実さと清潔さが、だ、大事なのよ!面接みたいなものでしょ?」

「はぁそうですか」

 と話しているうちに目的地に着いた。


「ここだな」


『樫木』と書いた表札をみつけた。


「普通の一軒家だな」

「ええ普通の一軒家ですね」

「じゃ、みこ、インターホン頼んだ」

「ええ!?え?なんでわ、私が、そう言って皆、逃げるんでしょ?ピンポンダッシュするんでしょ!!?」

 物静かなみこちゃんにふさわしくない大声が飛び出る。

「冗談だよ、じゃあ押すぞ」

 すみれちゃんが樫木邸のインターホンを押した。

「はいは~い」

「こんにちわ、樫木くんと同じ生徒会のものです」

「こんにちわ、ちょっと待ってねー」

 なんだか若々しい声のだ。言ってたお姉さんかな。


 ドアが空くと若い女性が出てきた。

 ウェーブの掛かった茶色の髪、20代ぐらいだろうか、エプロン姿なのにかかわらずとてつもないオーラを放った女性だった。それにしても進くんが絶世の美女というだけある。


「は、初めまして、会長をしています水嶋光です。お姉様の話は准弥くんから聞いております」

 カナンちゃんが小声で私に言う。

「会長、姉御じゃないですよ」

「うふふ、そんなに若く見られたのね、嬉しいわ」

「え?」

 すると入口から准くんもやって来た。

「あ、場所わかりましたか?さあ、どうぞ!あっ母さんスリッパ用意して」

「あっそうね、ごめんなさいね、すぐ用意するわね。」

「「「「母さん!!??」」」」

 どうみても20代にしか見えない准弥の母を見て一同は唖然とする。

「母の翔子しょうこです。准ちゃんのことこれからも宜しくお願いします」

 お邪魔しますと続々とお家に入って行く中、すみれは何か考えている。


「どうしたの?すみれちゃん」

「あ、いや准弥のお母さんどこかで見たことがあるような気がしてですね・・・」


 私達はリビングに案内された。

 6人用の食卓と椅子、ソファーにローテーブル、それぞれに寿司や美味しそうなオードブルが並んでいる。


「どうぞ適当に座ってくださいね。母さん、そういえば父さんは?」

「お父さんは、今日は清ちゃんとゴルフ行ってるわ、遅くなるって」

「あーそうなんだ、清叔父さんも最近忙しそうだもんな。息抜きも必要だな。父さんが愚痴聞いてあげないと」


 普段の親子の会話だろうか4人は普通にそのやり取りを聞いていたが。


「今日は父はお友達とゴルフみたいなので挨拶できなくて申し訳ないとのことです」

「いや、良いのよ。お父さんもお忙しい方なのね」

「いや、父よりもお友達が忙しい人なのでこのタイミングになってしまっただけですから。やっと休みみたいで、支持率とかでストレスためちゃってるだろうし」

「支持率?」

「あら、清ちゃんのこと?清水きよみず昭一郎って人なんだけど、若い子達は分からないわよね」

「いや、総理大臣の清水昭一郎ならわかりますけどね、ははは」(んな訳ないわよね)

「あら、知ってるのね。清ちゃん支持率低いけど知名度はあるみたいよ、准ちゃん」

「あー清叔父さん見た目、威圧感あるからなー、ただの気弱な優しいおじさんなんだけどな」


『内閣総理大臣大臣!!!!』


「ちょちょ、えーと総理大臣の清水昭一郎ですか?」

「そうよ?」

 お父さんは一体何者なのだろうか。

「えーとお父様とどういった経緯で」

「あーお父さんが若いころにね、たまたま飲んでる時に、居酒屋で相席したのが清ちゃんでね、その後、意気投合して仲良くなったみたいよ」

 そんな事が日常的によくあるような口振りに困惑を隠せない。


 すみれちゃんはハッと思いだし、恐る恐る准弥くんの翔子に聞く。


「差し支えなければお聞きしたいのですけども、翔子さんの旧姓って望月でしょうか?」

「そうよ望月翔子が私の旧姓だけども?」

「すみれちゃんどうしたの?」


 いつも冷静なすみれちゃんが動揺している。


「望月翔子さんですよ!!突如として人気絶頂に若くして引退した伝説の大女優ですよ!世界の100人の美女に選ばれてる!」

「あらあら、23年前の話よ。良くわかったわね。あの時18才だったのに」

「私もその頃生まれてもないですが。よくテレビで特集してたので。ってことは41才ですか?すいません女性に年を聞くなんて・・・」

「いいのよ。そうあの頃、ストーカーに暴漢に襲われそうになったところにお父さんが助けてくれてね、それで一目惚れしちゃって、すぐに芸能界辞めて、アタックしたのよ!すぐ結婚したわ。その時に真由子ちゃんがお腹に宿ったのよ。」


 樫木家はこうと決めたら、直ぐに行動に移す家庭のようだ。

 それにしても何かとトラブルに巻き込まれるタイプだよね。

 そのトラブルも解決させちゃうからこの一族が色んなところで信頼を得てるんだろうけど。


 そういえばお姉さまが見当たらないわね。


「あれ?姉ちゃんは?」

「お風呂入ってるわよ」

「いや、今入んなくても良くね?」

「そうよね」

「ってことだカナン、ちょっと待っててくれ」


 と、そんなやり取りをした直後にリビングの扉が開いた。そこには。

 上半身裸で豊満な胸は首からかけられたタオルで気持ち隠れていて下半身は下着、いわいるパンツ一丁の女性が入ってきたのだ。


「ななな!何やってんだ!!姉ちゃん」

「あ、もう来てたんだな。悪い悪い」

「いや、そんなことより早く、着替えてこいよ!」

 そういって慌てて、姉を扉の外に押しやる。


 そのやり取りを見た四人は完全に固まっている。


 みこちゃんは顔を真っ赤にし、両手で顔を覆っているが人差し指と、中指との間には隙間があった。


 カナンちゃんは流石姉御とボソッとつぶやいている。


 そして私とすみれちゃんはまだ固まったままだった。

 半裸の女性を見ての驚きが普通先に来るのだろうけど、私達二人は違ったのだ。


 金髪ではあったけど、間違い無かった。

 あれは「ジャンヌ」だ。

 私には二人、恩人がいたのだ。

 一人はデビュー間もなくしてずっと応援し、アドバイスをくれていた准弥くん。

 そしてもう一人、私達が生徒会に入るきっかけになった人、それがジャンヌなのだ。


 ――それは私とすみれちゃんがまだ小学生だったころの話だ。


 当時の私とすみれちゃんは性格が真逆だった。

 私は正義感が強くどちらかというと活発な女の子、すみれちゃんは気が弱くおとなしい女の子だった。そう昔のすみれちゃんはみこちゃんに少し似ていたのだ。だからみこちゃんには凄く親身である。


 そんな私達二人は幼い頃から仲が良くて、毎日遊んでいた。

 ある日私達は近所の公園に縄跳びを持って遊びに来ていた。

 小学校で縄跳びの授業があって、すみれちゃんが二重飛びが上手く飛べないから、練習したいということでやってきたのだけど、先約がいたのだ。

 そこまで広くない公園で、私より年上の中学生くらいの男子5人が広く場所を陣取ってボール遊びをしている。

 正直言うとそこまで広くない公園で少し危ないので、もう少し場所がこちらもとりたかったので私はその男子達の元に向かったのだ。


「は?なんで俺達がそんなことしなきゃならないんだよ?」

「光ちゃん、もうよそう。他のところ行こう」

 しおりちゃんは弱々しく私に言っているけど、そもそも公園は皆が使う場所だし。

「皆が使う公園なんだから少しはスペースくれてもいいじゃない!」

「は?皆の公園は俺達の公園なんだよ」

 ジャイアン×5かよ。

「あんた達みたいなのがいるから、小学生が肩身狭いんでしょ!」

「あ!なんだお前!」

 と特にジャイアンツぽい一人が近づいてきた。

「ねー光ちゃん、怖いから行こうよ」


 すみれちゃんは怯えて私に声をかけるけど、私は納得するつもりも一切無かった。

 近くに落ちていた木の枝を持って構えた。


「すみれちゃんに何かしてきたら許さないから!」と睨み付けるけど、ボスジャイアンはズカズカと近づいてきて、持っていた枝を掴む。

 もちろん女子小学生と男子中学生の力の差なんて歴然だろう。全くもって動かない。


 すると頭上から声が聞こえた。


「ほんと、ダサいことしてるねー。小学生相手にイキって、あー、恥ずかし」

「だ、誰だよ!」



 声をたどると後ろのジャングルジムからだった。

 上を見上げるとそこには、ストレートロングの黒髪にセーラー服の美少女がジャングルジムのてっぺんで腕を組み、仁王立ちしている。

 セーラー服のスカートは普通より少し短く風でなびいている。というかチラチラパンツ見えてる。

 思春期の男子中学生はそれに気付き目を反らしているけど。


「と、とりあえず、おまえそこから降りろ。何か見えるだろ!」

「あ?そんなもん見えてもあんたそんな度胸ないから、何もしないでしょ?あ、見物料として、ここから去ってくれる?」


 とー!とジャングルジムから飛び降りてきた女子中学生は私達の目の前にいる男子達と対峙する。

 男子中学生も男のプライドがあるのか反論している。

「お前には関係ないだろう!」

「いや、ほっておけないでしょ。勇気出して立ち向かってる可愛い勇者さん達を目の前にして」

「んじゃなんだってんだ!喧嘩でもするのか」

「そんな物騒なことしないわよ。それに、あんた達が伸びてるとこ見るだけよ」

「は!!???」

 顔真っ赤にして怒ってるけど大丈夫だろうか?

「ってことで私達と勝負しましょ?私達が勝ったら、あんた達は退散、あんた達が勝ったら私達は離れる。これでどう?勿論ハンデ付で」

「まあ、ハンデは付けてやるよ」

 女子中学生は首を傾げてる

「いや、ハンデってあんたたちによ?」

「な、舐めやがって・・・」


 結果勝負はドッチボールになった。

 男子中学生は外野に3人、中に2人。

 私達は危ないから外野にこぼれたボールを拾ってパスをしてくれたら良いということで、コートの中はお姉さん1人だった。

 ハンデどころか完全に不利ですけど。

 先制ボールは私達チームにくれるということでドッチボールは始まった。

 始まった。のだが・・・・・


 ものの30秒で終わってしまった・・・


 ドッチボールが始まり初手の一撃がプロですか?(プロがあるのかは知らないけど)ってな具合の超豪速球で、1人目をボフッと一発当て、勢いよく戻ってきたボールをすぐさま掴み2人目もボフッた。

 音にすると、ボフッ、コロン、ボフッって感じ。

 ほふったならぬ、秒でボフッたのである。


「くそぉ、もういい、行くぞ」

 無事退散した男子中学生を見届けると、お姉さんは私達のところに近づいてきた。


「あの、ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「いや、いいんだよ。ちょっと待ってて」

 そういってお姉さんさんは私達の頭を片手ずつ、くしゃくしゃとなでて、何処かに行ってしまった。

「お姉さん格好よかったね」

「うん、でも光ちゃんも格好良かったよ、ありがとう」

「親友なんだから、私がすみれちゃん守るもん」


 離れていたお姉さんが戻ってきた。

 そして私達にパックのイチゴミルクをくれた。

「ありがとうございます」

「なあに頑張ったご褒美よ」

 そういうと私の肩を両手で掴む

「君は勇気と正義感が強いね、大事な友達を守ろうと必死だった。君はリーダーの素質があると思うよ。」

「そんなリーダーなんて」

 次はすみれちゃんの肩を掴む

「君は冷静な判断をしてたね。そして、あの子のこととても理解してるね。次は君があの子をサポートする番だね」

「はい」


 その後、お姉さんは私達と楽しくお話したり、すみれちゃんに二重飛びを教えてくれたり、はやぶさって凄い難しそうな飛び方を見せてくれたり、三重飛びを見せてくれたりしてくれた。


 お姉さんと別れたあと、私達は気がついた。

「すみれちゃん、あのお姉さんのお名前聞くの忘れた」

「あ!ほんとだ」


 その後お姉さんの名前などの詳しい情報は小学生のネットワークではたいしたことはわからなかったが、「ジャンヌ」と呼ばれていたことはわかった。


 私はお姉さんのようになりたいと思って生徒会長を目指すようになった。

 そして私のWEB小説のデビュー作「鋼鉄城の 天空姫ジャンヌ 」のモデルになったのだ。

 そんな話を樫木邸で話していた。

「へー姉ちゃんが。確かに鋼鉄城の主人公、姉ちゃんぽいとは思ってましたけど、まさかモデルが姉ちゃんだったとはね」

「ごめんね、あんまり覚えてないや。確かにそんなこともあったような。」

「いいんです」

「それにしても私、ジャンヌなんてよばれてたんだね、知らなかったわ」

「姉ちゃん結局いくつ通り名あるんだ?」

「いやーどうだろう、ジャンヌは初めて聞いたけど、地獄少女とか1人フェイトとか黄泉の女王とか」

「いや、何したらそんな呼ばれ方すんだよ」


 とまあそんな話で盛り上がっている中、准弥くんは飲み物が無くなったので買いにいくのと、予約してたらケーキを取りに外出した。


「さてガールズトークしましょ」

 6人用のテーブルには、みこちゃん、私、カナンちゃんが座り、対面に翔子さん、真由子さん、すみれちゃんが座った。

 なんだろう対面のメンツがとても恐ろしい。

 開口一番に真由子さんが話出した


「で、誰が准弥の彼女なの?」

 静まりかえるリビング。

「あら、まだ誰も進展ないのかしら」

「それは困りましたね。1人づつ進捗を教えてください」

「ってなんで、すみれちゃんそっち側なのよ。しかも一番厳しいし」

「私は関係無いですからね、付き合えないですし」

「どういうこと?」

「あれ、言ってませんでしたか?私、進と付き合ってますけど」


「「「えーーー!?」」」


「あら!進くんとそれはおめでたいわね」

「おー!進と!アイツはいいやつだからな、幸せにしてくれるぞ」

「ゲホゲホ、す、すみれちゃんそ、そんなの聞いてないわよ」

「会長には言ってませんからね」

「この!裏切り者!」

「裏切り者って。会長がモタモタしてるからですよ、そのうち誰かに取られますよ」


「それで皆はどんな男性がタイプなの?」

 翔子さんは対面の三人に聞く。


「私は話易くて、何かあったらすぐ助けにきてくれる落ち着ける人です」

「私は優しくて、誉めてくれて、アドバイスくれる人ですかね」

「私は、姉御みたいな男がいいです」


「まんま准ちゃんね」

「あーまんま准だな」

「そうですね、まんま准弥ですね」


 三人は顔を真っ赤に染めている。


「言っとくけど、准は超がつく鈍感だから、あんた達からグイグイいかないと気が付かないと思うわよ」

「そうね准ちゃんお父さんにそういうところ似てるから、私もお父さんにグイグイいったわよ」

「だそうだ、三人とも」

「あ!」

 真由子さんは何か思い付いたのか、翔子さんとすみれちゃんに耳打ちした。


「それ、良いわね!私乗ったわ!」

「それは名案ですね、面白そうですね」

 とすみれちゃんは悪い笑みをこぼす。


 な、なに何を企んでるのこの3人は・・・


 んん、と咳払いをし、真由子さんと翔子さんはこんな提案をする


「「准弥お貸しします!」」


「え?」

「まあ、もうすぐ夏休みだからさ、どうせ夏休み中、准弥はゴロゴロラノベ読んでるか、ゲームしてるだけだからね。ジャンジャンデートに誘ってあげて」


「手繋ぎOK!チューまではOK!高校生の範囲内の行動よ勿論!」


 何ですかそれ、レンタル彼氏の斡旋業者みたいになってますよ。


「そして、私、翔子さん、真由子さんで一人一人サポートにつくわ。」


「私はそうね~光さん、貴女をサポートするわ」

「え?お母様?」

「私が准ちゃんの好きなこと伝授するわ!」


「それじゃ、私はカナン、あんたのセコンドにつくわ」

「ちょっちょっと姉御!」

「何よ!私と姉妹になりたいんでしょ?准とくっつけば、あんた私の義妹になるのよ!義妹生活が待ってるのよ!リューリューにも手伝って貰うわ」

 なんか意味違うような気もしますが。


「私はみこだな。なぁに私には進も居るからね、みこはもっと准弥と近くなりたいでしょ?」

「いや、もっと仲良くなりたいですけど・・・」

「じゃあ!気合い入れていくわよ!私に続いて言いなさい!」

「え?何をですか?」

「会長をぶっこわーす!はい!」

「ええええ?か、会長をぶ、ぶっこわーす!」

「そう!拳を突き上げて叫ぶのよ!」


「ちょっと、や、やめてよすみれちゃん、なにその異端の集まりの政党みたいな掛け声」


 ということで夏休み樫木准弥争奪戦が始まるようだ。


「ただいまー」

 話が盛り上がりをみせる中、准くんが帰ってきた。

「ちょうど仕事終わった進と合流したよ」

「おじゃましーす!おばさんこんちわーす。おー!まゆ姉も久しぶり!」

「おー!進!久しぶり!あんた彼女できたんだって!」

「進くんおめでとう!」

「あー!すみれちゃん言ったのか?」

「ええ」

「!!進、すみれさんと付き合ったのか?」

「悪い、言ってなかったな」

「いやそれは良いけど、おめでとう」

「おお、サンキュー」


 と話を終えた准弥と進はぐったりしている3人を見る


「「一体何があった??」」


 こうして生徒会結成パーティーin樫木家の夜は更ける。




























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