沿革

斎藤卿の出自については謎に包まれている。

2671年に清等価主義連合内で暴動が発生した折、複数の信徒を連れて現れた人物が治安部隊と暴徒の双方を鎮圧。(この際使用された手段については明らかになっていない)

その存在が確認されて以降、我が國において政治・慈善活動を展開し、翌2672年の上院議員選挙にて当選、國政に参画することとなる。


斎藤卿の支持母体は当初、西道教(主流である日印派)信徒が中心であったが、後に正踏会の一部が合流し、戒臣党を組織。正踏会の首魁である榊氏もその影響力を認めるにあたり、2674年10月、正踏会総裁に就任。

11月には東叡陸軍 朝臣通彦准将らによる政変が計画されるも、斎藤卿は既に軍内部のシンパから情報を得ており、慈安部隊(東叡における國家憲兵)により朝臣氏は逮捕。

翌年3月には獄中にて謎の死を遂げている。


現在斎藤卿は正踏会にて副総裁の立場にあり、総裁である榊氏とともに、国政の中心を担っている。

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救世主 斎藤 礼賛 アボリジナルバタースコッチ @ikayarod

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