第3話「表記の統一について【便利な具体例つき】」
特に校正さんからチェックが入るのが表記。
ある語句を使う場合、ひらがなにするのか漢字にするのかという部分です。
以下は、表記が揺れやすいもの(表記が不統一のことを揺れると表現します)です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
具体例(ひらがな 漢字)
わたし 私
ぼく 僕
おれ 俺
こと 事
べつに 別に
しかたない 仕方ない
あと 後
とき 時
よい 良い
つき 付き
あう 合う
こむ 込む
あがる 上がる
かまう 構う
える 得る
すぎ 過ぎ
たび 度
あたり 辺り
いろいろ 色々
とめ 止め
うそ 嘘
でき 出来
なかなか 中々
たいした 大した
わりに 割に
ぶん 分
わけ 訳
あらためて 改めて
わかる 分かる
ふう 風
しあわせ 幸せ
うれしい 嬉しい
きれい 綺麗
かわいい 可愛い
まったく 全く
ぜんぜん 全然
いま 今
おいしい 美味しい
ほか 他
ほしい 欲しい
まとう 纏う
ちがう 違う
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
などなど……。
ゲラチェック(出版前に校正用に刷った紙で最終チェックをします)の段階になってから赤ボールペンで直すのは手間がかかるので、原稿を提出する前に確認して語句を統一しておくことをおススメします。「置換」機能を使って一括で変換すると楽です。
商業小説を書くときの基礎知識└|∵|┐ 秋月一歩@埼玉大好き埼玉県民作家 @natsukiakiha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。商業小説を書くときの基礎知識└|∵|┐の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます