第30話 綾子ズピクニック

 エルフ綾子2ndが爆誕して半年が経った。

 真綿が水を吸収するかの如く、知識や技巧を習得していくエルフ綾子2nd。

 まあそりゃ別綾子が専任で圧縮講習してるし、引きこもってないフレッシュなワタシですからね〜。

 エルフ綾子2ndは長いし呼びずらいのでセカンドと呼ばれている。

 セカンドの身体はぶっちゃけ耳が髪で隠れると私と見分けがつかない。

 まあ目が紅いから見分け方はそのくらいかな?初めてみた時よりは紅い枠に金色の瞳になってきているけど。

 ちなみに私は焦げ茶色枠に金色の瞳である。


「というか、まあ仕方ないけど綾子っていう呼ばれ方しかされてないの先輩綾子だけだよね」

 セカンドから直接愚痴みたいなのを聞く。

 しかし先輩綾子と呼ぶのはやめて。

 まあでも、一応、私も結社の立場だとアーニア名乗ってるんだよね。

「まあ最初はアーニアと私しかいなかったから流れ的に仕方ないよ。フレッシュ綾子よりいいじゃん」

 セカンドもこちレイちゃんにフレッシュ綾子と呼ばれはじめ、危うくフレッシュ綾子で定着するところをセカンドで落ち着かせた。


「まあね、まあみんな私の事もハイエルフだけど綾子として認識してくれてるしいいか。ノルくんも綾子って読んでくれたし。へへへ」

「よかったね〜。でもアーニアがベソかかない程度にほどほどにね。」

 セカンドはわりと控えめなんだよね。この差はどこから。


 若い綾子組で今日はお出掛け。ちゃんとオフだよ。

 セカンドも結社講習がお休みでピクニックにいくって言ったら着いてきた。

 講習かあ、懐かしいなあ。

 今は仕事任されたりして仕事でみんなが魔科学だったり処世術だったり、薬学だったりを教えてくれる。

 私も仕事じゃなく講習うけたい!あ、でも別綾子かあ。


「先輩綾子さ、どこに向かってるの?」

「野生のポークドラゴンを狩りに山へ、あとは山菜とかニンニクみたいな球根をとりに……」

「え、市場のバラ肉じゃだめなの?」


 そうダメなんだ。

 別綾子とシズルちゃんにドラゴントン汁を作ったけど「これはこれでヤミツキになるけどエルフ綾子のとは全然違う」って言われて悔しいのだ。

 まあエルフ綾子としての記憶にあるドラゴントン汁は現地調達だし、結社食堂にあった材料とは8割違うし仕方がない。

 私が作ったのは所謂豚汁レシピなのだ。


「ポークドラゴンって魔モノなのに弱すぎて品種改良されたりとか散々だよね。」

「でも美味しいよね」

「うんドラゴンは美味しい。特にポークドラゴンは」

 美味しいんだよ、でもポークドラゴンは野生も美味いとエーテルネットでは囁かれている。


 エーテルネットで調べたら野生ポークドラゴンは結社本部から70km離れた山の中腹にいるみたいなんだよね。

 で、その山に来た。


「先輩綾子さ〜、この山ってさ……」

「ん?観たことある?私も初めてみた時はそう思った。というかそうなんじゃん?」

「え?じゃあこれ……フジヤマ?」

「多分ね、私達がいる島国だってそんな形っぽいしね、微妙に違うけど。世界地図だともっとそんなんだしね」

「やっぱり?1年365日だし1日24時間だしそうじゃないかと思ってたんだよ」

「まあ、この惑星はぶっちゃけ並行世界の地球だよね。そもそも月もまんまあの知ってる月だよねハハハ」


 ちなみにこの山の名前はノル山である。

 読みはノルサン。

 まあ結社本部近いしこの島国の運営も実際結社だしね。

 表向きは女王が代々統治してる風だけど。

 まあ女王も結社員だしそもそも代替わりしておらずずっと同じ人である。

 その人が山の名前をノルサンにしてしまったんだって。

 くんくん、その事案はノルくんの匂いがするなあ。


「ノルサンか〜。ノルくんを踏むみたいで気が引けるなあ、ごめんねノルくん!」

「先輩綾子、なにそれ、まあわからないでもないけど」

 私達はノル山に足を踏み入れた。


「セカンドが積極的にたおしてね。私は加減ヘタクソだから消し炭とかミンチになりそう。」

「うん!わかった!」

 でも中々ポークドラゴンとはエンカウントしない。まあポークドラゴンは最弱だしレアだしね。

 色んな魔モノが現れたけどセカンドが対処してくれるので私は野草とか球根を探していた。

 しかしセカンドの歳くらいのころは私はまだ魔モノ倒せないしジョギングばかりしてたなあ。

 これが別綾子による講習の効果なのかな?

 半年でこれか。

 繊細な戦い方だなあ。

 刀で急所だけ狙って無駄がない。

 私?私は力でゴリ押しで大雑把である。

 エルフ綾子と混じった今の私はどうなんだろうな?まあみんな月詠式剣術だからね…実際あんまり変わんないのかも。


「あ、この草たべられるやつだ。あとはニンニクみたいな球根かなあ。」

 あった!これだ!育てる用と食べる用を沢山入れてと、あとは野生のキャベツは――その辺にいっぱい生えてんだね。

 自生したキャベツは虫対策で進化して毒性が強いんだけどね、まあ毒抜きすれば食べられるのである。

 あとはキノコかなあ、あれは帝国だったしなあ。

 まあ別のキノコでいいか。

 ベニテングダケ、無毒化してみる?無毒化すると味はおちるけどその辺のキノコよりはおいしいよね。


 と、ここまでナチュラルに話していたが本来の私はそんなことを知らない。

 大体がエルフ綾子由来の知識なのだ。

 融合って便利だねって最近は思ってきたよ。体のいいズルみたいなものである。


「お〜い!ワタシ〜!先輩綾子〜!」 

 ん、どうしたの?


「これ!ポークドラゴン!5頭も倒したよ!」


「まじで?え〜すっご!1日に1頭見かけただけでも運がいいって言われてるんだよ!?」

 ポークドラゴンはレアなのだ。


「そうなの?やったじゃん!持って帰る?」


「ここで解体してバーベキューとトン汁試作に使おうよ。」


「やったー!バーベキュー!」

 みんな大好き!お肉パーティ!


 私は初めてやるんだけどエルフ綾子の知識で手際よく解体出来た。

 解体ってこうやるのか〜。

 血を抜いて近くの川ですぐ洗って。

 必要な分を切って、よし!初めてにしては良くできたじゃん?

 1頭分だけ残して4頭はセカンドが収納空間にしまった。


「手際よいね先輩綾子」

「そう?それほどでも〜、あるかな!?」

「出た〜ドヤ顔!」

「ハハハ、もっと褒めて!」

「ハハハ」


 まあこんな感じでバーベキューの準備を始めた。

 野菜や調味料とかは持ってきたのを出して。

 トン汁は横で煮込んでいる。

 エルフ綾子の入れてたキノコは無かったけど無毒化しベニテングダケを入れてる。


 さてそろそろ肉乗せるか〜!

 …ってトングがねえ!箸でやる?でも箸で生肉掴むのはねえ。

 どうしよっか……


「トングなら持ってるよ。というか錬金術で今創ったんだけど。」

 あ、ありがと〜ワタシ!って錬金術〜!?


「あ、別綾子さん……」

 どうしてここに?バーベキューの匂い嗅ぎつけた?バーベキュー目当て?


「いや、アーニアに言われて見守ってって言われたんだよ。まあ言われなくても同じことはしたけど、貴女達2人出掛けてなにかあったらね……」

 バーベキュー目当てとか言ってすみませんでした〜!!でもバーベキュー始めたら出てきたよね?


「ありがと〜!まあ別綾子も食べてってよ!野生のポークドラゴンだよ?」


「いいの?本当に食べて、野生は高級品でしょ?」

 めっちゃ食べるんでしょ?はい!お肉追加!


「5頭もセカンドが狩ってくれたしいっぱい食べようよ」

「そうだよ先生綾子も一緒にいっぱい食べよ!」

 先生綾子?

「やったー!朝ごはんも全然足りなくて物足りなかったから嬉しい〜!!」


 やっぱり大食いじゃん、同じワタシなのにね――とまあ3人で篠村綾子だらけのバーベキューをしていた。

 概念的ボッチじゃね?


「それにしてもさ、なんというか」

 セカンドがなにか歯切れ悪くもなにかを言おうとしていた。

 なに?


「2人ともよく食べるよね、私はもうお腹いっぱいなんだけど……」


「え?少食すぎじゃない?」

「そうだよ〜、沢山たべないとフラッピングエーテルうまく扱えないよ?」

 別綾子のいう通り、わりと魔科学術式は体力の消耗がパない。

 それには同感だよ。

 まあ、でも別綾子ほど私は食べてないよね?って思ってお肉を焼こうと思ったら…


 お肉がない!!

「あ、あれ?お肉なくなっちゃった!20kgくらいあったよね!?あれ?別綾子食べすぎじゃない?」

「なに言ってるの?貴女も私と同じくらい食べてるでしょ、もぐもぐもぐ」

 え、んなわけ……――あるかも?夢中で食べていたからアレだけど。別綾子と同じペースで食べていた覚えはある。でもそれが普通だって思ってた。

「私も大食いになっちゃった!?」

「元からじゃないの?」

 え?食堂でも1食分しか食べてないよ…?

「貴女、レシピ開発の料理どうしてるの?」

「え?勿体ないし食べてるよ」

「どのぐらい?」

「レシピ開発だと1品5食くらいかなあ……――あ!!!」

「大食いじゃん」


 私も大食いだった!?まじで!?うわあ…


「いつから少食だと錯覚してた?」

「……なんも言い返せん」


 まあ今に始まったことじゃないなら仕方がないし、まあいっか。適度に運動してるし。


「まあ、貴女の術式は燃費悪そうだし仕方ないよ」

「別綾子も?」

「私は色々ある、そのうち話すよ。」

 え、なんかあるんだ、まあじゃあその時に教えて。


「じゃあトン汁食べようよ、そろそろ出来たよ。」

「凄い気になってた。」

「私は少しだけなら」


 セカンドはまだあまり食べられないみたいだね。まあでもお椀いっぱい分ならいけるでしょ?


「はい、2人ともどうぞ」

「「ありがとー」」

 2人とも反応は悪くない。

「これ!ちょっと違うけどこれ!野性味溢れるドラゴントン汁!」

 野性味かまあありあわせのサバイバル料理だしね。キノコが違うしね。


「私もシズルちゃんの中で、いや、その時は初代エルフ綾子の中で食べたけどやっぱり美味しいね。でも風味がちょっと違うような?ちょっとピリっとするし。」


「ああ、エルフ綾子が作った時のキノコがないから、ベニテングダケを使ったんだよ〜」


 途端に二人の顔から表情が消える

 あれ?無毒化はしてるよ?身体に害がないくらいには


「このピリっとするの毒か〜!!」

「いや無毒化はしてるんだけどね」

「でもベニテングダケなんでしょ?」

「そうだよ?ベニテングダケは毒性あるけど美味しんだよ?」

「まあ確かに、ちゃんと良い子が真似しないように言っときなさい。」

 お、おう、よくわからんけどわかった

 良い子のみんなは真似しないでね!!


「でもベニテングダケ癖になるかも、なんか漲るような?毒キノコじゃないの?」

 セカンドのいう通り、なんかみなぎる。


「ちょっと調べてみるよ。」

 別綾子が術式?を展開した。あれ?これ術式じゃなく権現じゃない?なんで別綾子使えるの?まあいいや、その内話してくれるんでしょ?


「あ〜、このキノコ、毒性を薄めると中のフラッピングエーテルがうまく活性化しだして下手なポーションより良いかも?日本のあった世界だとフラッピングエーテルがないから毒キノコだけど」

 大発見じゃない?


「でもまあ、この世界の結社ポーションがエリクサーだからそれに比べるとねえ」

 まあ、それはある。


「いい感じの食材ってことだね!フグだって毒あるし、食用魔モノによっては毒抜き必要だしね。でも良い子が真似しないよいに結社だけに情報はとどめよう。」

 本当に真似しちゃだめだぞ?

 

「いやあ、それにしても食べたね〜。」

「私は満足だよ」

「私はお腹いっぱい」


 なんか帰るのが面倒…


「泊まってく!?」

「いいかも〜!?」

「え、野宿?」


 あ、セカンドは知らないもんね、シレッとノルくんハウスを出した。


「はあ〜!?家!?猫型ロボットかよ!」

 セカンドがなんともいえない顔をしてノリツッコミした。


 さあて、くつろごくつろご!


「休暇最高〜!!もう働きたくね〜!」

「私も働きたくね〜!!」

 ラフ着に着換えデカすぎるベッドにダイブ!


「え、2人ともそんなに働きたくないの!?」

 セカンドのノリが悪い……まあ新入社員の真面目なノリだ。


「たまにはガス抜きしないと持たないよ?」

「そうだよ〜、ポテチとコーラでパーティしよ?」


「は、はあ、わかった……」

 ノリが悪いセカンドもポテチを口にした途端笑顔になった。ポテチ&コーラは世界を笑顔にするからね!


 な〜んて言って時間も忘れてノルくん会議したり各々でエーテルネットで小説読んだりエーテルネットサーフィンしたりしてた。

 私はセカンドが倒したポークドラゴン4頭と一緒に撮ったSNSにアップした。

 エーテルネット、というかステータスに付いてる付加価値機能的なSNSね。

 ちなみに私の垢はアーニア(日常)というHNであり別綾子と共用である。

 3ヶ月前に作った。

 これはアーニアも公認で同じ顔だとみんな困惑するしアーニアってことにしてる。

 フォロワーは60万人いる。

 みんな見すぎじゃね!?アーニア公式垢は30万だよ!?まあ、アーニア公式垢は真面目な垢だしつまんないからね。

 でも結社ってそんなに有名かなあ?世界を裏から支配してるような組織だよ?表向きは製薬だったり外食産業とか開拓事業とか魔科学研究機関なんだけどね?

 ステータスにおいては公には神が与えられたとかいってて一般人はそれ信じてるし宗教もあるからね。


 ちなみにポークドラゴンと撮った私の写真は10万いいねやリプを貰ったので私の承認欲求は満たされまくった。

 日本にいたころはトゥイッターの「ぱそこんシュキシュキおじさん」垢ではこうはいかない、オッサン扱いされてたし。

 ちなみにセカンドの写真をハイエルフのコスプレだよ〜って載せたら30万いいねされた。

 セカンドも満更ではなさそうだね、ふふ。

 別綾子もラフ着姿をみせたりして承認欲求を満たしていた。


 おや?リプが鬼の様に同じ人から来ているぞ?なんだ?この人


 Ayour.kuo

  @Anya.nichijo0907

  いつまでほっつき歩いてんだ!

  仕事全部私がやったんだぞ!?

  いまから迎えにいくわ!!全員動くなよ!?


 あ…これ…アーニアさんの裏垢だ…やべ…

 あ!術式「紅い糸」の光が飛んできた…!居場所特定されちゃった!?


「あ、もう休暇終わって3日くらいサボってた?」

「まじで?あ、3日経ってる」

「え?嘘!?あ」


 なんで!?そんな時間感覚狂うもんなの!?なんか変なもんでも食べた!?

 あ!ベニテングダケ!?


「ベニテングダケを調べたけど、フラッピングエーテルが活性化したあとには少し感覚を狂わせる作用があるみたいだね、脳の受容体に働きかける成分が……――」

 別綾子さんが解析に解析を重ねて調べたらそうだった。



「リラックスしたい時はいいけど諸刃の剣だね。なんかそういえば頭ハッピーになってたかも。」

「私もそうかも」

「普段と変わりないように見えたけどそういうことなんだよね」

 あの後もトン汁食べまくったからなあ。まだ残ってるし。


 アーニアが向かってるしどうすっぺな〜、どう謝るか〜って考えてたら…


「うぉりゃあああ〜!!!」ドゴン!バキ!

 物凄い衝撃音とともに誰かがノルくんハウスに飛び込んできた。

 あ、私のノルくんハウスのドアが!!うわぁ〜ん!!壊れちゃったよ〜うわあ〜ん!


 壊した人物は?

 鬼の形相のアーニア・フォン・シュテュルプナーゲルである。

 防御結界わりと強めにしてたけど鬼状態のアーニアさんには無意味の様だ。


「あ、アーニアさんや、ごめん。私達が悪い、でも落ち着いて?これには深いわけが……――」

「はあ!?なにがだよ!私はお前らの仕事全部こなしたんだぞ!?」


 いや、分散した元々の仕事が元に戻っただけじゃん……なんてこと言えるわけでもなく。まあ私達が悪い。


「ドラゴントン汁作ったから飲んでみて」


 怒りくるった自分自身のことをよく知っている。

 私と別綾子で考えたのはベニテングダケ入りドラゴントン汁を飲ませてうやむやにしよう作戦だ。

 謝ってもどうせ怒りは当分治まらない。


「はあ、まあお腹空いたしね、でもこの後すぐみんなには私の話を聞いてもらうからね!私がどれだけ苦労したかを。」

「いやあ、本当にごめん」

「本当ごめんなさい」

「ごめん」


 誠心誠意あやまることは大事。

 あとはアーニアの立った腹をどうひっこめるかだ。

 きっとアーニアだって怒りの矛先どうしていいのかわからないのだ。

 なら責任をもってひっこめるのが私達だ。


「ささ、飲んで」

「美味しそうな匂いだね。ズズズ……!?」

 目を見開き、アーニアさん凄い勢いでかきこむ!おかわり?いいよ!どんどん食べてね!別綾子!goodのサイン指でやらなくていいから!


 

「いやあ、美味しかった〜。まあ反省したなら私もとやかくいわないわ!でも疲れたなあ〜!私なんにもしたくな〜い!」


 何も知らない人がみたら「料理は心を平和にする!」なんて思いそうだが。

 ベニテングダケすごいなあ、ミイラとりがミイラだよ。


「いや〜私もなにもしたくないんだよなあ。」

「私も〜!」

「あ、あ、私も〜!」


セカンドもノリが良くなったね!そういう意味でもこのピクニックや綾子会は有意義な時間だったと私は思う。 


「ポテチとコーラにハンバーガーも作りました!」

「お!いいね〜!」


 SNSにアップしちゃうか〜!



 更に3日後、私達は正気に戻った。

 戻った直後にリリスちゃんに見つかり、ものすごい剣幕で叱られまくった。


 アーニアは巻き込まれただけなんだけどね。

 全部ベニテングダケが悪いんだもん!!

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