第29話 いっぱいワタシがいるのはこの世界くらいなもんだ

 

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 ああ溶けていく、混じっていく。まあこのまま融合してやり直すのもいいかも?それなら公的に新しい世界でノルくんに会いにいける。

 この篠村綾子として。


 私はこのワタシの未来を守れたし本望だよ、私を一緒に新しい世界へ連れて行ってね……――


 よろしくね、『私』

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 はあ、溶けて融合した……か。

 元々の私としてはまあ融合は構わない、私の自我が消えるわけじゃないし。

 それにエルフ綾子には助けられたし、エルフ綾子がいなければ私は……――

 でもね、本当に融合したのかな?寝ている間に記憶にないことを私がやらかした?っぽいし。

 寝てる間に侵略者が来たらしく本部ごと消し炭攻撃をうけそうになったみたい。そしたら防御結界いきなりはられたんだとか?終わったら終わったで結界はそのままで。

 誰も私が術式を展開したのを見てはいないらしいけどね。

 寝ぼけた状態か、エルフ綾子が実は自我が残っててやったとか?私の記憶もみれるんでしょ?そこから私の術式使った?

 ねえ、本当に融合したの?ねえ、実はエルフ綾子、私の中にこっそりいる?

 まあ、いまは困らないしいっか…?


 そんなこんなで、結社本部は私の結界のせいでほぼ不可侵エリアとなった。

 私は出入りできる。

 あと出入り出来るのは別綾子とツムギちゃん。

 アヤもシズルちゃんも入れるみたいだけど踏ん張らないとダメみたい。

 ツムギちゃんは「女神の巫女」とか「強制力?」ともいわれ、デミゴッドらしいからわかるけどさ別綾子はなんなの?同じワタシだよね?まあ出来る女は違うよな。

 私も別綾子みたいに出来る女にならなきゃね!


 で……この結界ね、私も解除できないの。

 術式は私のなんだけど私を通して結界を維持してるわけでもないし、この結界は誰が維持してるの?って感じ。

 誰もわからないみたいだし。

 この私がかけたであろう結界のおかげで新屋舎まで建つことになってしまったし、いくらかかったんだろう?とか、アーニア達にとっての思い出の場所をこんな状態にしたから恨まれてないだろうか?とかそんな心配をしていた。


「あの、アーニアさんや…その…あの…その……――」


 朝食を頬張りながらアーニアさんが「ん?どした?」みたいな目を送ってくる。少しだらしないぞ?なんかあった?

 アーニアってめちゃくちゃ怖い上司だったんだけどね。

 別綾子来てからはどうも別綾子が凄過ぎて、今まで感じられなかったアーニアの雑さが目立った。

 なんというこのアーニアは私寄りなんだ。

 実際、別綾子もそうなのかもしれないけどね。

 ダメな私だったから厳しくしてたのかもしれないし。

 私もソコソコ色々出来る様になったし、それもあるのかもしれない。

 でも入れ代わりで少し私の記憶やらが混じったみたいだしその影響――なんてことは、あるかもね。


 あ、話が脱線しちゃった


「いや、新屋舎まで建てることになっちゃったしさ、元々の本部使えなくなっちゃったから、ごめんね。」


「あ、気にしてたの?別にいーよ!みんな新しい建物の方が良かったみたい、あの建物は何千年も使って確かに大事だけどそろそろ潮時だったんだよ。」

 そっかー。ならいっか


「むしろ守ってくれてありがとう!でも私達はいま入れないけどね、ハハハ。荷物とかはツムギちゃんと別綾子に出して貰ったよ。代わりに別綾子に色々と要求されたけど」

 あ〜、別綾子に、それはごめんだわ。

 まあでもアーニアの……――ここいる別なワタシにとって大事なものが守れたっていうのなら悪くないかな。

 記憶にないけど。

 

 それでね、新屋舎なんだけどね、なんかめちゃくちゃデカイ!!

 いままでは色んな小さな施設みたいなのが並んでて総合的に結社本部と定義されてたの。

 まあ私は屋敷を本部っていってたけどね。

 その新屋舎には全部の施設を詰め込んで1つにまとめたみたい。

 だからデカイ。

 住居棟もあるんだけど、自分の本来の家か、住居棟に住むのを選べるみたい。

 ふ〜ん、ホワイト企業?なのかな?まあ、衣食住があれば私的には満足だし企業勤めしたことないしよくわからない。

 まあ、みんなにとって機能的満足度が高そうな本部だしいいんじゃん?私は旧本部に寝泊まりしてるけど。


 朝食後に緑茶を飲み日向ぼっこをしながら旧本部の庭から新屋舎を眺め、そ〜んなことを一人で考えウトウトしていた。


「綾子〜!!おはよ!あれれれ?サボりかな〜?」

「あ!シズルちゃん!おはよ!違うよ〜私は1年ぶりに起きたから1週間リハビリ」

「そうなんだ。」

「中にいるワタシ達は?」

「あ〜、1人以外はみんな自己凍結しちゃった……来るべき時が来たら起こしてくれって……」


「来るべき時?」

「あ〜、綾子が、アーニアがいい感じに誰かさんと発展したら教えてくれだって、融合したいんだって。」

「は〜、でもアーニアさんは良いの?」

「なんかアーニア怒ってたよ、勝手だって。でも別綾子は引き取るならいいよって。」

「別綾子さんは寛容なんだね。大人だね〜。でも融合かあ、融合したら1年とか何年も寝ちゃいそう。」

 目覚めたら置いてけぼりをくらってました〜みたいなところは割りとしんどいぞ?


「ん〜綾子とアーニアの入れ代わりなら膨大な量の記憶の処理で考えられるけど、元々の精神体に混じっていくだけなら徐々に実感するだけだと思ったんだけどね〜。」

「ふ〜んそうなんだ」

 エルフ綾子の記憶を参照してみてもその辺はわからないなあ。まあ記憶といっても書物を読むような感じだし私の理解が足りないのかもだけど。


 まあ、いいや


「で、1人だけ起きてる私は?」

「あ〜この子は……」

『おはよ〜!ワタシ!』

「お、おはよ〜……はじめまして?」

『一応はじめましてだね。私は結構中から貴女をみていた時間はあるから私としてはまあ、結構知ってるよ?』

 え?なにを?どこまで?

『あ〜、まあ、色々と……、日本にいるころから。』

 あれ?また顔に書いてた?嫌だな〜もう。ポーカーフェイスの練習しなきゃ

『え、どうしたの?変な顔して』

 え?ポーカーフェイスなのだが?

「綾子、この綾子はね……」

『シズルちゃん……自分で言う』

 なに?なんの話?至らないところありました?私


『私はね……貴女に着いていきたい』


 憑いていきたい!?


『いや、なんか違う想像してない?』


 また顔に書いてました?


『はは、いやいいよハハハ!で、私はね……』


 この1人だけシズルちゃんの中で起きてるワタシは、どうやらこことは違う世界だけどここに似た世界に来た直後に死んじゃったみたい……。

 だから、同じ様にこの世界に来て比較的に日の浅い私に着いていって色んな世界をみたいんだって。

 1つ間違えば私もそうなっていたかもしれない……。

 そんな可能性の1つがこのワタシだ。

 まあ、私と違って引きこもってないしアーニア同様に16歳のころに来た私だけどね。

 引きこもってんの私だけ?


 比べると私は幸せな部類だろう、悲劇のヒロインでもなしに引きこもりあげくはみんなに迷惑をかけたし。

 同情というのはなにか上から目線の様で気がひけるけど、同情しかできない。

 私にもありえた話なのだから。

 それにこの子なら、このワタシなら私としては融合は構わない。


「うん、いいよ融合する?その、融合しないように処置して憑依だけする?」

『あ、ん〜、その辺私はまだよくわからないから……――シズルちゃんに身体借りて勉強してから考えてもよい?うまく判断というか決断出来ないし。』

 あ、そっか、そうだね。来た直後に死んじゃったから魔科学についてあまりわからないのかならそうなっちゃうよね。

「うん、それがいいんじゃん?一緒に行くかも含めて。」

 ゆっくり考えよってことで落ち着いた。

 そしてこのワタシなんだが、話を聞いていくと


「あ〜、あの時に私の身体から出て行きたくないって言ってた無口なワタシか〜」

 ピンときた!そっか〜あの時のワタシはこの子か〜!


「綾子、それエルフ綾子の記憶…やっぱり融合しきっちゃったのかな?」

 あ、そうだった。自然と出てくる記憶とほじくりださないと出ない記憶があるみたい。

「あ、やっぱり私、エルフ綾子でもあるのかなあ、自覚はないんだけど今度こちレイちゃんに聞いてみよう。分離しなきゃ。」

「あ、うんそうだね、分離ってやろうと思えできるけど綾子の想像してるであろう完全分離は微妙かもだよ?混ざってしまってるとね。」

「そっか〜、エルフ綾子を復活させたいなあ〜って思ったんだけどね〜やっぱり分離した方がいいじゃん?」


「どうして?」


「シズルちゃんの中にいるワタシのbranch of originateってまだあるならこの世界から接続出来ないかな?って思ったんだよ。そしたらエルフ綾子とその中のワタシ2人が融合か憑依で行けばいいかな?って。シズルちゃんには別の身体に入ってもらうことになるけど。分離できなきゃエルフ綾子の復活はないけどね。」


「あ〜、身体は全然大丈夫!でもこの世界から接続できるのかなあ」


「ツムギちゃんから女神様にお願いしてもらって外から繋ぎ直してもらえないかな?って。この前はシズルちゃんの件でアヤが言ったらすぐ神託きたじゃん。木から枝覗いてるでしょ?」


「あ〜、確かに。でも綾子ってそんな世界の構造とか精神体について詳しかったの?前はそんな感じはしなかったけどエルフ綾子の影響かな?」


「やっぱり?エルフ綾子っぽい?」


「う〜ん、同じ綾子だから微妙な感じはある、でもエルフ綾子の知識や記憶を読み取った元々の綾子って感じ。」

『難しい話してる』


 まあ、いいかな?自我が私なら。

 でもエルフ綾子は復活させた方がいいと思うんだよなあ。

 エルフ綾子は私とでもいいけどね…。

 でもシズルちゃんの中にいるワタシにとってのノルくんはどこかの世界にいるわけでしょ〜?

 そのノルくんが勿体ない!他の女にとられちゃう!!


「と、いうわけなんですがアヤ……――」

 シズルちゃんの中にいるワタシの世界をこの世界から接続できる様にお願いしてくれ!ってミルクレープやらふんわりパンケーキやら餌にしてアヤへお願いしにきた。

 優しいアヤなら…


「え、嫌かしら、女神にお願いするの?嫌かしら?」


 前はやってくれたじゃん……


「前は緊急事態でしょ。世界の木に穴をあけた子がいるから、この件も協力してあげたいけど無闇に理を弄るのは……」

 アヤがシズルちゃんをジト目する


「うう、ごめん、穴をあけてみんなに迷惑かけたのは反省してる……」

 シズルちゃんが反省して常識を身につけていってるのは知ってる。


 まあ、でもそっか〜なら

「じゃあ、チョコレートは無しだなあ」


「――!?綾子!チョコレートっていった!?ついに出来たのかしら!?私はレイワの板チョコが食べたいわ〜。再現できないかしら。」

 いや8年くらい前には出来てたよ?

 チョコレートについてはこの世界を去る前に教えようとは思ってたけどみんなに取引材料として出し惜しみしていたのだ。


「協力してくれるならレイワの板チョコは覚えてないから微妙だけどまあ似たような板チョコなら作れるよ?他にもクレープやケーキとかにも使えるよ?」

 というか、なんでレイワ堂の板チョコ知ってるの?ママがよく食べてたなあ


「協力する!!ツムギちゃん!」


「はい、アヤ様」

 いきなりツムギちゃんが現れてびっくりした!!それにしてもチョコレートだとアヤが釣れるのか。まだ出し惜しみしてる交渉材料はあったんだけど、それは秘密にしておこう。出来る女には秘密が多いのだよ?


「女神に憑依してもらって速攻で帰ってもらうわよ!」

「わかりましたアヤ様」

「お〜い!女神様〜!!美味しいもの食べない〜?私が食べちゃうわよ〜?」


 わわわ!また空に向かって叫びだした!アヤ、頭おかしい人みたいに見えるけどこれは真面目な神頼みだと私は知ってる…。


「アヤ様、「今行く、食べないで待ってて」とのことです。今回も早いですね。おそらく此処の世界に張り付いて観ているのかと。」

 え?女神様くるの?大丈夫?気軽すぎない?


「綾子、大丈夫よ。女神っていっても写し身を私に憑依させるだけだから。」

 あ、また顔に書いてたのかな?

 でも、そんなこと出来るんだね?あ、シズルちゃんみたいな感じか〜。


「アヤ様これから行くそうです!」


「やばいわ!魂と精神体、身体にプロテクトかけなきゃ!」

 アヤがみたことない術式で光を発現させ自身をコーティングした。これは…術式じゃなく権現じゃね?エルフ綾子の記憶で知ってる。アヤもツムギちゃんみたいにデミゴッドってこと?


「あ、きたみたい……あ――」

 アヤがソファでかくんと項垂れた。死んじゃった?って思うくらいに力が抜けた感じ。

 直後、普通に起き上がった


「ふあ〜!起きた。私がこの世界の神様だよ。この子たちは反映されないし変質しちゃって反映出来なくなっちゃってるし本当になんなの?」

 アヤじゃない誰かになった口調は私とかアーニアみたい。

『うるさいわよ!!綾子に余計なこと言うんじゃないわよ!?余計なこと言うと怒るよ?』

 アヤは口調ですぐわかるね。しかし女神様に強気で笑ってしまった。でも、余計なこと?そういえば反映って?


「貴女はなにも気にしなくなる。」

 アヤ(女神)がなにかを私にした。

 あれ?いまなんか気になってたけど、なんだっけ?まあいっか

 お菓子食べたいんだよね?


「これがミルクレープ、こっちがクレープだよ。チョコレートソースかけたしバナナも入れたしおいしいよ!他にもケーキとかあるからどんどん食べてね!」


「あら、ありがとう。っておいしい!なにこれ!すごいおいひ〜!」


 女神様、食べながら喋るなよ…お行儀悪いぞ?

『こら!私の身体でお行儀悪いことするんじゃないわよ!』

 ほら怒られた〜!


「はは、ごめんごめん!綾子の作るケーキが美味しすぎてつい」

 そう?なら許さないでもないかなあ?

「ドヤ顔?」


「それでね女神様、各各云々でして――」

 女神様にエルフ綾子やシズルちゃんの中にいる子の説明をした。


「そうか〜行くべき世界に行けなかった子と行くべき世界がなくなった子か〜。う〜ん、わかった!いいよ!でもこの世界の1年に1回、この身体に来るから」

『え〜!?1回で我慢しなさいよ〜』


 ちょっと!アヤ!話が拗れちゃう!


「頼むよ〜!じゃあ、こんな美味しいものあるなら写し身増やして来ちゃおっかな?私の世界だし、出来ないこともないよ?」


『ぐぬぬ、は〜、いいわよ!わかったわよ。1年に一回ならいいわよ。でも写し身作っちゃだめよ?この木の世界には既に…――いやなんでもない。わかった?』

「わかった!やった〜!美味しい物食べられる〜!接続くらいなら全然出来るから!安心して!月詠レイと猫の子もちゃんと送っておく。月詠レイは成長してるよ?負けてられないね。」


 良かった〜!なんとかなったね。勿体ないノルくんが生まれるところだった。

「よかったね!ワタシ!」

「良かった〜!ノルくんに会いにいけるんだ…レイちゃんにも会えるんだ…良かった…良かった…ひっぐ…ぐす…うわ〜ん」

 良かったね〜!エルフの身体だけどきっと些細なことだよ。多分…。

 あれ?いまシズルちゃんが表層じゃないんだね…


「シズルちゃんは?」

『綾子!し〜!し〜!』

「え?」


「木に穴を開けてグリグリした子じゃない?この世界はどう?本体はルナが捕まえてきたけどずっと死んだフリしちゃっててね。バレバレなのに面白いからそのままにしてるんだけどずっと死んだフリをやめなくてね。まあ久しぶりだから近況聞いたりしたいんだけど……」

 ルナちゃんか〜!元気にしてるかなあ!って……エルフ綾子の記憶か、これ。


『恥ずかしいからヤメて〜。いまのこっちの私は最初の別綾子の影響でだいぶ喋れるけど本体はシャイだからもっと優しくしてあげて〜!伊達に「静寂の木の女神」やってないよ!?』


「元気そうだね!ならいっか!ここの世界でゆっくりしてってね。」


『あ、うん、あれそれだけ?』

「無害なら別にいいよ」

『そう私の本体によろしくね?』

「わかった。しかしこんなに篠村綾子がいっぱいいる世界も初めてだね、ひょんなことで別の枝世界にいっちゃうのは数件はあったけどさすがに多すぎ……因果なのかな?まあみんながんばって?」

 私も多すぎだと思う……似た顔の人も含めて。


 この後、カツ丼を食べて満足した女神は消滅した。本体に経験が反映されて実質、戻るみたいなものらしい。あと、エルフ綾子の行くべき世界を壊した犯人も血眼で探してくれるみたい。あれは本当に許せん!エルフ綾子との分離は女神も出来るか今はわかんないって…女神なのに?

 

 ちなみに、私みたいに引きこもって出遅れた篠村綾子がいるのか聞いたら私だけみたい。なんで!?


 しかし女神って気軽にくるもんなのか?なんかあったらお菓子で釣ろう。

 そう思ってアヤに話したら苦い顔をされたし気軽に来たことはないみたい。

 すごい嫌そうだった。

 女神のこと嫌いなのかな?機嫌わるくなっちゃった……。

 板チョコをとりあえず作ってあげたら手のひら返したように頭撫でて来たけど。



 その後は「エルフ綾子2ndの誕生だね」って別綾子が言い始めてシズルちゃんを連れてどこかに行った。

 そしたら別の身体に入ったシズルちゃんが来た。

 ハイエルフ工場遺跡にいったらしくそこで保管していた試験管ベイビーを成長させて憑依したみたい。

 魂は別綾子に紐付けされた。

 エレナくらいの背丈なんだけど顔が私に似ていた……。

 まあエルフ綾子の記憶によるとシズルちゃんの本体の顔がね……でも、まあいっか。

 自己凍結した亡霊綾子ズについては別綾子の身体にぶちこまれた。

 別綾子曰く、エルフ綾子2ndはやる気があるけど他はやる気がないから起きたら別綾子が色々とするって。それでいいと私も思う。

 まあ、みんな可哀相な目にあってメンタルがアレだし優しくしてあげてね。


 なにはともあれ専用の身体を得たエルフ綾子2nd爆誕!!ってことで、エルフ綾子2ndの教育は別綾子になった。

 まあ別綾子優しいし大丈夫でしょ。

 な〜んて思ってたけど甘かった……がんばってエルフ綾子2nd。


 しかし呼び方考えないとなあ、ワタシが多すぎなんだよ!

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