第2話 奇跡
高校を卒業したあと、女性陣は地元に残ることになったが、俺たち3人は東京のそれぞれの志望大学、ちなみに俺は福祉学科にへ合格を決めて、荷造りにおわれていた。
だから、この日紗南が、この計画をおこすことは事前に話を聞いていたけど、すっかり忘れていたのも事実だった。
ところが、夢の中で、紗南の大人にしたらこうなるかなというような儚くて、妖しい桜の精のような女性と出会った。
そうして、その女性は会釈して、紗南をよろしくお願いしますと一言俺に呟いた。
俺が戸惑っているうちに一本の桜の大木にかわり、花吹雪が舞い落ちるように、少しづつ記憶を覚醒し、俺は目覚めた。
でも、なぜか身体がいつもよりほてっており、手の甲には1枚の桜の花びらが握られていた。
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