「イヤホン」 作者:麻田 透 様
こんばんは。
62作目の感想は、麻田 透 様の「イヤホン」https://kakuyomu.jp/works/1177354054935766223 についてです。
どっきり、こんな完璧な子が僕に告白、そして彼女へ。
まさにリア充の学園生活から一転して。
わずか5千文字でうまくまとめてあるなあと思いました。
さて下記ネタバレ感想です。
未読の方はご注意ください。
☆
出てくる登場人物が優しい人ばかりなので、全体的に柔らかい雰囲気でした。
平凡な主人公が、才色兼備のクラスの女子に告白され付き合うことになる。
まあ当然冷やかされるのですが、それを気にしないで高校生活をエンジョイしてしまうのでいいですね。
どっしり構えていて、彼に一途の藤川さんがかっこよくていいですね。
なぜ自分のことが好き?そんな疑問を持ったまま、それでも二人は幸せなデートを繰り返す。けれでも悲劇は起きてしまって。
それまで結構淡泊な印象だったのですが、境くんがイヤホンをずっとつけるところなどから彼女への深い愛情を感じることができました。
愛は届いて、奇跡は起きる。
藤川さんは最後まで境くんを愛していて、彼を救ってくれた。
悲恋でありながら、読後感が爽やかでした。
この度は企画に参加してくださりありがとうございました。
次は最後、63作目。
木村 様の「東京は怖いところです」
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