「東京は怖いところです」作者:木村 様

おはようございます。

最後の参加作品、63作目の作品。

木村 様の「東京は怖いところです」

https://kakuyomu.jp/works/1177354055137633710 


感想をかかせていただきます。

プロローグから心を持って行かれ、なに、このイケオジ。

怖いけど、そういう印象で読み始めました。

泣いて、笑って、感動して、最後まで楽しんで読みました。


下記がネタバレ感想になります。

未読の方はご注意ください。




読むと決めてある作品なので、あらすじを読みことなく読み始めました。

プロローグを読んでからやっとあらすじに目を通し、なるほどこういう展開なのかと思って、読み進めました。


登場人物が個性的で、会話がとても心地よかったです。

絶海を慕うヒロの過去とか、なるほどなあと納得しました。

ヒロさんはいい人ですよねぇ。

多分女性にダラシナイだけなのでしょうか??(そういう表記があったような??)


主人公の朱莉は絶海をとことん愛されていて、羨ましいと思っちゃいました。

彼女の父親でいいといいながらも、やっぱり本当は朱莉を妻にしたいんじゃないかと思ったり。

年齢が年齢で、赤子の時の2年間を育っているのであれなんですけど、所々に彼のそんな願いを感じました。


彼女の「仮」の彼氏の優弥くんも謎ですよね。

喧嘩して家に転がりこんできた朱莉に優しい親御さんもいいなと思いました。


問題は朱莉の両親たち、母親は優しいけど読めない。父親は破天荒すぎであまりにも暴力的で。

考えてみれば、誰もかれも問題がある人ばかりなのだけど、上手く噛み合っていて、面白かったです。


やくざの世界なので暴力的な面もあるけど、全体的に優しい物語だと思いました。あと会話がテンポよくすすみ、1話ごとのまとまりもよくて、とても読みやすく、最後まで楽しませていただきました。


この度は企画にご参加いただきありがとうございました。


次回は、☆おわりに、になります。



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