「花は咲み、鯨は夏に歌う」作者: 藤咲 沙久 様

ものすごいお久しぶりです。

60作目の感想は、 藤咲 沙久 様の「花は咲み、鯨は夏に歌う」https://kakuyomu.jp/works/1177354054921282328 についてです。


人とは違う、共感できない、わかるなあ、渡り鳥さん。

胸にじんと来た感動の短編でした。


ネタバレ感想は下記です。

未読の方はご注意ください。




タイトルがきれいですね。

他の鯨とは違う、高い周波で鳴く鯨。

それと自身を重ねて主人公が小さな女の子に説明する。

女の子は愛をたくさんもらって、素晴らしい両親、友達に恵まれているんだろうなあと思います。

だからこそ、とても素直に主人公と話せる。

主人公も、人とは違う、共感できない、愛がわからないと思いつつも、この少女を邪険にするわけでもなく、素直に彼女の話を聞く。

優しくて、とても素敵な二人の話でした。


2話目でそう来るか!渡り鳥さん、幸せだなあと思っちゃいました。


優しくてジワリとくる物語でした。


企画に参加いただきありがとうございました。


次は61作目、万里 様の「氷上の弾道」https://kakuyomu.jp/works/1177354054884814864 についてです。

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