「ハチミツ色の絵の具に溺れたい」作者:桃本もも 様
メリークリスマス。
41作目の感想は、桃本もも 様の「ハチミツ色の絵の具に溺れたい」https://kakuyomu.jp/works/1177354054922267590 についてです。
とても真っ直ぐで純粋な二人の想い、ハチミツ色でいっぱいの優しい物語でした。
読みやすくて、心を持っていかれるような文章に完敗です。
美しくて切ない、そして優しい。
下記、ネタバレ感想いきます。
未読のかたがご注意ください。
☆
あらすじを読んで、この事故に遭った後輩はのちのち幽霊みたいな存在で現れるんだろうなと思って、1、2話と読み続けました。
後輩のまほろとの思い出をはさみながら進む物語。
現実の彼女は、体と心が分離していて。
こういう物語は、普通は心が体に戻ってというのが定番なのですが、まほろは本当にかたくなでしたね。
好きな人を束縛したくなくて彼女は選ぶ。
とても切ないです。
高校時代の美術室でのはちみつ色の優しい思い出、そして3ヶ月間の不思議な体験。風景、心情描写がとても綺麗で、読みやすくて、これが小説ってものかと考えさせられました。
カクヨムコン応募作には良作ぞろいですね。
佐保が前向きに未来へ歩いていく姿も好印象でした。
この度は自主企画にご参加いただきありがとうございました。
次は42作目、赤伊 正広様の「異端審問会のマリア」https://kakuyomu.jp/works/1177354054897004297 になります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます