「用済みメシアの後日談」作者:玲レイ 様
こんにちは。
23作目の感想は玲レイ 様の「用済みメシアの後日談」についてです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882788477
二つの視点から始まる物語、どこでつながるのかと思えば……。
ネタバレ感想を書きます。
未読の方はご注意ください。
☆
聖女と救世主視点、二つの違った視点から始まる物語。
視点、時間、場面がいったりきったり、この作品はその書き方がまず魅力なのでしょうね。
登場人物が交差した時、全体が見えてきます。
そうして、それは救世主と英雄の物語をひっくり返すもので。
主役である救世主ルナが強いですね。まさに無敵。
色で魔法を使うところも視的にイメージしやすく、戦闘シーンがカラフルに想像できました。
英雄グレンとのやり取りはコミカルで。
ルナがやりすぎるところもグレンは優しい。強いけど、グレンが可愛く思えました。
あれ?ルナは??
ルナはルナで、グレンだけには可愛い姿を見せますよね。
キルディスがめっちゃ渋いですね。
脳内イメージでもめっちゃ低い声で、リアを愛してやまないという感じです。
リアはもう外見も中身も全部可愛い感じです。
彼女は本当の愛を見つけるのですね。
たった半月、けれども彼女は知ってしまった。
キルディスも、純粋な彼女に惹かれてしまって、最後の最後は選ぶのですよね。でもそれはルナが引き受けてくれたこともあって……。
恋人(愛)か世界か。
作中で帝王、聖女、救世主、英雄に何度も問われることですね。
どっちかというと、救うほどの世界なのか?という疑問を持つのですが、それぞれ世界を救おうとする。
不思議な感覚に陥るファンタジー。
この度は企画に参加くださりありがとうございました。
次の感想は、24作目、綿涙粉緒 様の「脱兎」https://kakuyomu.jp/works/1177354055138274162 になります。
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