「夜行バスの人々」作者:HYOGOKURUMI 様
こんばんは。
13作目の感想は、HYOGOKURUMI 様の「夜行バスの人々」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054917476576
についてです。
夜行バスを利用した乗客を襲う事件。そしてそれぞれの悩みと障害がぶつかり合い。
こういってはなんですが、読後感が最高です。
夢中で読んでしまいました。
ネタバレ感想を下記に書きます。
未読の方はご注意ください。
☆
全体が3人称で統一されていて、とても読みやすかったです。
それぞれの視点で語られる状況、悩み、夜行バスに乗った理由。
どちらかというと、私も「普通」ではないので、それぞれの悩みに共感しまくりました。
まさに皆さんの叫びを凝縮している、そんな話でした。
けれども、悲壮感はないのです。
むしろ、人が消えてよかったね。
これで心置きなくゆっくり暮らせる、そう思ってしまった私はきっと「普通」じゃないでしょうね。
「普通」の人はこの状況に嘆き、そうではない人にとってはユートピア。
事件を解明しようとするのではなくて、その中で自由に生きていこうという、この物語が好きです。
きっと私も「普通」じゃないからかな。
元気がなくなったとき、辛くなったときに、読み返したいと思います。
この度は企画に参加くださりありがとうございました。
次の14作目の感想は、もってぃ 様の「夏、京都。その想い 切り取って…」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897013409
についてです。
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