「黒絲~過去から託された絆~」作者:常闇の霊夜 様
こんにちは。
12作目の感想は、常闇の霊夜 様の「黒絲~過去から託された絆~」についてです。
アニメを意識した場面の切り替わり、戦闘、技、勢いが凄まじい作品でした。
さて、ネタバレ感想書きます。
未読の方はご注意ください。
☆
ボーイ・ミーツ・ガール!そして戦闘。
狙われる少女を守る青年。
そして謎を残す冒頭がいいですね。
3人称なのだけど、ナレーションのようにツッコミなどがあって、これはアニメ感覚だと思いました。
また登場人物たちの登場の仕方が、BGMがついたかのようなもの。
名前も凝りまくっていて、ルビもよく考えたのだと想像できました。
アニメ、書籍のラノベは最近読んだり、見たりしていないのですが、技の名前が斬新なものが多くて、驚きました。
超個性的な登場人物との会話に時たま笑わせていただきました。
その中で、過去編はかなしく。
お気に入りのキャラはボビンでした。
序章では失敗した手下を処分して、残酷な方法で糸を取り出す、とても嫌な役だったので嫌いだったのですが、話が進むにつれて、彼の過去がわかり、先生への思い、また晴夜との共闘など、彼が好きになっていきました。
戦闘パートが多く、常に戦っている主人公。
そして仲間たち。
最後に集結して、大きな敵に挑むのが王道でした。
誤字や説明不明瞭の部分は、勢いとテンポで乗り切ってましたね。
作者の熱量をとても感じる作品で、元気をいただきました。
私も自分が楽しめる作品を書きたくなりました。
この度は企画に参加くださりありがとうございました。
13作目の感想は、HYOGOKURUMI 様の「夜行バスの人々」https://kakuyomu.jp/works/1177354054917476576の人々です。
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