第2話 ①

 俺は、アミノに連れられて行った定食屋と図書館であった2人を見て思ったのはアミノ、カナエ、ミア、ヒメノの4人をアイドルにしたらこの国がもを上がると思った。

 4人を誘ったとしても、全員いい返事をもらえるかが課題だろう。難しそうなのは、アミノだろう。彼女はこの国の王女なので誘ったとしても本人がいいと言ってもタツヤさんや他の人が止めそうだ。そなると、3人をまず誘ってみれば、もしかしたらアミノも入ってくれるかもしれない。そうと決まれば、明日の朝から頑張るか。

..,

朝になった。食堂に向かって、ご飯食べてからまずカナエから誘ってみよう。食堂に入ると、タツヤさんに話しかけられた。

「どうですか、青斗様何かお決まりになられたでしょうか?」

「はい、決まりました。今日からうごいてみようと思います」

「そうですか、頑張ってくださいね」

 タツヤさんに応援をしてもらった。さっさと、ご飯食べてカナエを探すか。

 ・・・

 えっと、最初仕事は買い出しをしないとですね。今日は、色々買わないといけないみたいだからメイド服をやめて移動しやすい服にしよ。最初に向かったのは、近くの肉屋に向かった。まあ、買い出しといっても注文してきてあとはお城の方に運んでもらえるから私が持たなくていいけどこうも買うものが多いと移動が大変ですね。メイド服を着ないで正解だった、初めて買い出しした時はメイド服が動きづらくて汗だくで帰ると、先輩に言うの遅かったけど買い出しはメイド服はやめた方がいいと言われた。

・・・

 よし、カナエを探すか。どこから探そうか。メイドさんが、俺の前を歩いていたので

聞いてみることにした。

「すみません、カナエってどこにいます」

「カナエですか。今日は商店街に買い出しに行きましたよ」

「そうですか。ありがとございます」

 よし、まずは噴水通りに向かうか。確か、商店街は噴水通りの方に広がってたはず。

・・・

 そういえば、青斗さんはこの国を盛り上げるために何をするんだろう。私もできることなら、手伝ってあげよう。

 買い出しも終わったから、お城に戻って次は皿洗いか洗濯だろう。どっちも、嫌いじゃないからいいけど。

 噴水通り近くまで戻ってくると、青斗さんがいた。

・・・

 商店街まで行くか悩んでいた。このまま行っても、すれ違いになるならこの噴水の前で待ってた方がいいのだろうか。それとも、俺が気づかなかっただけでもう、お城に戻ってしまったのだろうか。考えていると、いきなり目の前が暗くなった。

「だ〜れだ?」

 この声は誰だろう。

「カナエだろ」

「正解です。よく分かりましたね」

「まあ、勘でいったんだけど」

「それで、青斗さんはどこか行くんですか?」

「いや、カナエを探してた」

 いざ彼女を前にしたら、緊張してしまった。今、言わないと何も始まらならないんだ。俺は、深呼吸をして、緊張を無くした。

「カナエに、俺がやることを手伝ってほしくて。アイドルやってみませんか?」

 わたしには、アイドルというものがわからなかったけど。青斗さんを、手伝うことを決めていたので自分の中で答えを決めていた。

「アイドルとは何か知りませんが。いいですよ、私でよければ手伝います」

 カナエを誘うことに成功した。

「アイドルのことは、後で説明するよ」

「他の人は誘ったんですか?」

「今から誘いに行くところ」

「ついていきますよ」

「ありがと」

 まずは、一歩前進だろう。残りの3人もさっさと誘わないとな。

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