第1話 ⑥
俺は、カナエに王宮図書館に案内をしてもらっている。場所は、さっきの噴水通りに戻り噴水通りと王宮の丁度真ん中に立っていた。俺が見たことのある図書館よりも高かった、3階建てで一般者閲覧不可の地下一階もあるらしい。カナエが入っていくので、俺も着いていき中に入ると、一階から三階まで吹き抜けで天井まで本棚があった。外国の有名な図書館のような、広さで壁には絵が飾ってあった。
「ここに、先輩がいるんだっけ?」
「はい、先輩がいるのは多分3階なのでいきますか」
3階までは、エレベーターに乗って行った。俺が、乗ったエレベーターは壁がなく端っこに立ってしまうと落ちそうだった。3階に着くと、紺色の髪をした美少女がいた。
「ヒメノ先輩、こんにちは」
「カナエじゃん、どうしたの普段来ないのにもしかしてアミノ様からの仕事?」
「いえ違います。今日は、この方を紹介しようかと」
「誰だ君は、カナエの彼氏か」
「いえ違います。彼は、川口青斗さん。姫さまが異世界から召喚した人です」
「君なんだ、姫さまが異世界召喚で来た人は。私は、ヒメノ・クロシマだよろしく」
「俺の名前は、川口青斗ですよろしく」
「それで、なんで今日は来たんだ。自己紹介だけじゃ無いだろ」
「今日きたのは、先輩にこの世界について教えてもらおうかなと?」
「そうだね。とりあえず、座れる場所に行こうか」
俺たちが座ったのは窓際だった。
「それで、何を教えて欲しい?」
クロシマさんに、この世界のことを教えてもらった。この世界は現代日本と変わらないくらいの技術があるそうだ。俺の、目標さえ立てれればほとんど好きなことはできることを知った。
ヒメノさんに、この世界について教えてもらったので後は何をするかだよな。
今まで会った、女の子たちを集めてアイドルとかはどうだろうか。
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