L
「仕方ない、これも揉むためだ! いいよ!」
僕はOKというハンドサインを出しながら、キリッと告げた。
「な、なら! お互い! やりましょう!」
「わ、わかった!」
それはそれとして、なんで鈴川さんも乗り気なんだ……?
心なしか、テンションがめっちゃ上がっている感じするんだけど。
そんな訳で、そうして僕らは、お互いのアレやらナニやらを揉み合ったり、触り合ったりした。服の上からだったり、そうじゃなかったり、色々。女の子のアレって、あんな感じになってたんだね。びっくりしたよ。
「こ、これは……」
「ひゃん……」
なんだこれは、なんなんだこれは。あ、やば。
「あああああ」
「ああっ、やぁ…………」
え、マジ? え、これ? えっ?
鈴川さんは合間合間でめっちゃ艶やかな声を出すし、僕は大事な場所にテントを張ってしまいそうになったりで、色々大変だった。結局、自分のモノも触られたせいで感触を堪能することはできなかった。成し遂げられたような、残念なような、複雑な気分だ。
というより、これから僕ら、変な関係になったりしないかな? 鈴川さん、何か雰囲気変わってる気がするんだけど……。
そんな僕の予感は見事に的中し、それからさらなる領域に突入してしまったというのはナイショだ。まさか教室であんなことになるなんて、思ってもいなかったぜ。
FIN
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