第8話 オパの実



 守衛所で会談を終えた俺は、王妃と宰相。そしてルーミルを正門で見送った。


 会談では俺の素性を話した後、この街に魔国で迫害されていた一部ダークエルフが数百人ほど生活していること。そして獣王の取り計らいで東街のギルドの支店がある事を説明した。そして最後に俺が女神より遣わされたことを秘密にしてもらえるよう頼んだ所で話を終えた。


 二人ともギルドがあることもそうだけど、ダークエルフがいることにものすごく驚いていた。宰相とルーミルらエルフからは、焦りのような物も感じた。まあエルフはダークエルフを迫害していた過去があるからな。一人二人ならともかく、里単位で俺の側にいるのはマズイと思ったんだろう。宰相からはダークエルフとの関係を根掘り葉掘り聞かれたよ。


 王妃は王以外には俺のことを他言しないことを約束してくれた。貴族へはここにはハンターが作った宿があり王家がその営業を認めたので、教会及び他国へ情報を漏らすことや一切の干渉を禁じる方向で話してくれるらしい。まあ十中八九納得はしないだろうが、時間が稼げればそれでいい。王妃も自信がないのか、王女であるサーシャを置いていってくれるみたいだから魔除けならぬ貴族除けにはなるだろう。


 宰相は決して俺と敵対しないことを精霊に誓うので、自分以外の長老たちには話させて欲しいと言ってきた。俺は長老クラスだけならと承諾した。


 宰相がエルフにとって決して破ることを許されない精霊の誓いをしたものだから、王妃は冷や汗を流していた。もしも俺が王国と揉めたら、700年以上に渡る協力関係を打ち切られると思ったんだろう。そのせいか一晩泊まっていくかと聞いたら、急いで王宮に戻りますと言って断られた。


 無限袋を持つ宰相だけでも残って欲しかったんだが、さすがに王妃を帰らせて自分だけ残るというわけにはいかないもんな。残念だ。


 それで急いで帰っていく王妃たちを見送り、ギルドやショッピングモールをサーシャとリーゼロットに案内して神殿マンンションに戻ってきたんだが……


「なっ!? エルフ! なぜ王国のエルフがここにいる! 」


「あら? そんなのここに泊まるからに決まってるじゃない」


「ここはハンター専用の街だ! 貴様らのような王国に飼われたエルフに泊める部屋など無……アイタッ! 」


「何をしてんだお前は! 」


 俺は受付に向かうリーゼロットの前に立ちはだかり、因縁をつけるクロースのオデコに思いっきりチョップをした。


 部屋から出るなとあれほど言ったのにまったく。


 リーゼロットがいるから会談前にスーリオンたちの守衛部隊や、受付や清掃をしていたダークエルフたちをダークエルフ街区に戻したのにクロースが全て台無しにしてくれたよ。


「ううっ……リョウスケ痛いぞ。私はただ、ハンターでもないそこの貧相な身体をしたエルフを追い返そうとしたのだけなのに」


「誰が貧相ですって? 貴女たちはオパの実の効果を引き継いでるだけでしょ」


 オパの実? なんだそれ? いやそんなこと考えている場合じゃないな。貧相と言われたリーゼロットだけじゃなくサーシャの目がヤバイ。


「リ、リーゼロット。クロースはまだ子供なんだ。大目に見てやってくれ。クロース。今の彼女たちは王国の公人ではなくハンターとしてここにいる。つまりお客さんだ。従業員であるお前がマンションの禁忌事項である差別をしていいのか? 」


「な、なぜエルフがハンターなのだ! そんなエルフがいるなど聞いたことがないぞ! 」


「ハンター証を持っているならハンターだ。それに彼女たちはクロースと出会う前からここを利用してくれている。エルフのことを話していなかったのは悪かったが、ちゃんとお客さんとして接してくれ。それが嫌ならダークエルフ街区に戻れ。そうすれば顔を合わせることもない」


「そんな! リョウスケはそのエルフのために婚約者の私を捨てるのか!? 私とは遊びだったのか!? 」


「え? 婚約者!? リョウスケ! それってどういうことなのよ! 」


「婚約者ですって!? リョウ! ダークエルフと婚約したの!? 」


「待て待て違う! というか違わないんだが色々理由があるんだ。クロース! 話がややこしくなるから家に戻っていろ! サーシャもリーゼロットも後で説明するからまずは受付をしてくれ」


 俺はすごい剣幕で詰め寄るサーシャとリーゼロットに二歩ほど後ずさりながら、クロースにいい加減にしろと叱った。すると後ろにいたシュンランとミレイアが、涙目になっているクロースをなだめながら家へと連れて行ってくれた。


 その姿を確認した俺は、受付にいたダリアとエレナに不満顔のサーシャとリーゼロットの受付をしてもらい、二人を連れて一階奥の部屋へと連れて行った。



 ☆☆☆☆☆☆



「そう、そういうことだったの。リョウとあのクロースって子は、形だけの婚約者ってことね」


「確かに搾取されてギリギリの生活をしていた所をリョウスケに救われて、こんな豪華なマンションに住めばダークエルフとしては不安にもなるわね」


「そういうことだ」


 うちのマンションで一番高い部屋のリビングで、クロースとなぜ婚約したことになっているかを説明すると二人とも納得した表情を浮かべた。


「でもリョウ? 本人は婚約者のつもりのようだったけど、それはどういうことなの? 」


「そうよ、捨てるだの遊びだったのとか言ってたわ。あっ! まさかリョウスケ! 手を出しておいて婚約者じゃないとか言ってるんじゃないでしょうね! 」


「ち、違う! 手は出してない! 本当だ! 俺はそんな最低な男じゃない! 」


 対面のソファーからテーブルを乗り出して詰め寄ろうとするサーシャに、俺は再び両手を前に突き出して弁明した。リーゼロットの目も怖い。


「本当に? うーん、まあリョウスケなら抱いたら責任取りそうだし……でもそうなるとあの子の思い込みということ? 」


「ああ、ちょっと、いやかなり思い込みの激しい子なんだ」


 家じゃ婚約者なのになぜ夜の務めをさせてくれないのだって騒ぐほどに。


「でもそこまで思い込むって事は、政略結婚でイヤイヤじゃなくてリョウスケに本気ってことよね? 」


「そうよね。本人も形だけの婚約者とわかっていてあの反応なら間違いなさそうね」


「ま、まあ好意は感じているが、長老に言われている可能性もあるし」


 勇者との間に子供を作り、その子供を全てのダークエルフを治める者にするとかなんとか。


「ふーん……でも一緒に住んでるのよね? リョウスケはエッチだからそのうち手を出しそうよね」


「そうね。リョウはああいう体型の子が好きだものね」


 サーシャとリーゼロットがジト目で俺を見つめる。


「そ、そんなことはない。本当にクロースとは何もないんだ。だいたいシュンランとミレイアがすぐ近くにいるのに手なんか出すわけないだろ」


 俺はどんだけ節操なしだと思われてるんだ。ちょっとショックだぞ。


「それもそっか。シュンランを怒らせたら怖いもんね。安心したわ」


 そのシュンランがクロースに協力的なのに頭を悩ませているんだけどな。


「そ、それよりサーシャ。かき氷機ありがとな。みんな喜んでたよ」


 俺はこれ以上突っ込まれたくないので話題を変えることにした。


「……かき氷機の話はやめて」


「ん? なんでだ? 懲りずに食べすぎて腹を壊した事はルーミルから聞いてるが、それが原因か? 」


 かき氷機を届けにきたルーミルも試食から逃げてきたって言っていたしな。


「ち、違うわよ! 」


「ふふっ、それもあるけどサーシャは試作品から何から王や王妃に姉どころか、次期国王の弟にも振る舞ってね。全員がお腹壊しちゃったのよ。それで毒を盛ったんじゃないかって疑われたのよね」


「ちょっとリーゼ! なんでバラすのよ! 」


「それはまた……」


 マジか。王だけじゃなくて次期国王の弟の腹まで壊させたのか。ハンターたちもそうだが、確かにこの世界の人間は冷たいものを食べ慣れていないからすぐお腹を壊す。でもそれを王女が毒を持ったとか言われるとは……


「だって大変だったんだもの。これくらい言いたくもなるわ。最終的には冷たい物を食べすぎたことが原因だって医者が証言してくれたから事なきを得たんだけど、王宮を騒がせたという事で謹慎させられてたのよ」


「なるほど。それで夏が終わっても来なかったのか」


 通りでなかなか来ないと思った。


「もうっ! あそこまで大事になるとは思わなかったのよ。でもそのおかげでお父様や貴族たちにここのことがバレた時にすぐ動けたわ。森に行ってたら手遅れになるところだったから結果的には良かったわ。約束は破っちゃったけど」


「それは気にしなくていいと言っただろ。サーシャとリーゼロットがここを守ろうとしてくれた事はわかってるよ」


 俺のことを話さなかったら、すぐにでも軍が動いたかもしれないしな。それを防いでくれただけでも感謝だ。


 それからお互いにこれまでのことや今後のことを話し合った。竜王がダークエルフ街区に住み着いてるって聞いて二人とも驚いてた。挨拶に行くかと聞いたら、サーシャに恐れ多いわよとかキレられた。ただの飲んだくれジジイなんだけどな。


 シュンランが神器を使ってることも話したけど、こっちの方が反応が面白かった。二人ともあり得ない! そんなことが他国に知られたら大変なことになると大騒ぎだった。確かにシュンランが持ってることが広く知られれば神器を狙う者も出てくるだろう。だから街中では使わせていないし、狩りに行く時も普段は布で覆って持ち出している。まあたとえハンターに見られてもまさか神器だとは思わないだろうけどな。それでも俺の神器と違って奪われたら手元に戻ってこないから念のためだ。


 そうそう、サーシャたちだがずっとここに滞在するらしい。王妃と宰相との別れ際に、二人とも色々といい含められていたみたいだからそうだとは思っていた。


 今後は定期的にルーミルが様子を見に来るそうだ。ルーミルなら俺も大歓迎だ。さっき別れ際に『繁栄の秘薬』をまたもらったしな。なんて気の利く男なんだって感動したよ。恐らく次も持ってきてくれるだろうから、VIPルームを作ってルーミルの恋人も一緒に招待しようと思う。きっと喜んでくれるはずだ。


 サーシャはサーシャで宿泊費を王国が負担してくれるようになったから、もっと部屋を豪華にしてもいいのよと嬉しそうに言っていた。13月になったらとんでもない部屋を用意してやると伝えておいたよ。魔石も来月には貯まるから、ハンターやギルドと商人たちには13月の中旬から1月まで大規模改修工事をすると告知してある。その期間はこの街には俺の秘密を知っている者しかいない。マンションを建ててビックリさせてやるさ。


 ☆☆☆☆☆☆


「わはははは! カレン殿! 酒じゃ! 酒をもっとくれ! 」


「ワシにもだ! 樽ごとでもいいぞ! 」


「クロエさんすみません。おつまみ頂けますか? 」


「……ん」


 サーシャの武器のメンテナンスを頼むためにドワーフの鍛治士のオルドを探しにきたのだが、目の前では酒場のカウンターに座る竜王とオルドが空になったグラスをカルラに突き出していた。その隣ではオルドの息子であり弟子でもあるソドが、申し訳なさそうにクロエにおつまみを注文していた。しかしその手にはしっかり酒の入ったグラスが握られている。


「竜王様……」


「サーシャ違うぞ。あの爺さんは竜王メルギロスではなく、竜人族のハンターのメギスだ」


 俺の腕に腕を絡ませたまま、ギルドの入口で呆然と佇むサーシャにアレは竜王などではないと訂正した。


 今朝ハンターたちが街から出る時に、蒸留酒の増産が順調なので今後はたくさん飲めると告知したらこれだ。オルドさんはともかく、どこから聞きつけてきたのか竜王まで昼からギルドで酒を飲んでる。


「ハンターって……魔国は大丈夫なのかしら」


「魔王の最精鋭部隊を竜王城に置いてきたとか言ってるから大丈夫なんじゃないか? 」


 竜王は西にある魔国の北。滅びの森の中に食い込んでいる地を守るために竜王城からほとんど動かないと聞いた。とはいっても領土周辺の魔物は竜人たちによって定期的に討伐されているから、竜王が神器を持って討伐に参加するという事はまずないそうだ。象徴的な存在としているんだろうなと思った。それになんでも、もの凄く強い黒竜種の竜人が竜王城に駐留して指揮をとってるみたいだし何かあっても大丈夫だと思う。


「そう……それたら大丈夫なんだろうけど、あのお方が勇者様と共に戦い人魔戦争を終わらせた竜王様……」


 サーシャは何処か遠い目をしてそう呟いた。


 わかる。わかるよサーシャ。絵本から演劇やらで長く語り継がれてきた英雄がさ、少し良い程度の服を着て昼間っからギルドの酒場で飲んだくれてるんだもんな。あんな姿を見たら今までのイメージが崩壊するのも仕方ない。


 どうもサーシャは勇者や戦妃に憧れみたいなのを持っていたらしく、俺が勇者と似たような存在だと告白してここ2週間の間。以前よりも一緒にいる時間が増えた気がする。それに急に腕を組んできたりとかもしてくるようになった。顔を真っ赤にしていることから、多分憧れだけではなく王妃に何か言われてるんじゃないかなとは思う。王女も大変だな。


 そうそう、リーゼロットとクロースだけど、最初は色々と突っかかっていたクロースも俺に嫌われるのが嫌なのか幾分か大人しくなった。


 スーリオンや守衛隊や受付など、マンションの管理を手伝ってくれているほかのダークエルフたちは大人なので、リーゼロットに何か言ったり失礼な態度は取らない。それでも良くも悪くも正直なクロースの態度から、ダークエルフとエルフの溝は思ったよりも深いように感じた。


 片や人族に受け入れられ苦労こそあったものの順調に繁栄してきたエルフと、どの土地でも迫害され魔国に流れ着き、そこでも搾取されてきたダークエルフだからな。内心では色々と思うところがあるのかもしれない。


 それでもこの街では人種差別による争いは御法度だ。クロースには仲良くしろとまでは言わないが、お客さんを不快な思いはさせるなとキツく言ってあるんだが面白くなさそうだ。サーシャとは仲良さげなんだけどな。


 リーゼロットは胸の大きさのことを言われない限りは、基本相手にしないスタンスだ。これは先日の夜に宴会場の個室でみんなで飲んでいる時に語ったリーゼリットの話だが、彼女は別に人族に胸のことを言われるのはなんとも思わないが、ダークエルフにだけは言われたくないらしい。


 それはなぜだと聞いたところ、ダークエルフはエルフの森にのみ自生しているオパの実の影響を残しているだけだからだそうだ。そのオパの実とはなんなのかと聞くと、この実を食べると一定期間胸が大きくなるらしい。


 シュンランがどれほど大きくなるのか聞くと、リーゼロットは個人差はあるがシュンランの胸がクロースと同じくらいかそれより少し大きいほどになると答えた。つまりCカップの胸がDもしくはEになる可能性があるということだ。


 その実を毎日のように食べていたことからダークエルフはもともとCカップくらいだったのがDやEカップほどになり、エルフもBやCはあったらしい。何千年もの間、それが普通だったとか。


 しかし森を失って以降。エルフはオパの実を食べることができなくなったために胸の大きさは元に戻ったんだけど、ダークエルフだけは胸が元の大きさに戻る事はなかったそうだ。恐らくエルフに比べて短命なダークエルフだけ体質が変わったんだと思う。


 そういうこともあってエルフの女性からしてみれば、ダークエルフの女性の胸は偽乳扱いなんだそうだ。その偽乳に胸のことを言われるのは腹立たしいらしい。クロースは元々大きいのだと否定してリーゼロットに突っかかっていたけど、寿命がエルフの方が倍以上あるからな。リーゼロットの言ってることが真実なんだと思う。


 その話を聞いてもうぶったまげたよ。胸が大きくなる実とか何それって! でも本当に存在するらしく、ギルドの依頼でも貴族からオパの実の採取依頼が常にあるらしい。


 しかしエルフの森はAランクの魔物が多くいるエリアであり、とてもじゃないが採取に行くことができないそうだ。魔国に近ければ行ける人間もいるんだろうけど、反対側だからな。人族にもAランクパーティはあるが、彼らでも厳しいらしい。なんでも途中で大規模な飛竜の巣があり、その飛竜を狙ってエルフの森にドラゴンが居座ってるそうだ。


 そんな話を聞いていると、対面に座っていたサーシャがなんだか落ち着かない雰囲気だったから視線を向けるとフッと目を逸らされた。それを見て俺は察した。サーシャが王国が滅びの森から領土を奪い返す気概がないと憤慨していたのも、リーゼロットとエルフの森を取り戻すべく滅びの森を攻略しようとしていることも、その全てはオパの実を手に入れるためなんじゃないかってさ。


 大国の王女が胸を大きくするために命をかけるとか……サーシャのお尻は大きくて形も良いから気にすることないと思うんだけどな。そんなこと怖くて本人には言えないけど。


 リーゼロットの話が終わり、なんとなくサーシャとリーゼロットから期待されているような視線を感じたので、俺の使命は女神の家を建てることだからと。全てはそれが終わってからだと伝えた。


 言外にタワーマンションを建てた後にエルフの森を取り戻す手伝いをすると言ったのが伝わったのか、二人ともすごく嬉しそうにしていた。サーシャなんて早く建てるわよ! どうすれば早く建つの? 金貨が必要なら王国に用意させるわ! って張り切っていた。


 俺は内心でスポンサーゲット! と喜びつつも、それだけじゃ駄目なんだと。入居者の満足度を上げなくちゃいけないんだと説明したけど、二人とも満足度の意味が分かってないようだった。だから俺のギフトは制限をされていること。それを解放するためには建物をたくさん建てて、多くのハンターに利用してもらって全員に満足してもらうことが必要だと説明した。まあそれでもなぜ満足させる必要があるの? って顔をしてたけど。俺も同感だ。


 そしたらあまり細かいことを考えるのが苦手なサーシャが腰に手を当てて立ち上がり、じゃあすぐに別館を建てるわよと叫んだ。それに対して俺は入居してくれるハンターが集まらなきゃ意味がないし管理するのも大変だ。そもそも大々的にハンターに宣伝したら教会や帝国に筒抜けになるから、少しずつやっていくしかないと言って落ち着かせた。サーシャは面倒ねってブツブツ言ってたけど。


 そんなサーシャをなだめつつ、俺はマンションよりもオパの実のことで頭がいっぱいだった。


 別にシュンランとミレイアに不満なんてこれっぽっちもないけど、もしも二人がその実を食べたらシュンランは推定CカップからDやEに。ミレイアは推定FカップからGやHになるってことだよな。


 Hとか……そこにはいったいどんな希望が詰まっているんだろうか?


 もっと強くならないとな。エルフの森に行けるくらいには。

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