第7話

僕あの言葉が引っ掛かったまま

卒業式まであと1日となった

この2日間

椿の姿を見かけるのだが

一瞬目を離した瞬間に椿はそこの場所には居なかった。


2日あえないだけで、僕は寂しい気持ちと自分でも分からない気持ちが湧いていった。


そして卒業当日

卒業式していてると隅の方で、椿がいた。

そして、卒業式終わり

皆が先生や友達と挨拶をしていた。


そして僕は、椿に会うために

椿が居ないと開かない屋上へと行った


僕は、鍵が掛かってると思って屋上の扉を開けたらその扉が開き

宇津川「あっ開いた」

「ということは椿がいるのか。」

屋上見渡したけど椿が居なかった。

宇津川「えっ何でだ」

「開いてるのに何故居ないんだろ」

僕は屋上をくまなく探した。

その探している姿は挙動不審になっていた。

そこに誰かやって来た

……「?開いてる」

……「おっおー宇津川じゃないか」

……「何でお前ここにいるんだ?」

……「しかも挙動不審で、わははは」

宇津川「えっ」

「加藤どうしてここに?」

加藤「いや忘れ物してさ」

「学校に戻って帰ろうとしたらお前が屋上に行くのを見つけて」

宇津川「そうだったのか」

加藤「お前と改めて話しておきたかったんだ」

宇津川「何?」

加藤「お前さ1年の初めから変だったろ」

「しかもお前補習受けてから遅くまで学校にいたろ」

宇津川「えっ」

加藤「お前も見えていたんだな」

「土田さんのこと」

宇津川「えっ見えていた?」

加藤「そりゃそうか俺達が一般が見えているもんな」

宇津川「えっどういうこと???」

加藤「お前がそこまで見えてるとは思わなかったがな」

宇津川「加藤本当にどういうことだ??」

「俺達一般?何の話をしてる。」

「しかも何でそこまで僕を見ていたんだ?」

加藤「それは…あの人に聴けば分かるさ」

「俺達一般はそこまで喋れないからな」

宇津川「何言っているんだ加藤」

加藤「そろそろ俺の迎えの時間なんだ」と宇津川に聞こえない程度に呟いてしまった。

宇津川「今何か言ったか?」

加藤「いや何でもないよ」

「じゃあな宇津川」

宇津川「待てよ」

加藤「お前は知るべきだこの世界の事を…」

宇津川「どういうことか説明しろ」

加藤は返答せずに屋上から出ていこうとしていた。


続く

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