第4話

僕が目が覚めたのが6時間目が終わった頃だった。

僕は2時間ほど意識を喪っていたみたいだった。

保健室の先生から

「何かあったの?」

宇津川「えっと…」

心の中で、「椿の話をせずに話すのは難しいなぁ~」

宇津川「関係あるか分からないですけど…」

「意識を喪っていたときに」

「とある女性を追っかけて探したらそこにはいなくて、その女性を助けようと僕は、その女性がいたところに向かったのですがいなくて、また屋上に向かったら鍵がしまっててぼーとしたら足踏み外して起きた」と保健室の先生に伝えたところ

保健室の先生「あーそれは」

「宇津川くんそれは夢じゃなと思うよ。」

「その女性は10年前に亡くなった人だと思うよ。」

宇津川「その女性の名前は」

保健室の先生「彼女の名前は土田 愛理(つちだ あいり)」

僕は少しほっとした

「何で、そんなことを聴いたの」

宇津川「何でもないです。ちょっと気になったので…」

保健室の先生「そっそう」

「お大事に」

「またなんかあったら来てね」

宇津川

「あっ…は、はい」

僕は保健室から出て、

「そっかあれは別人なのかぁ」

「いや違うきっと椿だぁ」

僕が椿を間違えることなど無い。

「きっと僕に伝えてはいけないことがあるのだろう」

「だから条件付きのお付き合い」

僕は心の中で整理したら点と点が結び付き

心はもやもやはまだ残ってるが…少しはスッキリし、これを椿に伝えたら約束を破ることになり

椿が所かに行くような気がしていた。

だから僕は少し卒業まで彼女(土田 愛理)がどういう経緯であの屋上から飛び降りたのかまたどういった人物か調べるのが怖かったが

興味と好奇心に勝てず

密かに椿に悟られないように調べて行くことを決意した。

僕はとあるところに置き手紙をしてその日は帰った。


続く


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