2021.10.23 梨泰院クラス
韓国ドラマ『梨泰院クラス』を見終わりました。もともとウェブ漫画らしいのですが、なかなか見ごたえのある展開で面白かったです。イカゲームとか韓国のドラマは勢いがありますね。
飲食店の激戦区で仲間たちと居酒屋を経営する変な髪型の青年パク。後々、大飲食チェーンの代表取締役になって大金持ちになるというサクセスストーリー、といったあらすじがあるんですけど。
実際は、暴力あり裏切りありの壮大な王道復讐劇なんですよ。経営戦術みたいのもありますけど、ほとんど恋愛か復讐がメインのストーリーです。一話で高校に入学すると思いきや退学します(笑)。
なんのクラスやねん、とツッコミも入れたくなりますが韓国語のイテウオンも地名なのか人名なのか謎のまま見てますから、今更驚きません。
復讐劇には必ず必要な、イビリや苦境、悲惨な場面が続きます。あんまりだー! もう、巻き返し不可能ちゃうのっつーところまで引っ張らないと復讐する動機にならないですから。
そういうわけで、何話かみたころには長家には死んでもらうと固く誓う俺です。がんばれパク、そんで殺された父の敵をうつんだ。そのために必要なのが居酒屋経営というわけで(笑)
ッズンドゥブツゥィゲみたいな名前の辛そうなスープとスポンサーなのか知らんけど緑色の小瓶に入った焼酎らしきお酒が毎回出てきて、気になります。
辛スープはなんとなく分かります。安楽亭にいくと出てくる辛い真っ赤な液体ですよね。ユッケジャンスープでしたっけ、って言ってるそばからネーミングが違いますけど。まあ、チゲ鍋は美味いですから。
問題は酒ですよね。何故か、この酒を未成年っぽい人も、男女もとわず飲みます。居酒屋のくせにビールもワインも、カルピスサワーもジントニックも飲んでる人が居ないという不思議な世界観なんす。
これを小さなグラスにいれてグイっといきます。日本酒みたいにアルコール度数が高いのでしょうか、だんだん美味しそうに見えてきます。
何話目かわすれましたが、「氷が足りないから貰ってこい」とか言ってましたけど、誰も使わないやんって思いました。それぐらい徹底的に、これを飲んでる。つまり一番美味いということなんでしょうね。
「ピアノ教室終わったらご飯食べに行こうよ」娘ちゃんが起きてきて言った。
「いいけど、颯ちゃんは漢字検定2級受けにいくから居ないよ」
「パパは自分で作ったホットケーキ食べたから食べないでしょ?」
土曜日の朝はホットケーキを焼くことが多いのだが、娘ちゃんは食べてくれない。過去に焦げた不味いやつを食べてきたので、もう食べないと決まっているのだ。
焼き方はかなりうまくなったから、ママや颯ちゃんも美味しいといって食べてくれるのに。
不味いホットケーキを毎週食わせたのが原因で、俺のせいなので食えともいえない、むしろ責任を感じている。
一袋で4つ焼いて2つは俺が食べてる状況。実際、好き嫌いが一番多くて肉料理全般が好きでないし、カレーやガスト以外のパスタも嫌いという変な好みがある。
「食べるよ、楓ちゃん。心配しないでも大人になったら不味いものでも平気で食べられるようになるし、お腹がいっぱいになっても、また必ずお腹はすくんだ」
「う、うん。心配してないけど」
「だからさ、食べていいんだよ。食いたくないものでも食ってみればいいじゃん。そうやってまたお腹はすいていくんだから」
「何いってんだ、お前。当たり前やろ」
「……ンドゥブッ!」
韓国大型飲食チェーン店のメニューに疑問を持った俺だったが、正直にいうと別段食べたいとは思わない内容だった。
まあ見た目より美味いとわかっていても、ドラマ部分のクオリティが高ければ高いほど、残念に感じた部分でした。
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