#4 Grand Theft Auto Ⅴ

 2013年10月10日に発売。Rookstar Gamesが開発した、7年経ってもまだ現役の神クソゲー(褒め言葉)


 略してGTAやグラセフと呼ばれるこのゲームのⅤは三人の主人公からなる強盗ゲーム。


 ロサンゼルスをモデルに架空の街『ロスサントス』を舞台にしている。車両窃盗、人を殺害、警察や軍隊と交戦は勿論。重火器から兵器までも自由に使えてしまう犯罪ゲーであり、無法地帯と化しているゲームになっている。


 本編では、三人の主人公とその協力者とで組織の邪魔や強盗と言った物で、ストーリー自体は破茶滅茶という訳でもなく、かなり重い場面から始まる。ストーリーに関してはネタバレになるのでこれ以上言わないが、薬物まで出てくる始末で犯罪行為を助長していると言っても過言では無い。


 流石に本物のロサンゼルスはこうはいかないが、ロスサントスでは最早日常茶飯事で、いつ死んでもおかしくない世界となっている。


 恐らくロスサントスでも法律はあるのだろうが、政府機関は全くと言って良いほど機能しておらず、警察も肩がぶつかったり、パトカーで自分から突っ込んで来たにも関わらず、ブチ切れては容赦無く市民を射殺する。


 軍事基地にも勝手に入れば、帰らせるのでは無く、戦車を出動させてまで侵入者を無慈悲に葬る異常っぷり。普通に生きててもきっと事故に巻き込まれた事も気付かず死ぬに違いない。このロスサントスで唯一安全な場所は家の中だと思う。


 この時点で本編でさえも周囲の異常さが際立っているが、他のプレイヤーと遊ぶ事が出来るオンラインでは、更なる無法地帯いや、混沌を極めている。


 家の外に出れば、四六時中耳を劈く戦闘機のエンジン音が街中に木霊し、パトカーのサイレンが鳴り止む事はほとんど無い。時々爆発音だって聞こえる。


 本来オンラインでは他のプレイヤーと戦ったり、ミッションを引き受け強盗や盗み、敵の制圧や自慢の車でレース等々様々な『ジョブ』を楽しむ事ができるモードとなっている。


 また、オンラインはプレイヤーのレベルと同じでランク制となっており、ランクが上がると色々なやれる事や使える武器が解除されていき、基本0〜120ランクが最高で、それ以上はプレイヤーのやり込み度みたいな物を表している。ただし、今ではバグを使って高速でランクを上げる方法もあるので、相手のランクが高いからと言ってプレイスキルが高いとは限らなくなってしまった。


 自分も今もGTAオンラインをやっているが、本当にのんびりプレイなので、ランクはまだ160しか無い。プレイヤーは沢山のミッションや強盗又は、施設を購入する事で金を稼ぎ、なんとネットから兵器を私有化できてしまう。


 勿論、戦闘機や戦車も買えるが今は、対空ミサイル砲や攻撃ヘリ、オスプレイに似た攻撃機から、爆撃機。そしてサテライトキャノンと呼ばれる衛星砲まで購入できる始末。


 どう見ても考えても、現実とは掛け離れた滅茶苦茶さがあり、無能過ぎる政府機関だけに何故か飲酒運転していると、警察はしっかり取り締まってくれる。


 戦闘機や戦車に乗って高速道路で無双するのは、ストレス発散に持ってこいだろう。


 滅茶苦茶面白く、バカゲー。そんなゲームの感想は此処まで。決してお勧めはしない。

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