#2 真・女神転生Ⅲ NOCTURNE:HD REMASTER
ATLASの開発した作品。女神転生シリーズ(メガテン)の発売日順に8作品目のノクターンの次に出たマニアクスVerをリメイクしたゲーム。
#1で言っていたUBISOFTの次に好きなシリーズです。どちらかというと女神転生シリーズというより、ATLASが好きですね。
今回はリメイクされた作品の感想ですが、その前に前作のリメイク前の作品はプレイ済みです。
という訳で感想を言いますが、言うこと無しと思えるほど変わらない面白さでした。リメイクと言っても追加されたのは難易度とDLCで追加出来るマップだけで、それ以外は何も変わっていません。
このリメイクが発売された事でペルソナをやっていた人が少しずつ流れ込んでいきじわじわと知名度が上がっています。リメイク前にどハマりしていた自分としては知名度が上がる事は嬉しい限りです。
あまりにやり込み要素があるので一番好きな所を此処では書こうと思います。
先ず第一は、やっぱり悪魔合体ですかね。ペルソナシリーズにもある様なペルソナ合体と同じで、二つの悪魔(ペルソナ)を合体し、一つの新しい強い悪魔に変化させる二身合体。女神転生Ⅲでは、二身合体にもう一つ悪魔をイケニエとして捧げ、結果の悪魔の能力を上昇させるイケニエ合体。(三身合体とも言う)
自分はⅢの全作はやっていないので分かりませんが、Ⅲの合体で誰もが通る道であるスキル継承が一番楽しいですかね。
未プレイには何の事か分からないと思いますが簡単に言うと、例えば
一つ目の悪魔が1、2、3のスキルを持っていて、
二つ目の悪魔が3、4、5のスキルを持っているとしたら、
結果の悪魔ばランダムに4、2、1と二つの悪魔からスキルを継承するんですね。
これがペルソナだと、予め継承可能なスキルが決められ、自分で継承スキルを選ぶ事が出来るんですが、Ⅲでは完全ランダムなんです。なので自分が欲しいスキルが出るまで、何度もキャンセルを行い、理想の悪魔を作る。スキル毎に継承難易度まで設定されているので、理想のスキル並びを作るのに2〜3時間や5〜6時間なんて掛かる事も……。最早合体の醍醐味とまで言われる様になったシステムですね。
ただこれがペルソナでも次作のⅣでもランダムではなくなった事に僕はとても残念に思いました。来年に発売が決定されたⅤに期待ですね。
で、システムに関して長々と話してしまいましたが、女神転生Ⅲとは簡単に言うと突如『球体』となった滅んだ東京に悪魔が跋扈し、混沌化した東京でコトワリと呼ばれる思想を築き、新たに世界を作り変えることを最終目的にしたゲームです。
コトワリはゲーム内に『シジマ』『ヨスガ』『ムスビ』の3つがあり、主人公(プレイヤー)は、この3つのどれかを選ぶ事になります。シジマは静寂な世界、ヨスガは強者の楽園、ムスビは事柄に干渉しない世界。これらの3つはストーリー中のとある三人のキャラクターに深く関わります。
また、プレイヤーの選択肢はこれだけではなく、全く持って平和な元の東京に戻すのか、それとも全てのコトワリを無視、そのまま世界を見届けるのか、はたまた悪魔側として世界を見届けるのか。世界を作り変えるも良し、見守るも良し、破壊するも良しというプレイヤーの人間性を試すゲームと言っても良いですね。
計6つのエンディングというやり込み要素が凄まじいので、独特な世界観を愉しみながらも、これからもっと多くの人にやってもらいたいと思ってます。
ペルソナシリーズしかやった事が無いという人も一つだけ注意をしておくと、雰囲気はペルソナと打って変わってかなり暗く、辛いシーンは何度か入ってます。
また、ゲームのやり易さに関してはバトルシステムはペルソナとほぼ同じで、いや、逆に女神転生Ⅲがペルソナを作ったという言い方になるんですが、プラスターンアイコンというシステムで、相手の弱点や、クリティカルを打つ事でこちらの行動回数の減少を0.5に抑え、基本はフルパーティーで、4回の行動を最大8回まで増やせる事になります。
ペルソナでも同じかもしれませんが、如何に相手の弱点を突き、短期戦で終わらせるかが鍵となっており、長期戦に持ち込むほど死ぬ確率が上がっていきます。まぁ、リアルの運が悪ければ女神転生Ⅲでは、1ターンて全滅もあり得ますがね……。
そんなこんなで、ペルソナより難易度は若干高く、リメイクで追加された最低難易度マーシフルに加え、ノーマルとハードの難易度があります。
難易度は高いとは言いましたがマーシフルは別で、公式でも『ボタンをポチポチしていれば終わる』と言っている様にラスボスでも10分弱で終わるというストーリーはサクサク楽しめますが戦闘は『あ、終わった……』という感じに呆気なく、緊張感もなく終わります。
という訳で以上。僕の感想でした。
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