第53話 アルカナ大戦(2)
聖騎士が前線に集まる一方で、、、
(アルグレイシャ) 「リリス、そしてノワールまでいないなんてどうなっているの。」
(ノワール) 「すみません。少々遅延してしまいました。魔力適性陣営の暗殺部隊が麓にいたものでそちらを始末しておりました。」
(アルグレイシャ) 「理由はともあれ、大戦は始まっております。このようなことを言われないで下さい。」
(ノワール) 「大変、失礼しました。」
(ノワール 心) 「黙れよ。ただ、お前は今日で終わる。お前の時代などとっくに終わっているのだよ、、、、」
賢王とノワールが話していると、リリスがやってきた。
(リリス) 「大変遅れてしまいました。影の業をおっていて遅れてしまいました。アルカナの避難誘導など諸々所定について終わっております。」
(アルグレイシャ) 「大戦なのですから気を引き締めなさい、リリス。しかし、避難誘導はご苦労さまでした。それより、先程言っていた大事な話とはなんでしょうか?」
(ノワール) 「大事な話とはなんなんですか?」
(リリス) 「ノワールたちには後で念話で伝えますので賢王に話をして決めるますから所定の位置に早くついてください。お願いします。」
(ノワール) 「わ、わかりました。では、これで失礼します。」
(ノワール 心) 「どいつもこいつも調子に乗りやがって。でも、みんな終わりなんだよ、、、、早く聖剣第1項と賢王が戦って消耗しねーかな。」
ノワールは所定の位置に向かった。
(リリス) 「で、話なんですが、、、」
リリスが話始めようとすると、
(魔法適正陣営 連絡係) 「賢王様、念話での通信失礼します。前線に聖騎士6人に集結しました。私どもではどうにもなりません。どうしたらいいでしょうか。」
(アルグレイシャ) 「わかりました。すぐに賢星および私も向かいます、皆の者には撤退を命じてください。いいですね。」
(魔法適正陣営 連絡係) 「かしこまりました。すぐに撤退させます。」
念話が途切れすぐに賢王からの伝達がくだる。
(アルグレイシャ) 「賢星のみなさん、前線に向かってください。私もすぐに向かいます。そして力を見せつけなさい。」
賢王アルグレイシャはその場を後にしようとしていた。
(リリス) 「賢王様、話の続きがまだ、、、」
(アルグレイシャ) 「今は話よりも向かうのが先です。私は前線にマークをはってますのでそこでおちあいましょう。それでは、、、」
(リリス) 「あ、はい。」
そういうと賢王は光のように消えていった。
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(カイト) 「場所が遠すぎる。もう戦いは始まっているのか。」
(黒夜叉) 「主、加減はいらないのでは無いでしょうか。」
(光月) 「マスター、光魔法でしたらみなさん知っています。だからこそもういいのでは、、、」
(カイト) 「わかった。聖剣だけ使い応戦する、よし、練習した技を使う時が来たみたいだ。黒夜叉、光月、おれを纏え、エクセプション。」
カイトが唱えると、刀が光の粒子上になり、体の周りを覆った。すると、そこには口まで覆われた帯状なものと下半身はゆらゆらと蠢く光を纏ったような装束に変形したのだった。
七つの聖剣使いと七人の賢星 夷藤海 @kaikai0714
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