第3話 14歳クラス

へ!ハルムスー、どこだよ14歳クラスって?

ハルムスは消えちゃったし、用務員さんに聞くかー。

てか用務員さんているのか?


「あなた見かけない顔ねー?」

「ぴゃっっっっ!」

誰かと思ったら綺麗なスーツを着た悪魔だった。

変な声出しちゃった。


「早く制服着てきなさい?どこのクラスなの?」

「14歳クラス?です。」

「あら、私そこの担任よ!新入生なのね?倉本紗奈さん。」

またこの人も私の名前知っているの?何で?

「私はハンナよ。ハンナ先生って呼んでね。さあ制服に着替えてきなさい!」

「え、どこで?」

「ああ、そこのトイレで?」

汚いわ。


着てみた!サイズぴったりだ!

かわいい。くるっと回って確認してふふふと笑った。

「早く来なさいー?もう着替えたでしょ?」

「はーい、今行きまーす!」


2人で歩いていたら14歳クラスに着いた。

地上とあまり変わらないなあ。

ガラっと先生が開けた。

「皆ー!新入生よー!」


「ええ?誰ー?」

「天使だ!次天使だと俺思ってたんだよねー。」

「女の子だ!女の子!」

色々な話し声が聞こえた。


「さあ自己紹介をしなさい?」

「倉本紗奈です。天使です。よろしくお願いします。」

ペコっと頭を下げた。


「舞の隣が空いてるわ!あそこにしなさい!」

舞さんを見た。

ギロッと睨んできた、しかも悪魔ー。

ど、どうしよう。。。


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