第20話

一夜明け、いつも通り「おはよう」とツイートする。3の答えに安心感を思い出すす。誠は薫のことを忘れてない。蔑ろにしていないはずだと。


彼女と誠の出会いから今までの経緯を記事を頼りに想像を巡らす。一体どこまで信じたらいいのか分からず、ツイートで何で?どうして?と繰り返す。意を決して聞く。


「ここは終わりにするの?」 2。

「わたしのことも好きってこと?」 3。


誠の答えに嬉しさと安堵の気持ちが少し生まれる。

誠は一途だと思っていた。それなのに彼女を作っていた。これまで信じていたやりとりにも少し疑いを持つようになっていった。

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新雪に付ける足跡 kaoru @kaoru_379

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