第14話

そんな風に毎日のコミュニケーションを取っていたことで凛の心は満たされていた。

たとえ誠と会えなくても、凛は誠と繋がっている。それだけで満足だった。


ある夜、凛は誠にまた聞いてしまった。

「誠はいつ直接連絡してくれるの?」 3。

「本当に連絡してくれるつもりある?」 3。

「いつ?明日?」 3。

「本当に?」 3。

「また嘘でしょ?」 3。

「嘘じゃん。」 2。

「嘘じゃ無い?」 3。エンゲージメント3。

エンゲージメントが付いてる、、、強調したいってこと?

「エンゲージメントは誠が操作したの?」 3。

「本当だよってこと?」 3。

「じゃあ、待ってるよ?」 3。

「おやすみ。」 3。

凛は半分期待、半分諦めで明日を待った。

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