第15話
「そういえば、貴方の名前を聞いてないわね」
明智玉鬼さんが……いや、明智玉鬼様?に言われて気付く。
相手だけに自己紹介させて自分だけしてないことに思い出した。
「私の名前は『美咲賀斗琴』と名乗ります。先程、金冠様が私のことを『リーダー』と言っておられましたが……」
少し思考して『先生』という地位をどう説明するのに迷う。
富士見七先生は私達を真似て自分のことを先生と呼ぶように言った。
つまり、あれはこの世界に『先生』という単語が無いわけで……。
あぁもういいや、めんどくさい。
「いえ、あながちリーダーも間違っていませんね。生徒からは『先生』と呼ばれています」
「先生?それは向こうの世界でリーダーという意味でしょうか?」
「いえ、子供達に知識を与える職業です。そもそもですが、この世界に学校……物事を教える場所はあるんでしょうか」
「学校や先生は分かりませんが、
「俺は宝石などを、囲の国は魚とかを売る民が多いから、本来は貴族達が高い金を払って数学が出来るやつを家に呼ぶんだが、俺の所は無料でそういう場所を作って教えさせている。囲も無料じゃないとは言えかなり低額で学べるはずだ」
「私の所はそういう勉学に力を加えてないわ。民の一部が勝手にやっているらしいから、今度それを支援してみようかしら。ただ、幼い頃から軍に入りたいと言う子の為に武器の扱い方を教える学場はあるわ」
「教会に子供達がくるので、そこで信仰を説いていますね」
そんな国全体を見て話しをするのは求めるような求めていないような、話している内容が国基準なのが私には付いて行けない。
だが、教皇を除く三人の子達から視線を向けられてしまう。とりあえず、私の基準で日本の教育を教えてみよう。
時間も過ぎ、私もある程度この空気にもこの口調にも慣れてきた頃。
話した内容は学校のことだけではなく、例えば魔法が無い世界でどう暮らすだとか、逆にこの世界のことなどを教えてくれた。
流石は国のトップ、自分の国の長所短所を教えるのが上手く、生徒に教えてやりたいと思った。
教えてもらった話で一番興味深いのは、明智玉鬼が皇帝として成り上がった話だ。
というのも、明智玉鬼が皇帝になったのは経った半年前のことで、他二人は先代が病気で倒れたらしいが、この子は父親である当時皇帝を殺し自らの力で皇帝に成り上がった。
アレキサンド帝国は実力主義だ。皇帝自らが戦争の全線で立つことも多いらしく、最も皇帝に相応しい人が皇帝にならなければすぐに殺されてしまう。
そんな過酷な世界で堂々と武器を振り、他人の手を借りず自らの手で地位を掴み取る。
まるでアニメのような展開に思わず拍手した。
「こいつは、人間界最強って言われてるしな」
「そんな、大袈裟よ」
「うふふ、そんなことないですわ玉鬼様」
「人間最強?」
「玉鬼殿は少し特別で、能力が二つ持っているとてもとても珍しい現象の持ち主であります。千年の一人の逸材と言われていますな」
「俺あれ好きなんだよな『千年に一度の女』ってやつ」
「私は『暁の双斧』ですわね」
「……恥ずかしいからやめていただけると助かるのですけど」
白い頬がほんの少し赤く染まる。髪や服が真っ赤なのに、顔まで赤くしたらどこが顔か分からなくなるのでは。
そう思ったけど、流石に失礼過ぎたので言わなかった。
「ハハッ、お前顔まで赤くしたらどこが顔か分からないぞ?」
「顔を潰されたいの?」
言わなくてよかった。
今後この人に不敬を働かないようにしよう。
「さて、そろそろお開きにしますか?」
「そうですね、意外と長く話してしまいましたわ」
一時間か二時間、もしくはそれ以上話した頃。
途中からずっと黙っていた教皇が口を開いた。
「おっさん邪魔するなよ、まだ話したりないぜ?」
「どうせ明日も話すでしょう?それに、明日の方が生徒さん達もいる」
「俺はこの女に興味持ってんだ、そいつらことはどうでもいい」
「……は?」
金冠宝から聞き捨てならない言葉が聞こえ、私は素の反応をしてしまう。
一瞬聞き間違えたのかと思ったが、そんな甘い思いは次の行動で砕け散った。
宝は内ポケットから真っ黒で小さな箱を出し、その中身を私の目の前で見せる。
中には……指輪が入っていた。
「俺と結婚してくれないか?美咲賀斗琴」
未だに座っている私を見下ろすように、そいつは言った。
「……フッ」
くだらな過ぎて、思わず鼻で笑った。
☆
「小山内さーん、入ってもいい?」
「はい……大丈夫です」
露骨に元気の無さそうな声が部屋から聞こえた。
小山内さんは割と顔や声とかに出るタイプだ。
フィクションの心を読むキャラとかは無表情なキャラクターが多いイメージだけど、それはフィクションだからだ。
圧倒的な力を持つ能力を手にして敵をバッタバッタと倒してニートも陰キャも人生百八十度のハーレム生活を楽しんで。
最近のアニメでそんなことをしていた気がするけど、現実は悲しいようで、見ている限り小山内さんは人間関係がだんだんと下手になっている。お昼ご飯で大人数と喋る彼女を見たが、笑顔が少なかったし、早めにご飯を切り上げてすぐさま別の所に行った。
あんなに学校で友達の横で楽しそうな笑顔を見せていた彼女が、友達の前で笑顔を作り、皆から逃げるように授業が終われば部屋に戻る哀れな姿に。
小山内さんを見ていると、この世界が現実だと思い出させられる。
メニュー表示やバグなんてないし、ワンコンボ喰らって動けなくなって、死にゲーみたいにあっさり死んで、再戦もコンテニューも出来ずに、トロフィー獲得の音もなく魂が消えていく。つまらないくらいあっさりとした終わり方で死んでいく。
唯一ゲームとかに似ているのはキャラ性能の理不尽さ。
能力なんて言うけれど、メイドさん達や住民は能力なんて持っていない。参戦すら叶わぬモブキャラクター。参戦できても能力によるキャラ性能差。昔のゲームみたいにアップデートもないためキャラ調整も出来ない。
可哀そうに。
部屋に入り、体育座りをしている小山内さんを見つける。実際に落ち込んで体育座りしている人見るの初めてなんだけど。
本当に、感情が行動に出る子だ。そのおかげで私が小山内さんの心を読めなくてもある程度読めてしまう。
「今日はどんな心を見たの?」
なんて言いかければ分からないから、傍に寄ってありふれた言葉(日常生活では絶対言わない言葉だけど)を語る。
「……色々」
「…………そっか」
うわぁ……一言に込められる言葉が重いよ何言ったらいいんだ。
思えば、人にこういった相談事をしたこともないしされたこともない。ゲームのアドバイスなら出来るけど。
「金剛さん、佐藤さん、太刀川さん、子銀ちゃん。今日から魔法の訓練を受けれません」
四人の名前、それは今日の授業の最後に七先生が呼んだ人達だ。
「七先生は、才能が無いからって。来ないでって言うらしいです」
「あの七先生が?」
「もちろん、七先生にも考えがある。私達は魔王を殺さなきゃだから、そのためには、その人が一番扱える場所に配属される。そこに、魔法が使えない人が魔法部隊に来たら迷惑だって。早いうちに武器専にさせようって」
「あー……もうそんなこと考えているのかあの人は」
「見てる世界が皆と違うんだ。教皇さんとか隊長さんとかも未来を見てるけど、私達は目の前しか見ていない。どこか非現実的なことに楽しんでいるけれど、なにをどうしたらいいか分かっていない」
小山内さんの口から、小山内さんとは思えないような淡々とした言葉が飛んでくる。
普段の小山内さんなら絶対にならなさそうな、そんな口調。
「……怖い」
「人が?」
「違うよ……いや、違わなくないけど、私が怖いのは『魔物』」
「魔物……モンスター?ドラ〇エに出てくるスライムみたいな?」
「あれは可愛いけど、もっと怖い。というより、この世界に当たり前のようにいる。三つの頭を持った狼や、赤い肌に頭に角の巨人、頭だけ動物の人達、翼の生えた猫。見たことも無い生物が、街を襲う」
「それは……誰の心?」
「兵士さん達。あの兵士さん達の中に、何人か魔王の手で滅んだ国の生き残りも沢山います。ただ、その人達は怪我した人も多く、その……怪我した時の痛みを思い出されたら、見えてしまうんですよ」
「……あー、そういうこと」
つまり『痛い』という感情がダイレクトに飛んでくるのか。
それも、足の小指にぶつけたとかそんなレベルではなく、剣で切られ、槍で突かれ、弓で射抜かれる。
私達が体験したことも無いトラウマレベルの痛み。
「中には優しい方もいて、あんな地獄をまだ子供の私達に行かせたくないとかいて。でも、魔王を殺せる可能性が高い私達に賭けることしか出来なくて。それを見て……私は何をしてるんだろうなって」
「……」
何も言ってやれなかった。
可哀そうに。
そう思うなら、なんか言ってやれよ。
話を逸らすついでに、今日伝えようとしたことを話す。
「明日、各国の王様が来るの知ってる?」
「王様?いえ、知らないです」
「なんか私達に挨拶するんだって。この世界の命運が私達の手でうんたらかんたらだから」
「うんたらかんたらって.……そうだもんね、魔王を殺さなきゃだもんね」
溜息を吐きながら呟く。
未だに重い空気が流れる中、ノックの音が聞こえた。
「玉萌ちゃーん!いる?」
甲高い声がドアの前から聞こえた。この声は十中八九林香子の声だ。
小山内さんは声が聞こえてから少しだけ考えて、顔を上げてドアを見た。
「……うん、いるよー」
「ん?いないのかなー」
「……いるよー!!」
部屋の防音が凄いせいで大声を出さなきゃいけない。不便だが仕方ない。
「部屋の中に入ってもいい?」
「えっと……ちょっと待ってて―!」
小山内さんは私を見る。私がいるけど入れてもいいか、という目を向けているのだろう。
「別に私は大丈夫だよ」
「入っていいよー!」
「お邪魔しまーす!おや、
「やほやほ林ちゃん、ちょっと用事があってね。もう済んだからいいよ」
「いらっしゃい、香子ちゃん」
また無理してないかと思い小山内さんの顔を見たが、自然と笑みを浮かべている気がする。
なんだかんだ、友達といるのは楽しいんだろう。
「どうしたの、急に」
「そうそう!この世界に来てから玉萌とあんまり話せてなかったなーって思って。だから、二人で女子会でもしようかなって思って」
「ありゃ、私邪魔かな?」
「全然!むしろ食べ物持ってきすぎちゃったから、無駄にならない為にも一緒にいてほしいな!それに合居ちゃんとはそこまで話したことないし。あっ、ごめんね勝手に合居ちゃんって呼んで嫌じゃない?」
「あーうん。早口で追いきれてないけど、おーるおっけー」
「ふふっ……あははは!」
小山内さんの口を開けて笑う。こんな豪快に笑う小山内さん初めて見て少し戸惑う。
「ど、どうしたの?」
「ふふふ、いや、ごめんね?なんでもない。うん、女子会ね、やろうよ」
分からない、全く分からない。
けど、先程までの憂鬱としていた顔よりも、こんな笑顔の方が百倍よくて。
なんでか分からないけど、私の胸が高鳴っていた。
☆
街で色々買ってきた物を先生の机に置き、先生のベッドの上で世呱々さんに持ってきてもらったピザ(何故か耳が無い)を貪り先生を待つ。
向井さんに先生の居場所を聞いたところ、どうやら教皇の野郎に連れていかれているようで、仕方ないから先生の部屋に勝手にお邪魔している。
本当はベッタベタの汗を流してもいいけれど、もしもシャワーを浴びている時に先生が帰ってきたらなんか勿体ないし、先生に背中を洗ってもらえない。
しかし、こうも夜も深まってくると流石に心配する。
先生の分に取っておいた一ピースのピザはとっくに冷め、街で見つけた玩具は一人では遊べないし、熊のぬいぐるみに喋りかけても返事は返ってこない。
七先生から貰った水魔法と氷魔法の魔法書を適当に読んでみるけれど、片仮名が永遠と並んでいるだけでは本と呼べるのだろうか。欠伸一つしてから続きを見ていない。
実は教皇に脅されて犯されているのではと何度疑ったか。
もしもそんなことされていたらどうしようかとか、先生のカウンセリングはどうすればいいかとか考えていた。
窓の外には満月が少し欠けたお月様。相変わらず大きい月だけれど、この世界に来た時と少し形が変わっていることに、なんとなくちゃんと時間が動いているんだなと思った。
そうやって暇を潰していると、扉が開く音が聞こえ、すぐにドアを見た。
入ってきた人が世呱々さんかもしれないし向井さんかもしれないけれど、期待した眼で見てみると、そこには期待通り先生がいた。
「先生!やっと帰ってきた!」
「……銀子」
部屋に入ってきた先生はとても疲れた様子で、私に近づいてきた。
こんなに遅くにやってきてちょっとは叱ってやろうと思っていたが、先生の様子を見てそれはやめようと思った。
ゆっくりと近づいてくる先生に対して私は腕を広げて待機する。さぁ、私の胸に飛び込んで!的な?
しかし以外にも、先生は素直に私に抱き着いてきた。
おかしい、いつもならスルーしてそのまま寝るのに。
すると突然。
先生は抱きしめる腕に力を入れ、私の顎無理やり上げて私の口の中に無理やり舌を入れてきた。
突然すぎる出来事にびっくりして突き放そうとしてしまうが、がっちり掴まれた先生から抜け出すことは不可能だと悟り一瞬で諦めた。
諦めた途端に、キスをされているのだと。先生から求められているのだと思いキスを楽しむ。
私も腕を先生の首に回し、先生のされるがままキスをさせた。
気持ちいい感触に脳が溶ける。
体感一分くらいキスをし続け、お互い一度呼吸を落ち着かせようと口を離すが、五秒もしないで先生が口を合わせる。
あぁ、先生、せんせい、せんせい!
窓から月が見えなくなっても、私は先生のされるがままだった。
普段からどっちが攻めるかは完全に気分だったが、例え先生は攻めだろうとなんだろうと優しいはずだ。
だけど、今日の先生はどこか暴力的で、自分の欲求をただ満たすだけの先生だった。
ちょっと痛かったけど、多分先生の方が痛いだろうから我慢した。
「ごめん…………銀子……ごめん……!」
「いいんですよ、先生。もっと求めても。むしろ足りないですよ」
私の胸で泣きながら謝る先生。
大丈夫、欲求を満たす相手が私ってことがとても嬉しい。
先生に何があったか全く分からないけれど、私程度の存在で先生が満たされてくれたか分からないけれど。
私は幸せだった。
☆
「俺と結婚してくれないか?美咲賀斗琴」
「……フッ」
「おっとこれは予想外の反応。俺の美貌に見惚れない奴がいるとは」
「流石に、ネタとしか思えないようなことを言うやつとは付き合いたくないでしょう」
「へー、お前の世界だとこれがネタと思われるのか。悲しい世界だな」
真っ直ぐ向けられた視線が怖いが、仕事柄なのか私の癖なのか、子供の真剣な目線には離すつもりはない。
「まぁいい、今日の所は諦める。この指輪はくれてやる。一級品の宝石だ、受け取ってくれ」
「……そうか。ありがとう、大切にする」
定型文を言い、出された指輪を受け取る。
もちろん指にハメるつもりは無いためポケットに入れる。
そこで油断した。
目線を外した私の顔に豪快に近づき、逃げられないように手を握り、口と口を合わせられ、そのまま舌を入れられる。
何が起きたか分からない。何をされたか分からない。
男の顔が近い、銀子じゃない誰かが舌を入れてくる。
いつもなら気持ちいい感触が、気持ち悪い。
舌の味がミントの味して、脳に味覚を与えてくる。
気持ち悪い、あいつはミントが苦手なんだ。
何をされたか分からないまま口と口が離れていく。
「へへっ、ごちそうさま」
そのまま私達が乗っていた魔法陣とは別の魔法陣に乗り「じゃあな、また明日」と言って帰って行った。
それから何を思いながら帰ってきたのか思い出せない。
玉鬼様と囲様に同情の声を貰った気がするが、なんて言われたか覚えていない。
教皇の声に従い、ここまで帰ってきた。
何も考えてなかった。今日のこと、これからのこと、考えなくちゃいけないことは沢山あるのに、びっくりするほど無心で歩いていた。
今日は寝てしまおう。
そうしたら、明日はきっといつもの私だから。
「先生!やっと帰ってきた!」
「……銀子」
なのに、見つけてしまった。
私の唯一の拠り所がそこにいて、考えなくちゃいけないことはどこかに行って、全てを忘れ去る銀子を求め続けた。
まるで二匹の猿、いや、一匹の猿と少女が口を合わせ胸を揉み腰を振った。
銀子のことしか考えていなかった。
銀子のことしか考えていたくなかった。
怖かった。自分があの男にキス一つで壊されることに。
ここまで依存しているとは思わなかった。
そんな思考が邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で、銀子しか見ていないのに、銀子を求めているのに、黒板に書かれたあいつが消えなくて。
だから私は上に銀子を書き続けた。乱暴に、何度もチョークを折りながら。
しばらくして見た黒板は醜く、汚されていた。
私は泣いた。
大の大人が、高校生の彼女に無様に泣いた。
それでも彼女は、全てを受け入れてくれた。
それが嬉しくて、また泣いた。
窓の外は朝焼けを見せようと太陽が頭を出していた。
跡が付いた銀子の胸を見ながら、だんだんとスッキリしていく頭。
今から寝ていたら起きる時間は昼を過ぎてしまう。
そんなことは出来ない為、今日は寝ないで頑張ろう。
流石に辛いだろうけど。
「落ち着きましたか?」
「あぁ、お前のおかげだ。ありがとう」
「えへへー。もっと甘えてもいいんですよ」
「それは……また今度な」
「そうですね。じゃあ、約束通り一緒に温泉にでも入りますか?」
「そうするか。結局私達朝にしか入ってないけど」
「大丈夫ですよ、こんな時間誰も入っていませんって。また背中洗いますよ」
私達は依存し合った。
ドロドロに溶けて一つになるように、二つの紐が元に戻すことなど不可能なほど絡むように。
それでいい。それでいいと思った。
何故なら、戻る必要なんてないのだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます