教えて

「よし,ようこそっ!ボクの部屋に♪」


部屋の中は可愛らしいぬいぐるみや,家具で埋め尽くされている。

そのなかに物騒な武器もたくさんあった。


「気色悪い...なんなんですかね,この部屋は。」

「金髪君!ひどいなぁ~ボク,泣いちゃうよ~?ぴぇーんっ」


ブランがそういうのも納得できる気がした。

だって,可愛らしいのにどこか不気味だ。


「......って,そうじゃないよ!ボクは二人の事を知りたいんだった!」


思い出したように大きな声で発する。

机の引き出しから紙とペンを持ってきて,ベットに腰掛ける。

子供のような無邪気な笑みを浮かべ,彼は


「それじゃっ,君達の事を教えてよ!」

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