第12話 タイマン
「大丈夫か?グランダ、ムラサキ!!!!」
「ん、ん大丈夫。」
カーボンとライザーのタイマンが始まった。
始まると同時に島の崩壊が始まった。
「だああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「中々の力だ。
なら俺も刀を使わず素手で相手をしよう。」
チャキンッ!!
スンッスドオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ぐはっ・・・・・・なんのなんの。」
カーボンはライザーに腹をおもいきり
ぶん殴られた。
だがカーボンは気合いで耐えた。
「ビッグインパクトフィスト!!!!!!」
ドンッ!!!!ズドドオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カーボンが魔法陣を殴ると巨人の拳程の
大きさの拳が出てきた。
「ビッグインパクトファイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
連打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガアアアアアアアアアアーーーー!!!!!!!!!!!!!!
バファァァァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「はぁはぁ、どうだ?俺のパワー魔法の
連撃は!!!!」
シュゥゥゥゥ・・・・・・。
「―――なるほど。
お前はそういう魔法を使うのか。」
「何!?効いていないだと?」
ライザーには全く効いていなかった。
少し服が破ける程度だった。
「もうこれで終わりか?」
「ぐぬ!?安心しろまだまだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『ビッグインパクトオールキスト』!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・。
ババババババ・・・・・・。
「お前、俺のパーティーに欲しいな。」
「ははっ!!
そんなのんきなこと言ってる場合か。
よかろう俺が負けた時お前のパーティーに
よろこんで入ってやろう。」
「マジか!!!!!!!!!!なら俺も燃えてきた。」
ライザーは電撃と炎を合わせ1つの玉に
した。
「これで終わりだ死ねぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
「『ボルファイヤー』!!!!!!」
ドガァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バチッ!!ズドォォォォーーーーーー!!!!!!!!!!!!
ズバァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「なに!?これでもか!!!!!!」
圧倒的ライザーが強かった。
そしてカーボンは無言でやられた。
「俺は負けねぇー勝負はしないんでね。
残念だけど約束した時点でお前の
負けだよ。守れない約束はしない。」
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・バァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人の激しい闘いで空島が崩壊していっている。
「全てを治せ『ドラール』!!!!!!!!!!!!」
崩壊していく空島は崩壊をやめた。
「これでOKだな。」
「はっ!!!!」
シュゥゥーーーーグシャァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「なんだと!?」
「ニヒッニヒニヒニヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただで私(わたくし)が逃げたと思ったの
ですか?それは大間違いです!!!!!!
対策して戻ってくるに決まってるでしょう。ヒーヒッヒッヒッヒッヒー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライゾーはさっきよりも狂ったように
ライザーの前に立った。
そしてライザーの腹に大魔剣が
刺さっている。
「・・・・・・何を喜んでいるんだ?
たかが一刺ししただけじゃないか。」
「う、嘘だ!!!!ドラゴンをも一撃で粉砕する大魔剣ウォーズだぞ。」
「それは普通のやつにはだろ。
俺を・・・・・・俺らを普通と一緒にするんじゃ
ねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!!!!!!クジャァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ちくしょーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライゾーは最後に大声を上げて死んだ。
そして完璧に戦いが終わった。
ボルイヤーとムラサキは異次元ホールから
出てきてライザーへ走っていった。
「終了!!!!勝者『最大情熱(ベストパッション)』!!!!!!!!!!!!」
「やったー!!!!!!勝った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「まぁ分かってたことだけど
嬉しいなぁー!!!!!!!!!!!!」
「勝った勝った勝った勝った・・・・・・。
魔法だけが最強じゃねぇーだぞ。
バカヤローーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライザーはとりあえず叫んだ。
その声は衝撃波となり雲を真っ二つに
切った。
「最後1人でいいところ全部持っていき
やがってコノヤロォー!!!!!!」
バシッ!!!!!!
「ってーなっ!!!!!!仕方ねぇーだろ。
一応譲(ゆず)ろうとしたよ。
でもする気は無かったんだよ!!!!!!!!!!!!」
「ふざけないで!!!!!!!!!!!!」
バシィィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「お前まで俺を殴った!?
せっかく勝ったのになぁー悲しいよ。」
「・・・・・・まぁ勝ったからよかったし
ライザーがリーダーであることに安心した。 ありがとうね。私をあのパーティーから
救ってくれて。」
「な、なんだよ!?約束だったろ。
俺もお前をパーティーに誘って正解だった。そしてお前もなボルイヤー。」
「当然だ。俺がいなかったら勝てなかったぞ多分。」
「ハハッそうかもな。」
3人は改めてこのパーティーがこのメンバーである事に喜び感謝した。
そして今
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」・・・・・・。
パチパチパチパチパチパチ・・・・・・!!!!!!!!!!!!
戦った友達(ともたち)が3人の勝利を祝福した。当然祝福しないパーティーもいた。
ズズズズ・・・・・・ドォォォォ・・・・・・。
空島はまたギルドに潜った。
たくさんの金管楽器の音が3人の勝利を
祝福した。
「ラウアー街ギルドバトルロワイヤル勝者
ベストパッションには勝者の証として
これをさずけよう。」
ライザーには東の国『ワクニ』の名刀
乱れ刃逆丁子(さかちょうじ)の中反りの
『ムサラマ』を差し上げた。
ボルイヤーには科学の国『カラクリ』で作られた龍にしか扱えない剣
『龍剣(りゅうけん)』を差し上げた。
ムラサキには自然の島『シード』で実っていた『パワーの果実の種』を5粒差し上げた。
「あんたは誰だ?」
「まてボルイヤーこの人はこの国の王だ。
悪い奴ではない保証する。
なぜなら俺の友達だからだ。」
「そうか。」
「お主は我を知らぬか?
よしっでは改めて自己紹介をしよう。
我はこの国『マングー』の200万代国王
『ガーディアノ・シュベルツ』だ。
以後よろしく頼む。」
「ああ、俺は火と雷を操(あやつ)る
ボルイヤードラゴンだ。
ボルイヤーと呼んでくれ。よろしく」
ギュッ
「いい握手だ。
やはりボルトファイヤードラゴン
なんだな。」
「疑ってたのか?」
「「ハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
ボルイヤーと国王ガーディアノは仲良くなった。ドラゴンだから人間の常識をあまり理解していない事をガーディアノは
分かっていた。
「そして久しぶりだなライザー勝つと思ってたぞ。まさかパーティーを『抜けていた』とは思わなかったよ。」
「抜けていた?『追放』されたんだよ。
俺そしてムラサキもな!!!!!!」
「なんだと!?なんで追放されたんだ?」
「魔法が使えないという理由で・・・・・・。」
「そんな理由で?おいっ!!!!」
ごにょごにょ・・・・・・。
「ハッ!!承知致しました。」
「まったく、早く言ってくれれば良かったのに 」
「分かってないなあんたは。」
「なぜだ?」
「早くあんたに言ってたらこいつらとは
パーティー組めてなかったかも
しれないんだぜ。」
国王ガーディアノと仲が良いためライザーはタメ口だ。
そして国王ガーディアノもライザーを良き友だと思っている。
「そうかそれは考えられなかったぞ。ハハッ とりあえずナイスファイトであった。」
「「おう!!!!!!」」
「ありがとう。」
パチパチパチパチパチパチ・・・・・・。
表彰式?が終わり3人は報酬をもらい
ギルドを出た。
そして・・・・・・
「「「カンパーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」
キーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「「「ゴキュゴキュ・・・・・・プハッ!!!!!!」」」
3人はビールジョッキを片手に勝利の宴を
して一日が終わった。
『魔法が使えない』という理由でパーティーから追放された主人公は自分でパーティーを作ろうとするが最初の仲間が『ドラゴン』というのは反則だろうか? こやかず @koyakazu
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