『魔法が使えない』という理由でパーティーから追放された主人公は自分でパーティーを作ろうとするが最初の仲間が『ドラゴン』というのは反則だろうか？

第11話 ラストバトル

シュバッ!!ドガアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「10人っていうのは中々だな。

ホイサホイサ」

「よゆーかよ!!!!!!

そんなに俺らのパンチが怖ぇーかよぉ!!!!!!」

ズドオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!・・・・・・。

「殴ったところで後悔することはないか？」

「なんだと？」

「自分より強い奴がこんなに目の前にいるんだぜ。」

「しまっ！？」

「安心しろ。お前らみたいな束になって

かかってくる奴らに本気は出さんよ。」

「「「「「「なんだと！？」」」」」」

ライゾー達全員、ライザーに大きな反応を

した。

「おいっ!!やるからには本気で来い。

俺達だって本気なんだぞ!!!!!!!!!!」

「そうですよ。

後悔しても知らないですよ。」

「後悔してんのはお前らだ。

せいぜい潰しあって相打ちにでもなれば

楽に負けられたものを。」

「ビビってんじゃないよっ!!!!!!!!!!」

「ビビってんのもお前らだろ。

お得意の魔法で俺の心拍数を測ってみろ。 ・・・・・・なぁー心音が変わらん

だろ。」

ドクンッドクンッ・・・・・・。

「くっ!!」

ドクドクドクドク・・・・・・。

「少し聞いてもいい？」

後ろでボルイヤー達と一緒にライザーの

戦いを見ていたグランダがボルイヤーに

聞いてみた。

「いいぞなんだ？」

「ライザーっていつもあんな戦い方なの？」

「多分そうだな。

『相手に自分との力量差を分からせて

逃がす』っというあいつなりの

優しさなんだろう。」

「ライザーにそんな優しさがあったんだ。

さすが私達のリーダー。」

「へぇーありがとうボルイヤー。

あと教えたい事があるんだけど。」

「なんだ？」

「なんかライザーめっちゃこっち見てる

じゃん。多分聞こえてたよね。」

ジローーーー・・・・・・。

「あっ。はははは・・・・・・はぁ

ご、ごゆっくりどうぞ・・・・・・。」

ボルイヤーは更に後ろに下がった。

そしてライザーは怒りをグッと抑えて目の前の戦いに集中した。

「まぁいいや。

バレちまったもんは仕方ねぇーな。

やるしかねぇー。」

「さっきのが気遣いだったのはありがたい。 だがその事を知ってしまった我々には

もう通じはせんぞ。」

「おう。」「おう。」「おう。」「おう。」

・・・・・・。

「やってやりますよ。もう気遣い不要

存分に殺りますよ。」

「さぁー来い!!!!!!!!!!」

10人全員魔法陣を出しライザーを囲った。

「集中魔力波!!!!!!!!!!」

ズドーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「ふんっ遅いな。」

ビュンッ!!

シュンッ!!!!

バァァーーーン!!!!!!

「マラムサ解放!!!!!!」シャキーーン!!!!!!!!!!!!

10人は空中に飛び上がったライザーに

一人一人それぞれの剣と魔法を使い

倒されれば違う奴が対抗の繰り返しで

戦っていた。

「これじゃらちがあかない。

2人ずつで攻撃だ。」

「フンッ!!!!!!!!!!」

ボンッ!!!!!!!!!!

「珍しい剣の使い方だな。

まぁ俺のは東国の名刀だがな。」

大砲みたいに剣を前に突き刺しライザーは

避けた。

シュッ!!

キンッ!!カキンッカキンッ・・・・・・!!!!!!!!

「ほう、中々の剣使いだな。また来い。」

ゴンッ!!

「うっ！？」

ライザーは刀の持ち手でうなじを叩き

気絶させた。

「本気でやれって言ったのはお前ら

だからな。」

シュバッ!!!!!!!!!!

「ふんっ!!!!!!!!!!」

グワァァァァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パキンッッ!!!!!!!!!!

「なに！？」

「力いっぱい振ったところで。」

ゴンッ!!!!!!!!!!

「うわぁっ!!」

マラムサは最上大業物だと思われる剣を

綺麗にスパッと斬りまた持ち手で

気絶させた。

「あと8人だぞ。」

「うるせぇー!!多勢に無勢だ!!!!!!!!!!

一気に行くぞ!!!!!!!!!!」

「「「「おう!!!!!!!!!!」」」」

「本当に全員で来た。」

スピードが2人で来た時よりも8倍速い。

スパスパスパスパスパスパ・・・・・・。

カキンッ!!キンッ!!!!カンッ!!!!!!カキンッ!!!!!!!!!!

「我の刀に宿りし者よ。

今ドラゴンの力と合わされ燃えよ!!!!」

ブファーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパッッ!!!!!!!!!!キンッ!!!!!!!!!!

どろっ。

「はっ！？」

ライザーのドラゴンの炎に包まれたマラムサ

は交わり合う剣を熱で溶かした。

「そんなのありかよ。」

「ありなんかもな。」

ズバァァァァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「やったか？」

「分からん。

だがモロに当たったぞ。」

・・・・・・バンッッ!!!!ゴゴォォォォ!!!!!!!!!!

「まさか刀で魔法を斬れるとはな。」

刀で魔法が斬れる事に少々驚きながら

2人にかかって行った。

シュンッ!!ゴンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「うっ！？」

「う、うわぁーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュンッ!!ビュンッ!!ビュンッ!!ビュンッ!!!!!!!!

ヒュンッ!!ヒュンッ!!ザンッ!!!!ザンッ!!!!!!

バァァァァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「こんなやつ聞いてないよー。」

「残念だったな。」

シュンッ!!!!!!!!!!ザシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

倒れて行った奴の奥から電撃の拳が飛んで

きた。

「あぶねっ。」

ビリビリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「電撃ならこうだろ。」

バァァァァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「うわぁぁああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「電撃も操れること忘れてたぞ。」

放ったれた電撃の拳を掴みライザーは

ドラゴンの電気を流し込んだ。

「はぁっ!!竜巻!!!!!!!!!!!!!!」

バファーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「陰魔法『ブラックホール』!!!!!!!!!!」

「斬撃魔法『スラッシャー』!!!!!!!!!!」

残り5人になったものの勢いは

止まらなかった。

そして3つの最強の魔法を合体させた。

ゴゴオオオオオオォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「これで引き付けられて・・・・・・。

終わりだああああ!!!!!!!!!!」

「ハーハッハッハッハーハー!!!!!!!!!!」

「ただの風ではないか。

これに引き付けられる程、俺の体は

ヤワじゃない。返してあげるよこれ。」

ゴゴオオオオオオォォォォ・・・・・・。

「いらんっそんなもん。来るなぁー!!!!」

「来んなぁー!!!!!!!!!!」

「やめてくれぇー。」

最強の竜巻を作った3人にライザーは

返してあげようと逃げる3人に近づけた。

「「「ひぇぇぇぇーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」

「そおれっ!!!!」

ゴゴゴゴオオオオオオォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「「「ヤアアアアァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」

逃げようとしたがブラックホールの力で

吸引され竜巻に巻き込まれた。

グシャグシャバシュッバシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「・・・・・・いる？(最強の竜巻)」

バァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「あっ壊れた。

あとはお前ら2人だけだぞ。

まさか逃げるなんて言わないよな？」

「我は逃げぬ。

仲間を見捨てるような真似だけは

絶対しない。」

「なら、カーボンさんだけで頑張ってください。私(わたくし)は逃げまぁぁぁぁす。」

「あの野郎。」

「あいつクズだな。

どうする？1人でもやるか？」

「当たり前だ!!!!俺には魔法以外にも倒れて行った仲間の熱が味方に着いてんだ!!!!!!」

「そういうの嫌いじゃないぞ。」

逃げたライゾーはいったん放っておき

カーボンとライザーの戦いが始まろうとしていた。

「はああああ!!!!!!!!!!」

バキバキッッ!!!!

「本気だな。」

「当たり前だ。」

島が壊れそうだ。