第6話 皆の願い事
《洞窟》
茜「メアリーってどうして元太の街に来たの?」
メアリー「私は家族と仲間を助けるために元太の街にやって来た。」
茜「でも、何で来たの?」
メアリー「それはね、元太が私に力を貸してくれたかのように私をずっと支えていた大切な仲間だよ。」
茜「良い人が見つかってよかったね。」
メアリー「うん、そうだね。」
元太「おーい、何をしているんだよ、早く来いよ。」
茜「これ、元太にあげる。」
元太「えっ、いいの?」
茜「うん、お守り使って、メアリーにも。」
メアリー「うん、ありがとう。」
そして僕達は笑いながら過ごした。
元太「ところで茜。」
茜「ん、何?」
元太「茜ってさ、何か少しだけクールな感じがするね。」
茜「えっ、何で?」
元太「何となく。」
茜「そっか、でもありがとう。」
元太「うん。」
メアリー「あっ、誰か来る、二人とも隠れて。」
元太「どうしたの、メアリー。」
茜「敵なら俺に任せろ。」
《足音》
?「こ、こんにちは。」
茜「もしかしてチェリー?」
元太「えっ、チェリー?」
茜「紹介する、俺の友達のチェリーこと、渡邊優(わたなべゆう)だよ。」
?「チェリーは、祖父からつけられました、ちなみに祖父は、さくらんぼ農園で働いていたので・・・。」
元太「僕は元太です、チェリーさんは何か真面目だね。」
チェリー「ありがとうございます。」
茜「村の皆は?」
チェリー「ほとんどやられた。」
茜「アイツのせいでパワレルワールドが破壊されていく。」
元太「僕、ここに来る前に確か同じ事の繰り返しで夢を見ていたような気がする。それでメアリーと出会ってから一緒に冒険をしているよ。」
茜「そうなんだ、はっ。」
偽茜「こんなところで何をしているの?早く、元の世界に戻らないと浦東に戻れなくなるよ。」
茜「えっ、俺が居る。」
偽茜「さぁどうする?」
元太「それは倒してから決める。」
偽茜「ふふっ、ならば俺の力でお前ら全員、消えてもらうよ。」
元太「メアリー!」
メアリー「うん。」
元太「お前の好きにはさせない。」
偽茜「では、まずはお前からだ。」
そして偽茜は剣を持って元太に突撃をした。
元太「おっと、僕は強くなったからそんなに攻撃をしても無理。」
偽茜「くっ、何だとてめぇ・・・。」
茜「俺も戦う、パワレルワールドに来た元太が困っているみたいだから。」
元太「茜、ありがとう。」
偽茜「お前ら、俺の事本当にしらないのかよ。」
元太「知るわけないだろ。」
偽茜「仕方ない、正体だけ見せるか。」
元太「えっ?先生・・・。」
先生「お前ら、よくここまで鍛えてきたな。」
茜「この先生、かなり危険な人物だ、油断するなよ元太。」
元太「うん、分かった。」
先生「おやおや、私をそんなに嫌らしい顔で睨まないでよ。」
元太「茜、どうすればいい?」
茜「とりあえず、戦えるだけ戦おう。」
元太「うん、でも剣が・・・。」
茜「ほれ、使え。」
元太「ありがとう、茜は?」
茜「ん、俺はこれを使う。」
元太「さすが、準備満タンだね。」
茜「お前に言われたくない・・・、まぁ別に壊しても構わない、また奪ってくるから安心して。」
元太「人から奪ったものは使えないよ。」
茜「遠慮するなって。」
先生「では、戦いを始める。」
そして二人は先生と戦う事になった。
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