第5話 僕達は負けない

《森》


茜「元太、俺・・・怖いよ。」


元太「大丈夫、僕達が居るから安心して。」


茜「うん。」


メアリー「はっ・・・。」


元太「んっ、メアリーどうしたの?」


メアリー「何か、変な音しない?」


元太「変な音?」


茜「こっちだ。」


元太「茜って僕達と同じ世界なのか?」


茜「いいや、俺は元太たちとは違う世界だから、でも、俺には大切な人が居る。」


元太「えっ、茜にも大切な人って彼女だよな。」


茜「俺の彼女は半年前で亡くなったけど、俺は彼女の分まで戦う。」


元太「えっ、茜の彼女さんって強かったのか?」


茜「うん、でも俺、本当は弱かった、だから俺の彼女は俺を守るために戦いに敗れて亡くなった・・・俺、すっごく悲しかったし、彼女にも会えないから正直辛かったけど、でも俺は忘れない。」


元太「良い話だね。」


茜「ありがとう。」


メアリー「あの、盛り上がっているところすみません・・・、そろそろ行かないと敵が来ますよ。」


元太「茜、行こう。」


茜「はい!」


《洞窟》


元太「ここだな。」


茜「でも、何か暗くない?」


元太「大丈夫だよ。」


敵「うおおおおおおおおおおおおおおっ!(うるさーい)」


茜「俺の彼女を犠牲にしたのはお前だな。」


敵「うおおおおおおおおおおおおおおっ!(うるさーい)」


元太「何言っているのかな、この敵。」


メアリー「私にも分からない。」


敵「うおおおおおおおおおおおおおおっ!(ここは俺の居場所だ、邪魔するなら俺と戦え。)」


茜「んもう、とりあえず戦おう!」


元太「うん、そうだな。」


メアリー「よしっ、私も戦う。」


そしてこの大きい敵を倒す事になった。

果たして倒せる事が出来るのか・・・!

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