第4話 戦い

《森》


元太「ハァ・・・ハァ・・・、長老は大丈夫かな?」


メアリー「うん、大丈夫だよ、でも、長老が元太の事よく知っているんだね。」


元太「僕がまだ小さかった頃には長老と遊んでいた記憶もあるからね、でも僕はそれが嬉しかったし、元気そうで良かった。」


メアリー「そうなんだ、でも、良かったんじゃないかな?私の祖父と祖母は居たけど今はもう居ないし私が帰る場所も無くなっていた、だから私は妖精として今は人間の姿になって元太と出会って今は私達の冒険が始まろうとしているよ。でも、私は最初不安だったけれど、元太は良い子だから私のパートナーになってほしい。」


元太「うん、いいよ。」


メアリー「ありがとう、元太。」


敵「チッ・・・。」


元太「お前は誰だ!」


敵「さっきからコソコソとうるさいなっと思ったら、恋愛ごっこか?」


メアリー「私の仲間をさらったのはあなたでしょ!」


敵「そうだ!」


元太「メアリーの仲間って全部、妖精だったの?」


メアリー「うん、私はまだ見習い妖精だから。」


敵「お前の仲間は、バラバラにしてやったぞ。」


メアリー「酷い・・・。」


元太「許さない・・・。」


敵「はぁ?」


元太「メアリーの家族、いいえ、メアリーの大切な仲間をこんな事をさせて何が楽しんだよ、僕は絶対に許さない。」


敵「お前に聞いていない。」


元太「その言葉、そっくりそのままお返ししてやる。」


敵「生意気な小僧だ、下部たちよ、やっておしまい。」


下部達「ヒィー!」


元太「メアリーは逃げて。」


メアリー「私も戦う。」


元太「うん、分かった、でも無理だけはしないで。」


メアリー「うん。」


敵「では、戦いを始める。」


元太「まずは僕から行く。」


元太は剣を持って敵を攻撃をした。


敵「ぐわっ!フッ・・・、面白いじゃない。」


元太「僕は強いから、そんなに勝てないと思うよ。」


敵「チッ、生意気な事を言うな。」


メアリー「次は私が行く。」


敵「そうはさせるか、今からこの景色と街をパワレルワールドに変えてやる。」


そして敵は魔法を使って世界を滅ぼした。


元太「まただ・・・。」


メアリー「うん、でも今度は何かが違う。」


そしてその時だった。


《悲鳴》


メアリー「元太、今の悲鳴が聞こえなかった?」


元太「うん、確かに聞こえたよ、とりあえず行ってみよう。」


メアリー「うん、行こう。」


《森》


元太「な、何だこりゃあ!」


メアリー「きっと、この近くに居るはずだよ。」


元太「いや、そうじゃなくて・・・アイツのせいでパワレルワールドの世界が変わっているよ。」


メアリー「えっ、ほんとだ。」


メアリーは辺りを見渡すと景色も時間もいろいろ変わっていた。


元太「とりあえず行こう。」


メアリー「うん。」


?「た、助けてくれーーーーーっ!」


元太「大丈夫ですか!」


?「君たちは何者なんだ?」


元太「僕は見習い勇者です、もしかしてさっきの悲鳴はあなたですか?」


?「はい、俺は茜って言います。」


元太「僕は元太、今、何が起こっているのか状況だけ教えて。」


茜「はい、実は誰かが本当のパワレルワールドを作って支配しようとする人が居て、俺達の仲間も突然、居なくなって今は俺一人で逃げ込んできたんです。」


元太「よし茜、分かった。でもよくここまで頑張ったな。」


茜「はい、でも俺は正直、怖かったんです。だから僕は支配者つまり、大魔王を倒すために俺は必死に頑張って来たけど、上手く行かないんだ、助けてほしい。」


元太「そういう事なら僕達に任せて、なっメアリー。」


メアリー「うん。」


茜「メアリー?」


メアリー「はい、私がメアリーです。」


茜「君の力を借りたいんだ、一緒に来てくれないか?」


メアリー「はい、分かりました。」


茜「ありがとう。」


元太「とりあえず行こう。」


メアリー・茜「はいっ。」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る