第5話 正夢【前編】

何!?

俺は、不規則に時空を歪めて攻撃しているしかし金髪の女は、まるで未来でも

見えているかのように何度も回避して俺に向かって走りこんでくる

俺「なんで攻撃を回避されているんだ?普通の人間じゃ…まさか未来を読む

能力者か」

?「終わりよ」

金髪の女は、そう言って、あと1メールの距離といった所で腕を引きパンチをする

体勢に入っている

俺「何か手は、ないか。この形成を逆転する何か」

その時、俺は、妹が殺された時のことを思い出した

もう一度だけあの能力を使えたら


うわーーーー

俺は、勢い良くベッドから飛び上がった

「誰かと戦う夢とか.まじで勘弁しろよ」

あきれながらそう呟いた俺は、いつものようにリビングへ行き

お母さんが焼いた冷めたパンをいつものように食べた

そして朝の支度を終えて家を出た

「何だったんだ?あの女、なんか見たことあるような感じだったし妙にリアル

な夢だったというか」

萩井「おっす!おはようってあれなんか顔色わりーぞ」

俺「なんか変な夢見て起こされたから調子がすぐれねー」

萩井「もしかしてそれ、正夢だったりしてな」

俺「そんなもんねーだろ」

と、いうよりもそうあってほしくないな今回の夢なんて


そして俺は、普段通り授業を受けていた

俺「あれ、あいつ」

俺が気になったのは、一番窓側の後ろから二番目に座っている金髪のクラスメイト

星野 明(ほしの あかり)だ

彼女は、普段から一人で過ごすことが多く他のクラスメイトと楽しそうに

話しているとこは、あまり見たことがない

しかし、クラスで浮いてるかと言われたらそうでもなく逆にクラスになじんでいるような気がする。そしてあまり知られていないが意外と美人だ

それが、俺が彼女に対して持っている印象だ

俺「なんか似てるよーな、、」

さすがにねーか

キーンコーンカーンコーン

学校のチャイム音が鳴り響いた

俺「やっと授業終わったー」

そういえば数学のノートがもう少しでなくなりそうだったな

俺は、学校に文房具屋によってノートを買って店の外に出た

俺「なんか最近、暗くなるのが早くなってきたな」

時刻は、午後の6時を迎えていた。道端に懐中電灯がつき始めている中

俺は、自分の家へと向かった

?「ねえ」

何だか最近聞いたような声で呼ばれて俺は、後ろを振り返った

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