第535話 魔大陸から常山領へ

この後も扱いに困る章君をバイエンス氏に任せ、ゲートで常山領に向かってもらいました。


皇女様もオイヴィと共に戻ってくれました。


さて今からこの魔大陸にゲート部屋を設置していつでも魔大陸へ移動できるよう、複数個所設置します。


最後はポチで移動し、陸地を歩んでは到着が厳しい箇所にも設置をしました。


万が一魔物の襲撃があったら困るのと、魔王の眷属?魔族?そういう者から見つかりにくい場所にも設置をしておかないと・・・・


いずれは魔大陸の中心にもゲートを設置しておきたい所ですが、それは魔大陸の実情をバイエンス氏に確認をしてからになりそうです。


人は住んでいるのか?


それとも魔族?


正直な所魔族と言うのが何か分かりません。


並行世界でも魔大陸との関わりはなく、魔王とその手下とでもいうのかな?戦った魔王とその取り巻きしか知りません。


それといずれは何らかの交流を持つ必要があるかもなので、移動手段はあったほうがいいでしょう。

それに今までは魔物に襲われるのでお互いの行き来がほぼ絶望的だったので、ゲートがあれば・・・・


まあ招かれざる客がゲートを使ってやってこれないようには対策を講じておく必要はあるのですけどね。


・・・・

・・・

・・


ポチはそのまま魔大陸で周囲を監視?すると言って飛び立って去っていきました。


残った麻矢と雪奈でゲート部屋を設置後、3人で戻った後まずは旅の汚れを落とそうと、領地の温泉に・・・・今回僕は男性陣と入る事にしました。


妻達も皇女様御一行の女性陣と交流を持ついい機会ですし、僕としても章君達と違う角度で話をしておきたいので・・・・


で、その章君なんだけど、


「いーいゆだーなーーあははーーーーー・・・・」


酒を飲んだわけでもないので湯船で出来上がってました。


「まあ未だに分からないのですが、章殿は湯舟ではいつもあの調子ですなあ。」


そんな事を言いながら同じく湯船で酒を飲みながらしゃべるバイエンス氏。


酒のみながらって結構血の巡りがあれなので危険なんだけど・・・・


そう言えば章君は入浴中に召喚されたんだったかな。


湯船でタブレット操作していたら何だかゲームの画面みたいなのが出てきて、女性が助けを求めて、まあどんなゲームかと試しにハイをぽちっただけだとか・・・・


そんなので異世界に召喚とか怖いんですけど・・・・


自身の意志と全く無関係で召喚に巻き込まれた僕達とは違うのでしょうが、章君もまさかそんなので異世界に連れ去られるとか考えてはなかったでしょうし。


そして女性陣は・・・・

たまに聞こえる色々な歓声?から何やら盛り上がっていたようです。

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