第150話 直前まで悩みましたが・・・・
色んな問題が解決した頃・・・・
1人の女性が取り残されていた。
「ちょっと!何であのリーマンいないのよ!」
狙いを定めたのだが・・・・
侍女を犯しまくっているのは知っていたが、身体が寂しかった彼女は、リーマンに身を委ねていたのですが・・・・
大事な何かが消えうせたリーマンはまるで別人。
そして・・・・冒険者に連れ去られてしまった・・・・
今更他の集団にも馴染めない。
「私も連れてって!」
日本で子持ちのその女性は、孤独に耐えられなかったのか・・・・
結局リーマンに付いて行った・・・・
・・・・
・・・
・・
・
僕はひたすら考えました。
魔王の襲撃から、既に1週間ほど経過していたようで・・・・
もう10日、つまり召喚の日からですが・・・・
そして、女性陣に並行世界での出来事を見せたら、こちらは僕の認識不足で、見せるつもりが、同じ体験を感じさせてしまっていて・・・・
単にバーチャルみたいなのを想像していましたが、どうやら脳に直接働きかけてしまうような。
その所為で、見せた女性陣は皆、僕との行為を迫ってくることに・・・・
そんなのは普通じゃないし、本来の彼女らの意思ではないでしょう・・・・ですから僕は一度、この場を去る事にしました。
一度距離を取って、冷静になってもらおうと。
さて・・・・手紙と、アイテムも用意しましたし・・・・
ここには今、複数のアイテムが用意してあります。
主にに日用品や衣類、薬・・・・
衣類は、普段の服と下着、肌着、薬は怪我や病気用、そして、避妊用の薬。
万が一意図せぬ避妊の失敗や、無理やり犯された場合に・・・・
尤も渡した下着は、貞操機能もあって、自身で、若しくは認めた相手以外では脱がす事ができないので・・・・なので、まあ犯される心配はあまりないのですが・・・・
日用品は、ハサミや爪切りに始まり・・・・
あ、女性ですから、シャンプー・リンス・トリートメント、化粧品・・・・生理用品等を。
これらをたっぷり入れ、足りなくなればスキルを渡している侍女さんが複製してくれるでしょうと・・・・
そして今、僕は才村さんと一緒・・・・いつも友郁と呼ぶように言われるけど、慣れないや・・・・
次に信用できるのは、同じ会社の森江さんだけど・・・・
申し訳ないが、僕は行きます。
ただ、万が一何かあると困るので、彼女には皆とは別に手紙とアイテムを用意してます。
遠距離でも連絡が取れる道具です。
もし魔王とかが襲撃してきても、僕がすぐに戻れるようにと。
皆に読んでもらう手紙には、
”色々考えましたが、このままでは僕自身が駄目な人間になります。ですので暫く時間を下さい。一応、まだこんな僕でもいいと思うようでしたら・・・・5年後に戻ってきますので、その時に・・・・”
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます