第146話 先程見慣れない侍女さんがいましたが
そう言えば先程、見慣れない侍女さんがいたよね。
何で増えたのかな?
王族の侍女さん?
「時に友郁?さっき見慣れない侍女さんがいたけど、知ってる?」
あ、何か微妙な表情・・・・
「ええと、うん、知ってる・・・・あの女性達って、ほら、他にもサラリーマンの男性がいたでしょ?彼らについていた女性なのよ。」
「あ、そうか・・・・って、あのリーマン達どうしたの?」
「あ・・・・気になる?」
「いや・・・・たいして気にはならないけど、どっちかというと、何故侍女さんがあのリーマンから離れてるのか、ってそっちが気になるだけ・・・・」
「ええとね・・・・言いにくいけど、あの人達、無理やり侍女さんを犯してたのって、順平さんは知ってたかしら?」
「うん、知ってる・・・・」
「それでね、アーダさん達が助かってから、もはやあのサラリーマンの人達に、侍女をつける必要がないからと、侍女を引き上げたらしいの。」
成る程・・・・では今あのリーマン達は?
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とあるリーマンの末路
今日もリーマングループは、侍女をシェアしていた。
最近では大部屋を使って何人ものリーマンが、侍女をとっかえひっかえ・・・・
そして、外が騒がしい・・・・
何かあったようだが誰も気にしない。
そして更に数日後・・・・
相も変わらず侍女とよろしくやっているリーマン達。
そんな時、何人かの女性がやって来た・・・・
固まる侍女達。
「あ?何だ・・・・っておお!すげー美女じゃねえか!」
「え?うひょおお!おいそこの女!お前も抱いてやっからこっち来い!」
美女は何か蔑むような目を向け・・・・
「何だこの害虫は。」
「申し訳ございません。私達は、この人達に奉仕するよう命令されておりましたので・・・・」
答える侍女。
「さあこっちへこい!」
やって来た美女のうち、とびっきりの女性の手を取る、あるリーマン。
「おい、俺が先にやる!」
もう片方の手を取る別のリーマン。
「下衆が!おい、こいつらの租チン、見るに堪えぬ。切っていいぞ・・・・いや、それだと後に小便が困るな・・・・睾丸を取ってしまえ!そして、もうこいつらに付き従う必要はない。我らの元へ戻るがいい。」
「「「「「はい!」」」」」
美女の両手を奪ったリーマンだが・・・・
「いてて・・・・って何だお前!今からこの女を抱くんだ、離れろ!」
侍女はリーマンの手を取り、美女から引きはがす。
「汚いものに触られた。湯浴みを。」
「畏まりました、アーダ様。」
「全く何で我がこのような・・・・しかもあんな租チンまで見せられるとは・・・・」
この美女はアーダ。
そして・・・・
「おい、何をする!」
「ふん!下種が!今まで命令とはいえ、その租チンで散々ひどい目にあわされた。貴族の娘の処女を奪ったのだ。その罪万死に値すると思え!しかもよりにもよってアーダ様の御手を汚すとは・・・・」
「はあ?何言ってんだ?まだ突っ込み足りないのか?」
まだ分かってないリーマン・・・・
そして・・・・
「命令なのでな、まあ、今まで我らを散々犯したのだ、その代償と思えば安いものだろ?」
そう言ってどこに持っていたのか、いつの間にか裸の侍女だったのだが・・・・手にはナイフが。
そして・・・・
「ぎゃあ・・・・いてええ・・・・・股間が・・・・」
リーマン達は、股間から血を流していた・・・・
そして侍女の手には、それぞれ2つの塊が・・・・
「あ、誰か回復魔法使えたっけ?」
「私少し使えるよ?」
「血で汚れるから、止血しといて下さる?」
「そうね、こんなのに魔法使いたくないけど、床が汚れるのは大問題ね、分かったわ。」
ある侍女はリーマンに回復魔法を使う。
リーマンの股間から流れていた血が止まる。
「うぐ・・・・何をした?」
「もう我らを犯そうと思うな下衆が!そして2度と近付くな!」
侍女らはその後、リーマンが起き上がれないほどの蹴りを放ち、その場を去った・・・・
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ってまあ、こんな話らしいの。
才村さんが、侍女から聞いたという事の顛末を話してくれる。
うわ・・・・
玉取られたのか?
男として・・・・無理やり犯してたんだ、そこは自業自得だが・・・・一寸同情してしまう常山だった。
まあ、散々無理やりに犯したんだから仕方ないよね?
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