第112話 装備を渡します

そう言えば、何故か物が沢山あるんだよね。


念じれば頭の中に色々なアイテムが・・・・


その中で気になったのをいくつか選んで、この場の皆に渡す事にします。


そして、つい内元君としゃべっていたので・・・・周りに沢山の女性がいるのを失念してました・・・・


「常山せん・・・・順平さん、お下劣です・・・・でもそんな順平さんって、女を引き付ける魅力があるんですね・・・・」


そう言って僕にくっついてきます。


「だめ!常山順平は私と子を設けるんだから!」

「柚奈さん?それはお互い様ですよ!あの体験・・・・忘れられません・・・・先輩・・・・」


いかん・・・・スイッチが入った?

あれ?それより気になる事が・・・・


だけどそんな事を考える間もなく

「そうですわ。常山さん・・・・ダーリンとの毎夜の逢瀬、あれもよかったですが・・・・複数での乱交もよかったですわ。」


え?森江さん何言ってるんですか?

「森江さん?もっとはっきり言えば?子宮が疼くって?」

更に訳が分からない事を・・・・矢坂橋さんが・・・・

「みずかと呼んで♪だってあれを入れてもらって子宮に注いでくださったあの感触・・・・いまだ忘れられませんもの。」


・・・・ここで僕はひょっとしたら勘違いをしていたのではと心配になってきました。

何せあの装置、並行世界でこんな大人数で使った事はなく、記憶を見せただけのはずなのに、何だか・・・・実際に身をもって体験したかのようなこの言動。


僕はとんでもない事をしてしまったのでしょうか?


「・・・・常山さん、何をしたのか知りませんが・・・・彼女らの反応、変ですよ?」

「内元君、それは僕も思ったよ。これは並行世界で僕が体験した記憶を共有する装置のはずなんだけどね・・・・」

「この様子ではきっと、記憶ではなく、実際に体験したんじゃないですか?」


・・・・まさか・・・・そうなのかな?


あ、だけど今はそうだ、服!並行世界での僕のうち、何人かは生産に特化させてたんだけど、何故かその時に作ったアイテムが僕の中にあるんだよね。


そんな中にあって、服・・・・何故か色々な付与、特に防御力強化と、あらゆる魔法を防御・・・・最初から登録しとけば、味方の補助、回復魔法は受け付けるという・・・・それに、サイズ自動調節やら、快適・・・・温度調節と湿度調節・・・・念じれば浄化もしてくれる・・・・そんな服がいくつも。


「ええと、今はそれは置いておきましょう。それよりも、魔王の襲撃に備え、皆さんの生存力を少しでも上げるのに、服を着替えてほしいのです。無論男用のもあるので、内元君のもあるから。」


「それはよかったです。ええと・・・・なんですかこの色々・・・・」

あ・・・・下着まで色々出してしまいました。


「一応着換えてほしいんだよ。」

「・・・・わかりました。少し席を外します。揚村さん、あっちで着替えよ?」

「ええ?私はここでもいいよ?」

「いえ、僕がいると、常山さんの彼女らが困りますから・・・・」

「そう?それじゃあ仕方ないわね・・・・それにしてもエロいよこの猫の下着♪こんなの着てニャアーオ・・・・とか言いながら・・・・する?」

「う・・・・ふつうのも、もらっておいて。」

「恥ずかしがり屋さんのウッチー♪あ、私らの侍女さんのも、もらうね?ちょっと4Pとかすごいんだよ?」

何がすごいのか知らないけど、2人とその侍女さん2人は、着換えに去っていきました・・・・


「順平さん、なんだかすごい数の下着ね?服もそうだけど・・・・?」


一生懸命侍女さんが、ハンガーにかけてくれてます。あ、パイプハンガー?ラック?と、ハンガー、僕が一緒に出したんです。


吊るさないと選びにくそうだから・・・・

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