第91話 複製が一通り終わる
疲れました・・・・
ただただひたすらに複製。しかもメインが女性の下着と肌着。
それもさっきまで女性が着用していた・・・・
一応浄化をしてから複製しましたが、どうしても男性に下着を触れられるのが嫌な女性は、才村さんの方で複製をしてもらいます。
「先輩、もう動けません・・・・」
才村さんも机に倒れこんでいます。
先ほどの女性は皆帰ってもらったのですが、まあ仕方がないです。
あ、そうそう、内元君は、作りたいものがあると言い残し、先に引き上げました。
当然?揚村さんも一緒です。
そして今は吉安さんと伊知地さん、才村さんと僕の4人と、侍女さんがいます。
僕ももうやる気が出ませんが、しかしあの時間の表示が気になり、休む時間が惜しくなります。
何せボーナスタイムというのが何なのかさっぱりわからないからです。
さらに言えば、ボーナスタイムが終わればどうなるのか。
なのでとにかくスキルを育てておかないといけない気がします。
しかし気が付けば、もう夕方・・・・
そろそろ食事ですか。
ですがここで待っていても仕方ありません。
出来れば一人で行動したいところですが、才村さんはどうするでしょうか?
「才村さん、僕は今から煉瓦を作りに行こうと思っていますが、どうしますか?ここで料理のスキルをアップするのもいいと思うのですが。」
少し悩んでいますね。
「あ、その、それもいいですが・・・・部屋に戻って、色々複製しておこうかと・・・・」
そういえば、才村さん個人の荷物は複製してませんね。
「あ、それでしたら、僕の荷物もお願いしていいですか?多分パソコンとかはダメと思うので、それ以外で。」
「え?見てもいいのですか?」
「いいよいいよ。変な物は入ってませんから。ただ・・・・薬とソーイングセット、ナイフ等々、役に立つものがあるので、できればそういったのを・・・・あ、複製品ですが、ポーションです。これを複製しながらでしたら、うまくいくかと。それと、フラフラになる前に飲んでくださいね。僕もさほど時間はかけませんので、才村さんが複製を終えるまでには部屋に行きますね。」
そして食事時に集まるように連絡し、解散しました。
で・・・・侍女さん達には着いてきてもらいます。
・・・・
・・・
・・
・
あ、親方がいます。
あれ?まだいた?
そう思ったのですが、どうやら一度引き上げた武器を持ってきたようです。
「おう!あの煉瓦早速少しだが試してみたぞ?」
「あ、どうでしたか?」
「おう、少し品質にばらつきがありそうだが、慣れればもっと安定した出来になるのだろ?」
「ええ。あ、そうですね、煉瓦の中で一番品質の良かったものって見せてもらう事できますか?」
「おおいいぜ。というか今あるぞ。何せちょうどお前さんを探しに行こうと思ってたところだったからな。」
僕は煉瓦を受け取ります。
・・・・これがよかった煉瓦?
このまま複製してしまえば、高品質の煉瓦がどんどん出来上がる?
・・・・侍女さんにスキルを渡し、やってもらいましょうか・・・・?
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