第32話 6名の転移者でギルドへ向かう事に
名前 :
性別 :男の子
種族 :人間(召喚者)
年齢 :24歳
レベル :1
所属 :社会人二年生
所有スキル:鑑定Lv9・索敵Lv1・査定Lv1・解析Lv4・解体Lv1・剣術Lv1・家事全般Lv5・浄化Lv3・洗浄Lv1・薬学Lv1・調薬LV1・採取Lv1・水魔法Lv1・風魔法Lv1・回復魔法Lv2・道具作成Lv1
僕は自分のスキルを確かめた。
道具作成が増えている。
そして、今才村さんと話をしている。
「その前に、これ使って欲しいんだよ。」
そう言って一膳の箸を手渡す。
「あ・・・・これって・・・・箸!食事の時困ってたんですよ!どうしたんですか?」
「さっき内元君に教わって作ったんだよ。彼道具作成のスキルもちだから。」
そこまで言って察したのか、才村さんは・・・・
「なるほど・・・スキルって凄いですね!このような箸を作れるんですね。簡単そうですが、こう言うのって難しいんですよね。」
「たぶん難しいだろうね。あ、侍女さんもこれ、用意したので受け取って下さい。」
そう言って箸を2人に手渡す。そして内元君も女子高生3人と、その侍女、自分の侍女に渡している。
そして僕達2人の侍女さんは・・・・
「こ・・・・これは箸ではないですか。それもきれいな。宜しいのですか?このような高価な物を頂いても。」
「ああ、気にしないでくれ・・・・って君達は箸扱えるのかな?」
「ええ・・・・行儀作法で覚えましたから。何しろ私達がお仕えするのは転移者様。転移者様の文化は、可能な限り教えられました。勿論箸の扱いもです。」
そう言って箸を持って扱って、見せてくれる侍女さん達。
よかった。
「あ、でも入れ物が無いんだよ。何かないかな?布でもいいけれど。」
「入れ物は分かりかねますが、布でしたら。」
そう言って1人の侍女さんが布を取りに行ってくれたようだ。
「あ、ごめんね、ギルドへこのメンバーで行くのかい?」
僕は才村さん・・・・以外にも聞こえるように尋ねる。
「女性・・・・私達さっき話してたんですが、彼女達冒険者ギルドへはまだ行っていないようなので、どうかと思ったのです、常山先輩。」
・・・・そうか・・・・あの勇者なら・・・・あれ?勇者冒険者ギルドで悪さしたんだよな?
だけど彼女達はいなかった?その前に追い出されたんだっけ?
すると内元君が・・・・
「ボクも行った事が無いです。この箸の材料も、侍女さんが用意してくれたんです。」
・・・・色んな意味で行った方がいいかな。
「いつまでもここに籠っていても仕方がないから、一度全員で行こうか。」
こうして6名と侍女6名、計12名でギルドへ向かう事に。
あ、侍女の一人が先に行くみたい。行くと言うか、連絡?
何かしらの連絡手段があるのだろうね。
魔石とかあるみたいだし、魔法もね。だから魔法の道具か何か?
それともまだ僕達が知らないだけで、高度な文明があるのかも?
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