第22話 自己紹介

沢山の方に読んでいただき感謝します。

色々な方に指摘を受け、・・・・が見にくい等の苦情が相次いだので、今見直し中です。


1月14日現在此処まで修正しました。

残りはは随時修正していきます。

そして170話あたりからは再び修正済みになっています。


ここで私からのお願いなのですが、

この後・・・・が多くなりますが、このままでいいよ、と感じられるか、減らした方がいいと感じる等のご意見が伺えられたら、と思います。

すぐには無理ですが、今後の参考にしたいと思います。

以下から本篇です。


  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●



そう言えば、才村さん以外の名前知らないですね。


それに他の人に名乗った覚えもないですし。


だけど、今ここに集まった転移者。この集まりには何か意味があるのかもしれない。もしかしたら、今後仲間として活動するかもしれない。


せめて自己紹介ぐらいするかな?


「ああ、ちょっといいかな?」


僕は声を大きくし、皆に聞こえるように言う。


必然的に僕に注目が集まります。


「正直な所、僕もそうだけど、皆も未だ訳が分かっていないと思うんだ、この状況。だけど今、こうして今この場に幾人もの人が集まったのも何かの縁。せめて自己紹介ぐらいしないかなと思ったんだけど。」


僕は皆の顔を見ます。


才村さんは激しく首を縦に振って同意しています。



あまり激しすぎると首痛めるよ?


すると回復した青年が


「いいですねそれ、で、誰から言うんですか?」


「まあ、言い出しっぺは僕だから、僕からでいいかな?じゃあ・・・・僕の名前は常山順平 歳は24。仕事帰りに巻き込まれました。ええと、最初に貰ったスキル?は鑑定だよ。」


僕は才村さんに自己紹介を促す視線を送ります。


「では、次は私ですか?ええと、私は才村 友郁 23歳です。今年度社会人になりたてです。常山先輩とは同じ会社で働く間柄です。ええと、スキルですが、家事全般です。」



この後も自己紹介をしてもらいます。


揚村 英奈 あげむら えな  18 スキルは罠・回復魔法


伊知地 雪華いちじ ゆきか  18 スキルは投擲・土魔法


吉安 麻矢よしやす まや  18 スキルは弓術・火魔法


内元 直士うちもと なおし 20 スキルは道具作成



なお、才村さん以外の女性は皆同じ高校の生徒。3人は知人、友人。


助けた青年は高校卒業後、就職。


で、スキルだけど、3人の女子高生はそれぞれ2つもちなんだね。


魔法と、ええと、投げたり弓使ったり、罠は何だろう?仕掛けるのと解除?


内元君のスキルは、道具作成ですね。これはありがたいですね。


ええと、たぶんだけど、最初に貰ったスキル、同じスキルは多分ないんだろう・と。


じゃあ、勇者君と一緒に居た3人は、飛び道具の武器?と、それぞれ攻撃魔法と、大事な回復魔法なのかな?


ちゃんとしたパーティならいい感じなんですけどね。


僕なら最初に使えなくても、じっくり腰を据えて成長してもらうのにね。


勇者君は何を考えてこの3人を手放したんだろう?


あ、スケベが基準か?


なんともはや・・・・



最後に助けた内元君だね。



道具作成・これを取得し、スキルが成長すれば、どのような展開になるのだ、楽しみですね。


で、スキルを使ったのか聞いてみると、


「いえ全く。侍女さんに聞いても分からないですし、昨日は色々ありすぎて、あてがわれた部屋でくたばってましたよ。ですが、この侍女さん、身体で接待するように言われてるんですかね?部屋で2人きりになった途端、服を脱ぎ始めたので、慌てて止めましたが。その後泣いて感謝するので、困惑しましたよ。」


「ああ、彼女達も色々事情があるようだね。ああ、でもね、僕が今非常に気になってる事があって、魔王を仕留める為に勇者を召喚したと言ってたみたいだけど、僕らはそれに巻き込まれて転移しちゃったらしいけれど、一体誰がそれをしたのかとか、此処は王政らしいから、王様とかいるはずなんだけど、出くわしたのはこの侍女さん達と、最初に話をしていたおじさんだけ。どうなってるのかと思ってね。」


「そう言われると、ふんぞり返ってる偉い人とか見ませんでしたね?」


内元君がそう言う。やはりいなかったよね?



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