12/13 クリスマスとお菓子

 クリスマスの時期って美味しいものが沢山ありますよね。お料理はもちろん可愛いケーキやお菓子でお店が溢れていて、毎年デパ地下やカ○ディを覗くのが楽しくて仕方がないです。


 クリスマスのお菓子といえば、日本ではやはりクリスマスケーキやシュトーレンが人気ですよね。シュトーレンは私が子供の頃はなかったと思うので、流行りだしたのはここ10年程なのかな?

 一度だけ親が大きなシュトーレン一本を持って帰ってきて、この時期に食べたことがあります。ドライフルーツが入っていてとても美味しいのですが、砂糖が大量にまぶされているだけあって甘い甘い。めちゃくちゃ甘い。甘党な私でも一度に食べるには薄く切った一切れが精一杯で、丸ごと食べ終わるまでに家族総出で年明けまで掛かりました。

 私はどちらかというと、シュトーレンよりもレープクーヘンの方が好きです。

 レープクーヘンはシュトーレン同様ドイツのお菓子で、蜂蜜とスパイスをたっぷり生地に練り込んで焼いたクッキーのようなものです。固くパサパサしたものからしっとり柔らかいもの、チョコレートでコーティングされたものやドライフルーツやナッツ入りのものなど種類も豊富。ドイツのクリスマスには欠かせない大事なお菓子で、その品質を守るため、材料の比率が法律で定められている程です。

 ドイツの人々がこれ程までに情熱を注ぐレープクーヘンですが、そのお味はと言いますと、スパイスが絶妙に効いていてなんとも独特の風味があります。好みが別れそうなのですが、好きな人はハマるのではないかと。


 ちなみにクリスマスのお菓子には、伝統的にスパイスが使用されるものが数多くあります。シナモンやジンジャーといったスパイスには身体を温める効果があること、そして食料の少なくなる冬場の保存食として日持ちさせるため、というのがその理由です。

 レープクーヘンも日持ちするように作られているため、固く焼いたものはアイシングなどでデコレーションしてツリーの飾りにしたりもします。


 このレープクーヘン、シュトーレンに比べて日本では手に入りにくいのが難点。ドイツ菓子店、高級スーパー、あとは各地で開催されているドイツ・クリスマスマーケットの屋台などで取り扱っていることが多いです。

 見た目もとっても可愛いので、ご興味のある方はぜひ探してみてくださいませ。

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