12/11 ツリーの星の謎
クリスマスツリーのてっぺんには金色の綺羅きらしいお星さまが輝いているもの。ツリーを飾り付けて最後にお星さまを乗っける瞬間はなんだかとってもワクワクしますよね。実はあのお星さまにもきちんと由来があり、ベツレヘムの星と呼ばれています。
ベツレヘムの星とは、イエス・キリストが産まれたことを知らせるために出現したと伝えられている星のことです。東方の三博士はこのひときわ明るく輝く星を目印に旅をし、産まれたばかりのイエスとマリアの元へやって来たとされています。ちなみにベツレヘムとは、現在のパレスチナにあるイエスが産まれた町のことです。
ではこのベツレヘムの星、天体で言えばいったいどの星だったのかというと、実は未だに解明されていません。一説には彗星だったのではないかとも言われているようですが、当時の中東に彗星が出現したとの記録がないことから有力な説ではないようです。
他にも超新星(星が死ぬときの爆発)、惑星同士の接近、金星や流星だった、そもそもそんなものは出現しなかったなど様々な説が古来から唱えられているのですが、今もってその正体は謎のまま。ですが、それもロマンがあっていいですよね。
毎年当たり前のように飾られるお星さまですが、ツリーのトップを飾るだけあって、とても重要な意味合いを持つものです。
ところでクリスマスツリーの星といえば、高校生の時に劇でクリスマスツリーの星役をやったことがあります。
クリスマスの時期に合唱部のコンサート上演された小さな劇だったのですが、ストーリーはツリーから落ちて壊れたガラスの星の代わりを探してオーナメントたちが旅に出る、という子供向けの絵本を元にしたもの。
私はツリーの上で輝いてみたいと願う夜空の小さな星の役で、けっこういいところを持っていったような記憶があります。
ちなみにその劇で私は一人二役だったのですが、もうひとつの役はフライドチキンが好きなニワトリの役でした。
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