12/10 好きなクリスマス音楽②
ちょっとマイナーなのですが、『Gabriel's Message(ガブリエルのお告げ)』というスペイン、バスク地方のクリスマスキャロルがとても好きです。
素朴で静かなメロディーが繰り返されるので、とても覚えやすく馴染みやすいのも特徴。
ちなみにこのガブリエルとは天使の名前のことです。新約聖書ルカの書及びマタイの書で、聖母マリアにイエスを身籠ったことを知らせた御使い(天使)の名前がガブリエルなのです。
大天使ミカエルと並んで聖書正典に名前の上がる高名な天使なので、ご存知の方も多いかと思われます。近年では漫画やゲームにも登場しますよね。
お告げというのは、先に述べたガブリエルがマリアに告げたイエスの懐妊のことです。これを
もう少し詳しく説明すると、乙女マリアの元にある日天使ガブリエルが現れ、「おめでとうマリア。貴方は神の子を身籠る。その子をイエスと名付けなさい」とお告げを下します。突然のことにマリアは驚き困惑しますが、やがて静かにそれを受け入れるというもの。
受胎告知のエピソードは古くから音楽や美術で取り上げられる劇的なシーンの一つです。有名なものだとあのレオナルド・ダ・ヴィンチも受胎告知の絵画を残しています。
このクリスマスキャロルも受胎告知の場面を歌ったもの。"彼の翼は降り積もった雪、彼の瞳は炎のよう"とガブリエルの姿を歌った歌詞がとても美しくて大好きな歌です。
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