愛を知った少女の物語

現在350話まで読みましたが、多少ご都合主義的というか粗削りな部分と思える箇所はありますが、非常に世界観が練られていて続きをどんどん読みたくなるような作品と言えます。未だレックスやアウローラの本当の名前は分かりませんし、ボレアスの名付けや造物主の名に宿る力など、作者が「名前」というものを重視していることがうかがえるので、どのような形で2人の「名前」が明かされるのか楽しみです。
 多少はweb小説を読んできた身の上としては、このレベルの作品にしては評価や感想数が全く釣り合っているとは思えません。そもそも人の目に付いていないことやタイトルが原因だとは思われますが、少しでも多くの人の目に付くことを願っています。