2日 エメはクリスマスを知らない 『ダンジョンマスターは〜』

 召喚ガチャの頁に「聖夜クリスマス限定」の文字を見て、エメは手を止めた。そういえばギルドでも飾り付けをした。でも。

聖夜クリスマスって何?」

 エメの呟きに、魔道書グリモワールが文字を綴る。

──雲の向こう精霊の世界祝祭おまつりです。

 ピンときていないエメに、アダンが口を開く。

「そういうの、大抵はダンジョン産なんだよ。あ、錬成課金は禁止だからな」


(140文字・ルビ除く)


□■□■□■□


『ダンジョンマスターはおとぎばなしを夢みてる』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054898472387


せっかくのアドベントカレンダーなので、クリスマスらしい話をと思って、やっぱり聖夜クリスマス限定召喚ガチャかなーと思いまして。

本編書いてる時も期間限定召喚ガチャみたいなものを考えてはいたんですが、ちょっと説明がごちゃつきそうだなとボツにしていて、良い機会なのでここで設定供養です。

後、ダンジョンから広まった言葉とか概念とか、もうちょっと丁寧に書いておけば良かったな、なんて今更思ったりもしてます。

(本編は、主人公のエメがダンジョン運営のために生活費を切り詰めて召喚ガチャするほのぼのストーリーです)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る