文学シルフさんより、全作者様作品への感想です。

【管理人より】

 審査員は大会終了後に原稿書きの仕上げを行なっております。なので、今大会の参加作品数は54作品ですが、終了後「下書き」に戻された作品・2作と、シルフさんの賞を受賞された朽木桜斎さんの作品、戯男さんの作品を除く50作品が、こちらの感想の対象となっております(同じ作者の作品はまとめての記載となっています)。

 また、今回お二人には匿名参加として来ていただいておりますので、応援・星レビューなどは送っていない場合がございます。いずれもご理解、ご了承くださいますようお願い申し上げます。



◇◇◇




 こんにちは。文学シルフです。この度は、大変楽しい企画に審査員という形で参加させていただきありがとうございました。素晴らしい力作を読ませてくださった作家の皆様にも感謝したいと思います。

 それぞれの作品について、ほんの一言二言ですが、私が読んで魅力に感じたところを感想として書かせていただきました。ひょっとしたら作者様の意図とは違う読み方や受け取り方をしているかもしれません。そこのところは、どうか広い心でお許しいただけるとありがたいです。

 




●『夏休み戦線、異常あり』『妻の料理』(羽座日出樹さん)

『夏休み戦線、異常あり』は、読みはじめた時は切ない三角関係のアオハルものかなと思ったのですが、まったく想像もしなかった方へと物語が大旋回! ずいぶんびっくりさせられたというのに、何事もなかったかのようなラストの数行が面白かったです。

『妻の料理』は、様子のおかしい妻の手料理を食べながら自分も少しずつおかしくなっていく「俺」に、読者も道連れにされる感じが怖い。私のようにホラーとして味わうのとSFとして味わうのとでは、また違う読み方ができそうです。



●『アテンションプリーズ』『うそつきマミカのお茶会ごっこ』『まずは安心してくれ。そのすきにお茶をかもし出すから』(七草すばこさん)

 七草すばこさんの個性溢れる三作品。活字なんだけれど感覚に訴えかけてくる、現代アートみたい。「なんだかわからない」と戸惑う一瞬があっても、そのわからない感がかえって刺激的で楽しい。



●『ゆるふわ』(春雷さん)

 友達も恋人もいない僕が出会った、綿毛のような白くて丸い地球外生命体「ゆるふわ」。物語全体にもゆるふわな霧がかかっているようで、出会いによって僕にもたらされた変化のどれが現実で、何が真実なのか? 最後まではっきり見えてこないのが切なかったな。僕は幸せになれたんだろうか?



●『枕の下からチョモランマ』(野村ロマネス子さん)

 紹介文に落研とあったので、自然と落語調で読んでいました。ラストに向けてどんどん盛り上がっていき、最後にストンとオチるのが快感! 誰の目にも留まりそうなタイトルもいいですね。



●『武装少女 アンチ I ドール』(日傘差すバイトさん)

 メカと少女とドールに注がれる作者さんの愛を、読みながらいっぱいに浴びられる作品。反対に虫嫌いのエネルギーが、とても殺虫場面とは思えない迫力ある戦闘シーンに昇華されていました。



●『オトボケ親子』(紫 李鳥さん)

「母ちゃん、母ちゃん」ではじまる親子のほのぼのと面白い会話は、舞台のコントでも見ているよう。たぶん読者が若くても年をとっていても、不思議に懐かしい気持ちにさせてくれます。



●『妖刀 兼鉄 ━━最後の獲物━━』(佳河 尋幸さん)

 妖刀と恐れられるほど人の命を奪ってきた刀が、どうしても斬りたかったものとは? 居合抜きの閃きのごとく瞬殺で読める一作。なかなかの斬れ味でござるぞ。



●『大魔王様は逃げられない ~異世界転生で大魔王になって苦労して育てた魔王が異世界召喚で来た勇者に倒されました。……え、これもう詰んでない?~』(真偽ゆらりさん)

 大魔王さまのうろたえっぷりが可愛かったです。魔王に大がつくのに戦闘力ナシだなんて、読者の私だって思いもしません。でも彼に、勇者たち一行は心を折られてしまうんですよね。なんと、金ダライ(!)が大活躍します。私はマルチエンディングシステムなるものを初体験したのですが、いろいろなエンドを楽しめて面白いですね。



●『酒姫 ~異世界で大吟醸に醸す純米ラブストーリー~』(米太郎さん)

 南部美人さんに麦姫ちゃんに泡盛ちゃん(私のイチ押し)。お酒×アイドルの、一見とても華やかだけれど、所属している酒蔵のため、総選挙のため、日夜頑張っている女の子たちの物語。日本酒が好きな人なら、その分、銘柄から余計にイメージが膨らんで、女の子に注ぐ視線も熱くなるかも。



●『テノール気取りのバス野郎たち』『僕とフリマと校庭で』『里際の子どもたち・絵画コレクション』(崇期さん)

 ユーモア小説を愛する崇期さんの作品。崇期さんの書かれる「笑い」には、やはり崇期さんならではの、ほかの作家さんにはない色合いのようなものがあると感じています。うまく言えないけれど、鋭い観察眼や洞察力に培われた土台がまずあって、そこから醸しだされる品のある愉快さ、面白さに惹かれます。タイトルからしてもう、スパイスが効いてますよね。お気に入りは『僕とフリマと校庭で』。元の楽曲を巧みに織り込んだ僕のおしゃべりに、私の心はあっと言う間に不思議な世界に誘われました。タイトルからの繋がりで、諸星大二郎さんの描かれるイラストのイメージで浮かんできました。



●『影の学校』『シューズ』(m.orionさん)

『影の学校』は、本体から分離した影が代わりに仕事をしてくれるという設定が妖しくも面白く、心惹かれました。影たちの現れた学校の描写が、とても幻想的。頭のなかにモノクロのイラストで思い浮かべてみると、ちょっと怖くなります。学校の日常をもっと覗いてみたいです。一方『シューズ』は、短いなかにも「えっ?」と声をあげたくなる、驚きの三連発をお約束します。



●『カニ美人』(Megさん)

 事故をきっかけに人間の顔がカニに見えるようになった男の語。彼がどんな人生の結末を迎えるのか、物語を追いかけずにはいられませんでした。読み終わった後に教訓めいた何かを感じ取ってしまうところは、イソップ物語や日本の昔話のようです。



●『さきちゃんの受難』(矢向 亜紀さん)

 妖怪×ガールズトーク。会話のひとつひとつがよく練られていて、妖怪の彼女たちの存在が、コロナの蔓延する現代社会からまったく浮いて感じられないのが巧いと思いました。私の隣にも、彼らはこっそり暮らしていそうです。★評価をつける方がたくさんいらっしゃるのも納得です。「いくら小豆を洗っても、それが小豆を洗う音だと人間に気づいてもらえない小豆洗い」とか、可笑しくも哀しかったな。



●『ジュゲム』(ハヤシダノリカズさん)

 作者さんが漫才の脚本みたいとおっしゃっているように、誰か好きな漫才師を頭の舞台に立たせて演じてもらうと、いっそう楽しいかも。ジュゲムが何かを知りたくて一気に読んでしまいました。概念を拾うとか、拾った概念に名前をつけることで命が吹き込まれるとか、なんだか哲学的な味わいもあります。



●『漫才 夏休みの宿題』『1999年の7月、空から恐怖の大魔王が落ちてきた。』(超時空伝説研究所さん)

 漫才って、並んだ文字を見るだけでも頭のなかに心地よいしゃべりのテンポが刻まれるんですね。『夏休みの宿題』は、世代に関係なく共有できるテーマのおかげで私も最初からするりと入っていけたのが、楽しく読めた理由のひとつかもしれません。

もう一作は、ノストラダムスを知っている人なら誰もが気になるあの「恐怖の大王」の正体に迫った怪作。「日本の心臓は今もアンゴルモアに守られている」。この真実の意味を知りたくば、さっそく読んでみるべしです。



●『耳なしホーイチ』『般若(ぱんにゃー)━「かぐや姫はスイッチを切り替えますか?」と聞いてくる━』(田中ざくれろさん) 

 最初の一作は、令和版の耳なし芳一。本家の怪談のストーリーを知っている人は多いでしょうが、でも、だからと言って面白さに欠けるなんてことはまったくありません。現代を舞台に高校生たちが主人公だとこうなるのねと、ラストのオチまで楽しく読めました。

『般若(ぱんにゃー)』は、参加作品のなかで一番ボリュームがありました。だからでしょうか。読みごたえがあった分だけ主人公の薫子に感情移入してしまいました。ある日突然、自分の世界から消えてしまった親友二人を、まるで恋をするようにいつまでも想い続ける彼女の切なくも強い気持ちが、読み終わった後も心に残ります。薫子は自称ブスで性格も下品な最低の女だけれど、つい応援したくなる一途さ、一生懸命さを秘めた可愛いキャラです。



●『吾輩は夏休みである。』(おくとりょうさん)

 幻想とユーモアの魅力比で言えば、私には幻想の方が勝る作品でした。「読んだ人の頭の中が、ぐるぐるチカチカすればいいなあと思っている」との作者さんのお言葉ですが、大成功ですね。でも、いくらぐるぐるチカチカしても、言葉の選び方といい、縦横無尽に構築されたストーリーといい、私には絶対に描けない世界なので、余計に読みたくなってしまいます。



●『ヤケ酒あずきの掌編置き場 ~生存報告用~』(ヤケ酒あずきさん)

 安定した筆力でホラーもSFもエロチックなお話も読ませます。性描写は読者を選ぶかもしれませんが、私はエロな題材をどう料理するかにも作者の個性が光ると思っていますので、ドンとこいでした。



●『ストーキング・マトリョーシカ』『徒然なるカオス(ウサギ様は無言 編)』(猫とホウキさん)

 猫とホウキさんの二作。どちらも、面白さのなかに漂う密やかなホラー感が好きです。ストレートな恐怖とは違い、なんとも言葉にしがたい独特の怖さに精神を蝕まれます。二作ともラストの一行、二行を読んだとたん、胸が薄ら寒くなりました。



●『想像堕胎』『発掘』『遅延』(高黄森哉さん)

 悪趣味、不条理、シュールものが好きという作者さんの書かれる世界は、簡単なあらすじ紹介などはとてもできそうにない、それこそが魅力だと感じました。たとえばシュルレアリスムの絵画を眺めて首を捻る時のように、そこに何が描かれているのか自分なりの答えを見出そうと考え込んでしまう難しさが、また楽しみでもありました。



●『ランチタイム』『土中記』『レイクサイドキャンプの奇蹟』(つくおさん)

 生者と死者のあわいを漂う空気感とか、土の中をどこともわからない場所へと続く長い長いトンネルとか、死体を埋めようとした穴から現れた鬼とか。幻想的なシーンは幾つも重なりあっているのだけれど、私にとっては奇譚、恐怖譚としての面白さの方が強く心に残りました。行間から滲むなんとも嫌な感じ、絶望的な気分が、いつまでも尾を引きます。特に『土中記』は怖い。ラスト四行でぞぞぞっと。



●『ニ短調のカルテ』『、と言いました』(友未 哲俊さん)

 私にとっては、なんとか背伸びをしてでも触れてみたい、良い意味での高尚な輝きのある作品でした。作者さんに文学だけではない、音楽や美術や……。芸術全般についての深い知識や熱いこだわりがあるからこそ生まれた作品ではないでしょうか。加えてエンタメの要素も忘れられていないので、決してとっつきにくくはないのです。『、と言いました』の一話目に出てくる渚での情景描写は、まさに幻想的で印象に残りました。



●『信彦くん、結婚の挨拶に行く』『ゾンビはハロウィン・パーティに出掛けたい!』(トモユキさん)

 現代ドラマと異世界ファンタジーと、舞台は違っても、どちらも楽しいコメディ作品です。結婚の挨拶をめぐるドタバタ物語の方は、親も子もゲームを楽しむ世代では、実際こんなハプニングも起こりそう。もう一作は、「ハロウィンのある世界に転生したいのに、異世界にはハロウィンがない」という、読者のほとんどが気にも留めていなかっただろう問題を設定として生かしているのが面白かった。最後のゾンビに対する女神様の采配は、なかなか粋でした。



●『シニガミ・インターン』(ぎざぎざさん)

 死神見習いの青年の奮闘ぶりが楽しめる一作です。先輩の死神といい悪霊といい主人公を囲む面々は、美人&可愛いだけでなく一癖も二癖もありそうな女性たちばかりなので、この先も絶対何かが起こりそう。彼が一人前になるまでのあれやこれやも読んでみたい。死神の働きぶりを知る、お仕事小説としての魅力もありました。



●『カレーライス修理工 角田拓三』『尻神輿D』『コスラ』(ポテろんぐさん)

「いったいどんな人が書いているんだろう?」思わず作者のプロフィールを確かめに飛んで行きたくなるような傑作ぞろいです。プロの仕事ぶりを追う某ドキュメンタリー番組とか、走り屋が主人公の人気漫画とか、有名特撮映画とか。何かしらのパロディの顔を持ちつつも、もうすっかりポテろんぐさんにしか書けない小説作品に仕上げられているのがスゴイです。登場人物たちの会話が物語の強力な推進力になっていると思いました。読者にそうとは感じさせずによく考え、創り込まれているのだろう台詞のひとつひとつが、笑いの爆弾になって炸裂します。



●『ピースリアン』(負け犬アベンジャーさん)

 自分が宇宙人に抱いているイメージが、いかに単純でパターン化しているのか、読み進めるに従ってじわじわ思い知らされるのもまた愉しい作品でした。悪意にさらされると震えだす宇宙人・ピースリアンは、その様子を想像すると可愛かったのですが、彼らをショック死させないよう危機的な場面を懸命に切り抜ける主人公には毎回クスリとさせられ、また、ホッともしました。作中に出てくる「糸風」という気象現象を、実際見てみたいものです。きっと、とても幻想的で美しいに違いありません。



●『行倒れ神に捧ぐ解決案』(十余一さん)

 読後感は、とってもほのぼのなコメディ。見かけは薄汚れてくたびれていても、火の神としてのプライドは決して曲げない竈の神様がかっこ良かった。行き倒れの人に駆け寄り声をかけるような優しい主人公が、神様の苦境を理解しようと努め、さり気なく力になる様子が、ほのぼの度をさらにアップさせていました。



●『甲賀忍者と法力童女 VS 暴れ大蟹 ~異聞・東海道土山宿蟹ヶ坂奇譚~』『風説研究会』(淡海忍さん)

 時代物は私も好きなジャンルなので、とても楽しめました。原作となった昔話があるとのことですが、参考資料のページを拝読すると、下調べをきっちりなさって書かれたことがわかります。こうして物語の土台固めに時間と手間を惜しまなかったからこそ、エンタメ作品としての面白さが際立つのだなあと、勉強にもなりました。大蟹に苦戦する忍者たちを助けに現れた二人━━自分の背丈より高い錫杖を手にした童女・愛妙と、その用心棒、痩身の侍・椿と。並ぶとほんと、絵になりますね。

もう一作の『風説研究会』は、

「逮捕権のない人間が暴力によって犯罪者を制圧しているとしたら、法律を基準に考えれば、それはもう立派な犯罪じゃないか。ヒーローも悪党じゃないのか?」

 実は誰もが心のどこかで思っているけれど、見て見ぬふりをしているテーマをさり気なく取り込み、楽しく読ませてくれる作品でした。

「風説研究会」、すなわちこの世の中のありとあらゆる噂話を集め検証する会が活躍するだけあって、物語の要所要所に出てくる都市伝説も興味深かったです。妖怪ポストならぬ風説ポストに手紙を入れれば現れる胡散臭い紙魚川くんが、私のお気に入りです。



●『月の座』(杜松の実さん)

 読みはじめてすぐ、私のイメージする幻想小説そのものだと感じた作品です。言葉のひとつひとつが作者さんの感性で磨かれた小さな宝石みたいで、それらが連なり描き出す月と星の世界は、しんと静かな輝きに満ちていました。でも、いつまでもその美しさのなかに浸っていたいと思っていたところが、突然、その伽想空間に手を掛け、覗き込む存在=「僕」が現れたのです。僕は空間の創り手、つまりは小説の書き手でもあるのでしょうか。幻想の箱を、もうひとつの大きな幻の箱で覆ってでもいるような不可思議な味わいは、ほかの参加作品のどれにもないものでした。



●『アホの会話』(それ さん)

 三人の男子高校生の会話だけで進むお話。話数を重ねるたびに作者さんの筆のノリもよくなるのか、どんどん面白くなっていきます。彼らのおしゃべりに思わず噴き出すのか、共感して頷くのか、苦笑するのか。読者の年齢や性別でも反応が様々に違ってきそうです。私のようなおばさんには、とにかくそのアホさかげんが可愛いかった。年を重ねるにつれ、くだらないことで真剣に意見を交換したり素直に笑ったりすることが少なくなってくるからかな。タイトルのアホの前に「愛すべき」と入れたい気分です。



●『みりん、キッチンにて沈没』(百目鬼 祐壱さん)

 タグに純文学とありました。私にとっての純文学の味わい方は、その作品世界から自分なりに何かを感じ取ること。それは喜怒哀楽の感情に訴えかけてくるものとはどこか違っていて、ささやかな気づきのようなものです。今まで視界に映っていなかった何かに目を向けさせてくれる。

 この物語のなかで描かれているのは、記憶でしょうか。過去の記憶と現在の記憶、自分の記憶と他人の記憶。知らないうちに、しかも簡単に混じり合ってしまう、実はとても脆くて不確かなそれを誰もが心の拠り所とし、大切にしているとしたら……。そんな人間というものを愛しく思い、なぜかほっとしている自分に私は気づかされたのでした。

 頭に刻み込まれるような印象的な言葉やフレーズを見つけられたのも、この作品を読んでの嬉しい収穫でした。たとえば、「すっかり狭窄になってしまった思い出の覗き穴」とか。確かにそうですよね。哀しい実感が湧いてきました。



●『怪奇!梨人間』(諏訪原天祐さん)

 主人公の「ぼく」の前に現れた梨の妖精は、妖精なのに名前はジョンで、しかも筋骨隆々としているというのです。自分のイメージからは遠い、ちぐはぐな姿がおかしくて、私はクスクスしてしまいました。でも、笑っていられたのは最初のうちだけでした。世界で一番美味しい梨を作るにはどうすればいいのか? どうしてリンゴを食べてはいけないのか? 読み進めるにつれその答えが明らかになり、笑っているどころではなくなりました。私、タイトルの梨人間とは梨の妖精のことだと思い込んでいたんですよね。違っていました。最後に「ぼく」が変えられたソレこそが、私には真の梨人間に思えてならないのでした。


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