第1章 13話 正体そして・・・・

放たれた魔力の正体は攻撃系だったが相手に対して殺傷性のある

魔法ではなく、寄せ付けない目的で使用される類の魔法だった。

魔力の込められた空気の塊を打つけられる魔法なのだが、魔力の

膨大さから十分な効果があった。

どうやらリケッツは魔法の特性を見抜いていたらしく危険が無いと

判断し突進したのだろう。


『これやな、この穴から放たれとるよってワイが穴を押さえてさかい

 結界魔法で固定しなはれ』


『も〜いつも無茶ばかり言うのね、人使いが荒いんだから・・・』


 その様子を僕とアバンは見ていたが結界で塞がれたと同時に

穴を覗き込むリケッツとメーディアの下に向かった。


『見てみなはれ、こないな事は初めてやな・・・見てみ』


『これは・・・』


 その穴の向こうには広い空間があった、空間??別世界??

良く観察すれば広大な風景があったのだ。

ま、僕も異なる世界から来たわけで驚くのも今更か・・・

この事はメンバーには話していない、シャナとリケッツだけが

知る秘密だ。


『ユウ、ちょっと聞きたい事あるんやけど、こっち来なはれ』


 何となくだがリケッツに呼ばれる様な気がしてた・・・

リケッツは僕が異世界人だと知っている、だから今目の前にある

世界が僕が来た世界と関係あるのか確認したいのだろう。


『これ、どないや?関係あるんか?』


『この風景は僕の記憶には無いよ、こんな赤黒い空なんて初めて

 見たよ、それに少し危険な感じがするんですけど・・・』


『ちょっと二人で何をコソコソ話してるの?何か知ってるの?』


『何でもあらへんよ、三人もこっちに来なはれ、どないするか

 決めるさかい』


 僕たちは今後の行動を話し合った、今の状況は入口を結界魔法で

固定しているが状態は安定している。

短時間だがリケッツは結界から向こうに侵入し行動に支障無いのを

確認した。

リケッツは調査する事を主張したがメーディア、カルロス、アバンは

一度引き返しギルドに報告してから体制を整えて調査する事をリケッツ

に進言した。

僕は危険は避けたい・・・生活も軌道に乗ってきたし、守るべき家族も

増えたし・・・それにギルドに報告するだけでも依頼は達成にならない

のだろうか?


『そやな確かにリスクはあるやろな、報告だけやから報酬は減らされる

 が一応達成扱いになる。

 でもワイはこの先が見たくなったんや、一人でも行くさかい、ここで

 待っててや』


『待ってるなんてできないでしょホントに・・・困った人ね』


『おい、俺等がお前一人に行かせるわけないだろうが。あ、ユウは無理

 すんなよ、まだ新婚なんだしよ』


『私もシャナさんに怒られたくはなくてよ』


『そやなユウは無理はせんように』


『みんな聞いてくれ僕だって仲間なんだから一緒に行くさ、シャナだって

 そこは理解はしている、気遣いは嬉しいよ』


 みんなの気持ちは嬉しいけど、ここに一人でいる方が危険な気がするよ

それに僕も少なからず興味がある、何となくの印象だが魔界って雰囲気

だし、魔族なんて居たりして・・・怖いけど見てみたい。


『ほな行くで、メーディアはん用心や結界用のアイテム持つとったよな?

 それも設置しといてや、閉じたら洒落にならんさかい』


『も〜リケッツったら、あれ高いのよ!報酬の分前は考慮してよ』


『わかっとるがな、頼むで』


 僕たちは警戒しながら穴の中へ侵入した、赤黒い空は何処までも

続いていた、気候的には此方の世界よりも暖かく感じるが少し

生暖かいと表現した方が正確だ。


『なかなかオモロイところやな、近くには人の気配はないわな

 皆はどうや?』


『そうね、私の探知魔法にも反応は無いわ、アバン殺気は?』


『今のところ殺気は感じられない』


 流石一流の面々だ、危険察知に関しては僕は完全に戦力外だな。

でもこの空間は今回の調査依頼に関係しているのは確かだと思う。

先ほど魔力が放たれた事を考えると誰かが居るのは間違いない、

それにこれ程に広い空間に誰も居ないと考える方が無理がある。

そんな事を考えていると遠くに揺らいでいる影が見えた。


『リケッツ!この先に揺らいで影が見えるよ』


『ほんまか?どこや』


『ほらあそこ、向かっている方向の50mくらい先だよ』


『ワイは見えへんけど、メーディア達は見えるんか?』


『私にも見えないわ、カルロス、アバンは見える?』


『『見えないな『』


 なぜ僕にだけ見える・・・こう言っては何だが僕は異世界人

だけど、彼らを凌ぐ様な特殊能力は無いと思う。

何でだ???

でも見えているのは僕だけで対応できるか分からないが、それでも

何か対応しないとな。


『よう分からんが見えてんのはユウだけや、調べてみてや』


『わかった、やってみる』


 僕は揺らいでいる影に近づいて行く、半分ほど詰めたところで

影が人の形に見えてきた。

でも実体が確認できない、このまま近づくのは危険な気がする、でも

正体も分からない状態で下手に攻撃するのは何か短絡的だよな・・・

攻撃的でない魔法はアイスミストくらいしか使えない、試してみるか。


『(アイスミスト!)』


 周りを囲むように徐々に影を包んでいく、次にミストの濃度を濃く

していくと温度が下がり始めた、すると影の揺らぎが治まりだした。

影に視覚阻害の効果があったようで弱まった事でリケッツ達にも

見えてきたようだ。


『おお見えてきよった、ユウ、良くやった! ワイも攻撃に参加

 するで〜』


『待って! 相手には攻撃する意思は無いように思う。

 もう少し様子を見よう』

 

『よー分からんがユウが・・・任せたで、皆もええか?』


『『『任せた』』』


 何か信頼されてるのか投げやりなのか微妙は返答だったが

良しとしよう。

僕には攻撃の意思と言うよりフラフラと漂ってつ感じにしか

感じられないのだ、僕にしか認識できなかった理由は分からないが

この有利な条件で攻撃しないのは始めから攻撃の意思が無いと僕は

判断した。

 さて、皆に任されたがどうするか・・・

今は揺らぎも治まり棒立ちしている様に見える、このまま近づいて

確認するしかないよな・・・用心の為、アイスウォールを展開しな

がらの接近だな。

ゆっくりと接近し影まで20mの所まで近づいた時、影の中に人の

様なシルエットが見えた。

目を凝らすと女性の様に見える、しかも頭部に角があるような・・・

それに影の様な物は彼女自身から発せられる魔力だと感じた。

 この風景、頭部の角、魔力となれば「魔族」だよなたぶん。

異世界、魔族ときたら敵勢力のボス的存在だし、一度戻って対策を

立てた方が良いな。


『どないや?ユウ』


『それなんだけど、女性の様な人影が見えたんだけど、頭部に角が

 あってさ・・・魔族?って存在してるの?』


『いるで、滅多に遭遇はせえへんけどな』


『私も見た事は無いけど噂話は聞いた事あるわね、カルロス、アバン

 はどう?』


『何処かで話に聞いたくらいだな』


『俺もだ』


 どうやら魔族は存在しているようだが滅多に会えない存在らしい。

であれば危険性は不明なのかな?


『リケッツ、魔族は危険な存在なのかい?

 先ほどより接近して調べないと状況判断だできないと思うんだ』


『そやな・・・ワテの知ってんのは魔族が危険っちゅうのは無いな

 人族や獣人族なんかと同じやしどんな種族にも危険な奴はおるで

 皆はどうや?』


『そうね〜私も危険な種族とは聞いた事は無いわ、魔力は独特な

 物を持っていると聞いた事はあるけどね』


 ここまで話を聞くと絶対ではないが危険は少ない感じだが

無警戒で近づくのは愚かだろう、どうするかな・・・

そんな事を考えているとリケッツが話始めた。


『今度はワイも行くさかい、正体を確かめようやないか』


『じゃ、行きましょう』


 リケッツも来るなら心強い、残る問題は纏っている魔力を

何とか消さないとな、アイスミストを強めに直接当てれば

消えるだろうか?

確信は無いが今の僕の使える魔法の中で使えそうな魔法だしな。

ダメならリケッツに任せよう。

 

 僕はリケッツがいる安心感から一気に接近し魔法を放つ。

今度のアイスミストは液体が凍結する強さだ。

目論見通り纏っている魔力の消去に成功した、見えてきたのは

頭部に角がある少女だった。

僕たちは立ち止まり現れた少女を見つめていた。


『リケッツ、少女だよね・・・今のところ危険は無いと思うけど

 どうしようか・・・』


『そやな〜相手は女の子やし、ここはメーディアに任せるか・・・』


『お〜いメーディア! 来てや』


 その案は正解だと思う、女性と言う以外にも理由が・・・

何か薄い半透明な生地の布を纏っているだけで男にはちょっと

目のやり場に困るのだ。

特に危険が無ければメーディアに任せるのが良いと思う。


『何???え!、ちょっと向こう見なさいよ貴方達』


『これを使ってください』


 僕は収納魔法で持ってきた毛布をメーディアに手渡した。

それにしても変わった衣装だな、どんなに種族が違えど彼女の

衣装は特殊だと思う、何となくだが儀式用の衣装って感じだ。

 メーディアは手渡した毛布で体を覆い近くにあった倒木に

座らせ僕たちは彼女の前に立った。


『リケッツどうする? 話しかけるにしても、魔族の言葉って

 僕たちは理解できるのかな?』


『大丈夫やろ、魔族はな言語が違っても魔力で理解しよる』


 何か凄いな・・・僕も欲しい能力だな、でも安心できたよ

始めは挨拶かな?意識が有るか確認したいな。


『ねえ君・・・僕の声が聞こえるかい?』


 僕は繰り返し彼女に語り掛けた、何度語り掛けたか・・・

数分後に彼女の体が少しだけ動きがあった。


『大丈夫かい?』


 すると彼女の目がゆっくりと開き、僕を見つめてきた。


『!!&%0−−%#@#0−』


『僕の言葉は分かるかい?』


 彼女は少し考える素振りを見せ、その後話し始めた


『貴方は誰?、ここは何処?』

 

『僕はユウ、何と言うか・・・冒険者かな?、ギルドからの

 依頼でこの場所を調査しに来たんだけど、場所と言うかこの

 空間については僕たちも良く分からないんだ。

 もし、貴方がこの空間の事を知っていたら教えてほしいな。

 後ろに居るのは僕の仲間だよ』


『貴方達の事は理解した、私に危害を加ないなら私は攻撃は

 しない、この空間は魔族に伝わる古い魔道具で作った。

 理由あって身を隠している、何故に我と接触した?』


『何故って・・・僕たちはこの地に調査に来たんだ。

 ここに住まう住人多数が行方不明となり先行して調査を行って

 いた調査隊も音信不通となり僕たちが調査に来たんだよ。

 君は何か心当たりは無いかな?』


 彼女は少し考える素振りを見せた。

この状況は少なからず彼女が関係してると思う、何か聞き出せると

良いのだが。


『ああ・・・なるほどな。良いかよく聞くのだ、この空間は我を

 守る為の空間結界じゃ、お主等が何事もなくこの空間に存在でき

 るのは入ってきた穴に空間を固定した魔法が通り抜ける際に

 肉体を守る役目も果たしたのであろうな。

 それが無ければ肉体は崩壊する、行方不明の者たちは生きては

 おらんじゃろ』


 その話が真実なら・・・いや真実だろうな、生存者は全て死亡と

報告するしかない。

こうなった原因は穴の存在だ、ギルドの調査依頼を考えると穴は

最近出来たと思われるがそのあたりを聞いてみるか。


『この穴は貴方が出現させたのか?』


『そんな事は知らんよ、我はここに身を潜めていたに過ぎぬ。

 隠れている状況で侵入を許す事になろう穴など作る理由は

 無かろう・・・じゃが、予測出来ん魔力の揺らぎが原因で

 意図せず穴が空くことも否定はせんが』


 なるほどな不可抗力で出来た穴の影響で多く被害者を出したが

この世界は魔法など超常的な力が存在している事で、自分の身は

自分で守ると言う基本的な常識がある。

害意による殺戮は別だが魔力暴走などで命が奪われる事はよくある

事らしく罪に問われる事はあまり無い。

この世界は命を軽く見ているのではなく、世界観の違いによる

常識の様な感じだ、僕も始めは戸惑ったが今は受け入れている。


『聞いた通りだけど、このままギルドに報告って事で解決だよね?』


『そやな、魔族絡みの魔力が原因やし報告で終わりやな・・・皆も

 ええな』


『仕方ないと思うわ、巻き込まれた方は可哀想と思うけど、これは

 私達に何か出来る訳でもないでしょ? 私はリケッツに賛成』

 

 その後カルロス、アバンも、そして僕も同意した。

しかし問題も残った、魔族である彼女の存在である。

ギルドに報告する場合の証拠として彼女から証言が必要になるのだが

彼女がこの場所から離れてしまったら空間結界は消滅するそうだ。

もう一度空間結界を発動するためには膨大な魔力を必要とするらしく

当時は30人の魔族でこの空間結界を設置したのだそうだ。

なので彼女一人では数年かかるらしく、それまでの彼女の生活を

どうするかが問題となった。


『この様な場合はギルドは引き受けてくれないのだろうか?』


『ユウ、ギルドはな慈善団体やないし、相手は魔族やからな・・・

 間違いなく押し付けられるわな』


『私は無理だからね・・・』


『俺も無理』


『同じく』


『わてかて無理や、次の仕事が待っとる』


『え〜〜僕だって・・・』


 困り果てた所で彼女が会話に入ってきた。


『何じゃお主等、妾を放り出すつもりかえ・・・無理やし結界から

 出しておいて無責任ではないかえ。

 詳しくは語れぬが妾は隠れていなければならんのじゃ。

 なんとかせい!』


 この流れは僕が何とかしなければならない流れだよな・・・

しかし僕が一人で決めて良い理由ないし、家族と相談しないと怒られ

そうだよ。

それに魔族だし・・・大丈夫かな?


『分かったけど僕だけで決める事は出来ないよ、家族と相談させて

 ください』


『そやろな・・・よし、ユウが相談してる間はワテらがここで

 この魔族さんを預かるよってな、皆もええか?』


 他のメンバーもリケッツの提案には賛成だった、僕は急ぎ帰宅し

この事を家族全員と話し合った。

アンナと子供達は賛成してくれたが、シャナは少し不安な様子だった。

魔族でもあり年若く見える容姿が不安になったのだろう、そこで預かる

条件として増築し、そこに住まわせる事だった。


 でも良く考えてみると我が家の状況は異種族が集まっている

人族にエルフに獣人そして魔族、まるでコスプレ家族状態だよね・・・

大丈夫だろうか・・・


僕は家族の了承を得てリケッツの下に戻り彼女を連れて家路についた。

リケッツと他のメンバーはギルドに報告と報酬を受取に行くので別行動

となった、僕の分の報酬は届けてくれるらしい。

気になるのはギルドの彼女に対する対応である、僕が引き取る事を容認

するのだろうか?

結界内には戻すのは簡単ではなく、それに理由があり身を隠してる

そこを考えると匿うにもリスクがありそうだ・・・

その辺もリケッツに相談したいところだが今は考えてもしかたないな。


 彼女を連れて戻ると部屋の増築は終わっていた、ズムコ流石仕事が

早い!頼りになる建築屋だ。

そして大切な事を忘れていたのに気づいた、それは彼女の名前を聞いて

いなかったのだ、一緒に暮らすのだから聞かないとマズイよね。

途中で購入した生活用具を部屋に置くと夕飯時になったので一緒に食べる

のか聞いたが今回は部屋で一人で食べたいらしく別々の夕食となった。

食べ終わった頃に来て名前を聞くとしよう。


『食事は美味しかった?』


僕は彼女の部屋に来ていた。


『うん、美味しかったよ』


『これから一緒に暮らすのだから名前を聞いても良いかな?

 会話するのに不便だからさ』


『シェルファ』


『シェルファ、僕はユウ、よろしくね、今日はゆっくり休んでね

 家族の紹介は明日するから』


『わかった』


 彼女は移動と緊張からなのか多少疲れている様に見える

それにシャナ達ともう少しシェルファの事を説明しなくてはならないし

できればシェルファが隠れている理由が聞ければと考えた。


『もし差し支えなければシェルファが隠れている理由を教えて

 ほしい、家族に危険が及ぶようなら対策をしないといけないしね』


 しばらく考え込んでいる様子、やはり危険なのだろうか?

リケッツには預かる事を承諾したしな・・・危険なら家から離れた場所で

僕とリケッツ二人で対処する事も考えた方が良さそうだ。


『・・・・・・・・私は・・・・ある事から逃げているのです。

 私はシェラウ魔王国王女なのです・・・』


 シェルファの話だと王国の王位継承争いに巻き込まれたらしく

それで隠れているらしい。

彼女は第一王女であり王位継承権第2位、兄の第一王子が王位を継ぐ

はずだった。

魔族の世界では実力のある者が王位を継ぐのがよくある事でそこに

男女の区別は無いのだそうだ。

彼女の魔力、魔法レベルは非常に高くシェルファを時期国王に押す

声が高まってきた事で兄の派閥から命を狙われた。

彼女の側近達は武に精通した者が少なく守りきれないと判断し隠す

事でこの争いから遠ざけようとしたらしい。

ここまでが彼女の記憶でその後の事は分からないらしい。


 正直この状況は僕には荷が重いと感じている、現在進行系で狙われ

ているのであれば家族にも危険が及ぶだろう。

でも僕がここを離れ調べに行くのは避けたいな、家族が無防備になって

しまう。

ここはリケッツに調査を頼むのが良いだろう、状況を説明すれば

引き受けてくれると思うしね。


 でもこの状況で家族に説明するのは難しいな、ある程度は真実を

隠して話す事にしよう。


『シェルファ話は分かった、でもこのまま家族に話すには刺激が

 強すぎると思うんだ、王女である事、王位継承の事も今は伏せ

 させてくれ。

 魔法実験中に魔力暴走で空間に閉じ込められて事にしたいけど

 どうかな?』


『それでいい・・・でも貴方達を危険な事に巻き込むかもしれない』


『その辺の事情と調査を僕の仲間に頼む事にするよ』


 その後、家族に事情を説明し彼女の事を受け入れてもらった、

数日後にやってきたリケッツには魔王国の調査を頼んだ。

王位継承とかゴタゴタが解決してると良いのだが・・・


『それで私はここで何かしなくてはいけないのでしょうか?

 私は貴方達の事を何も知らんでの・・・』


『そうだな、特に無いんだが・・・何かしたい事とかあるかな?

 まだ来たばかりだ、焦らないで徐々にね』


 こうして彼女との生活が始まった。





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